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授業中にニヤニヤ!!高校の教科書で読める男同士の激アツ感情!漢文の授業は萌えの宝庫♥

2020/01/04 10:10



漢文はつまんない?やる意味ないし…と思っている現役高校生腐女子に告ぐ!実は漢文はBL的萌えの宝庫なんです!今回は教科書で触れられる、萌える漢文を四つ厳選してご紹介します!教科書をお持ちでない方は図書館で読めますよ♥


ツーカーな親友、君がいないのなら…
『知音』(『呂氏春秋』より)

 
ストーリー
伯牙(はくが)と鍾子期(しょうしき)は親友。伯牙が琴を奏で、鍾子期がそれを聴いていました。ある時伯牙が泰山のことを考えながら琴を奏でると、鍾子期は「素晴らしいな、琴の音色は。大きく高く、まるで泰山のようだ」と言い、ある時伯牙が流れる川を想いながら奏でると鍾子期は「素晴らしいな、琴の音色は。勢いよく流れるようで、まるで流水のようだ」と言います。そののち、鍾子期がなくなると伯牙は「世の中に(自分の)琴を聴かせるべき人はいない」と思い、琴を壊して弦を断ち、二度と奏でることはありませんでした。

実際に高校の授業で習った時、筆者は思わずあたりを見回して挙動不審になりました。言葉なくとも通じ合うツーカーな二人…これはすごいブロマンスだ!と感動し、以来漢文で萌えた話をするときには『知音』を例に話しています。

友の仇を討つ!芯の強さに心打たれる
『荊軻』(『刺客列伝』より)


 (ちょっと長い)ストーリー
強大になっていく秦国の勢いをとめようと燕国の王は暗殺者・荊軻(けいか)に秦国・政(のちの始皇帝)の暗殺を依頼します。しかしそれは危険な任務でした。計画が上手くいくように彼の親友、高漸離(こうぜんり)は得意の筑(ちく)を奏でて見送ります。しかし、計画は失敗してしまい、荊軻は死亡。燕も秦の怒りを買い、滅亡することに。高漸離は燕から逃れると荊軻の仇を討つ為に名を変えて潜伏します。

そののち…

秦が天下統一し、政が始皇帝と名乗るようになったころ、筑の名手がいるという噂が始皇帝の耳に入ります。始皇帝は高漸離の筑の腕前に惚れこみ、召し抱えることに。始皇帝は彼があの荊軻の友だったと知っても離しがたく、高漸離の目を潰して傍に置きます。そんなある日、高漸離にとって絶好の機会が訪れました。始皇帝から二人きりで筑を奏でてほしいと言われたのです。高漸離は筑の中に鉛球を仕込み、始皇帝暗殺計画を立てます。演奏している最中、渾身の力で鉛球を始皇帝に放ちますが目が見えないこともあり、計画は失敗。捕らえられ、処刑されてしまいます。

友の仇を討つため、技を磨いてその時を待つ高漸離の芯の強さ。高校時代の筆者は彼の心意気に心打たれていました。そして今となっては仇相手の傍に侍るというのが少々NTRっぽくてエッチだなあ…と。

どんな時も友情が揺らぐことのない幼馴染
『管鮑の交わり』(『十八史略』より)


ストーリー
中国春秋時代、斉国の宰相であった管仲(かんちゅう)と鮑叔牙(ほうしゅくが)は幼いころから仲良くありました。鮑叔牙は管仲が商売の分け前を多くとってしまっても、管仲のために迷惑を被っても、管仲が戦から逃れてきても決して悪口を言いませんでした。鮑叔牙は管仲のことを良く知っていたからでした。のちに、管仲を斉国の君主に推薦したのも鮑叔牙でした。管仲も「我を生む者は父母なり、我を知る者は鮑叔なり(私を産んだのは父母であるが、私を理解するのは鮑叔牙だ)」と言い、二人の友情は生涯揺らぐことはありませんでした。

懐広し、鮑叔牙。幼馴染の絶対の信頼というのはアツいです。ズルしてもどんなに失敗しても、そして恥だと周りから言われようが両手を広げて全てを受け止めてくれる幼馴染…「世界がお前を嫌っても俺だけは味方だ」の範例がここにありました!!

ライバル関係から、命を預ける親友に
『刎頸の交わり』(『史記』より)

 (ちょっと長い)ストーリー
藺相如(りんしょうじょ)は食客から趙国の宰相まで上り詰めた頭脳の人。『完璧』や『黽池の会』で趙の国の名誉を守ったその功績が評価され、異例の出世を遂げます。しかしそれに不満を持ったのが歴戦の勇将・廉頗(れんぱ)。戦闘において出世した自分と相如を比べ、「藺相如は口先だけで自分より上の位についた」と言い、さらに「会ったら辱めてやる」と言い続けました。相如は廉頗が実直な性格であることを知っていたので実際に自分を辱めるだろうと考え、廉頗に会わないように徹底します。

しかし…

相如はある日、部下達から気弱な態度が目に余ると進言されてしまいました。しかし「秦の王を叱りつけ、秦の群臣たちを辱めた自分が、廉頗を恐れて逃げ回ることがあろうか」と言い、自分が避けていたのは今趙国を守る存在である廉頗と相如とが「相打ちにならないため」「国家の危急を個人の諍いよりも優先するからだ」と説明しました。その話を耳にした廉頗は自らを恥じて相如を訪ね贖罪を乞いますが、罰せずに許した相如にさらに心打たれ、「あなたのためならばこの首をはねられても後悔はない」と言い、相如も「私も将軍のためならば喜んで首を差し出しましょう」といい、互いに誓いを結んだのでした。

武闘派×頭脳派の王道です。聡明な藺相如と実直であるからこそ間違いをきっぱりと正し、改めることのできる廉頗の関係性にワクワクがとまりません。「刎頸」は斬首の意味で、「刎頸の交わり」は「お互いに首を斬られても後悔しないような仲」という意味で用いられます。お互いに命を預けられる関係性、胸アツではありませんか!?


いかがでしたでしょうか。漢文に出てくるのは中国の男社会のお話ですから、男同士のアツい感情がもろに感じられます。どうせやるなら妄想をはかどらせながら楽しく勉強したいですよね♥
教科書をお持ちでないみなさま方は図書館で是非是非、高校時代を懐かしく想いながら漢文に親しんで頂けたら嬉しいです♥

 

担当BLソムリエ:穂舘
ハピエン厨だけど基本何でも読む黄昏の腐女子。
地雷には自ら突っ込み、自分を鍛えて世界を広げていく脳筋スタイル。そうやって地雷に打ち勝つことも稀にある。




コメント2

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じゃあ、『世説新語』を進める、竹林の七賢など、後漢末から宋初までの貴族・文人・僧侶などの逸話を集めたもの。個性・教養・ユーモアに富む。

匿名1番さん(1/1)

一番最初のストーリーは似たような中国アニメをYouTube見かけたことがあるな(言葉分からないから厳密な内容が分からなかったけど)

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