一長一短のタブレットBLNewsにも、iPad miniがやってまいりました!ということで早速、電子書籍を読んでみました。
※記事内の写真には光の反射などがあります。また、解像度を落としています
読んだ作品は以前、アマゾンの電子書籍ストア「Kindleストア」で購入した、SHOOWA先生の漫画『イベリコ豚と恋と椿。』と、榎田尤利先生の小説『交渉人は黙らない』です。
iPadやiPhoneなど、iOS端末向けには「Kindle」の無料アプリが提供されているので、それをインストールすれば「Kindleストア」で購入した本を読むことができます。
Kindle無料アプリ - アマゾン
なお、Android端末も同様です。よって、「Kindleストア」の本を読むために、アマゾンが発売している端末である「Kindle」を持っていなくてもOKです。
さて、iPad miniで電子書籍を読んだ感想。第一印象は、普通です。可もなく不可もなく普通に使えます。特徴は、ほかの主なタブレットと比べて軽いこと。
主なタブレット端末の比較ここで、BLNewsにある最近の端末3機種を、いくつかのポイントで比較します。
以下のデータは端末名 ストレージ容量 価格 重量 画面サイズ 解像度 OSiPad mini 16GB 2万8800円 308グラム 7.9インチ(4:3) 1024×768ピクセル iOS
Nexus 7 16GB 1万9800円 340グラム 7インチ(16:10) 1280×800ピクセル Android
Kindle Fire 8GB 1万2800円 400グラム 7インチ(約16:10) 1024×600ピクセル Android 4.0ベース
まず、お財布に痛いのはiPad mini。最も安い16GBモデルでもこの価格です。しかし、ほかより重量が軽いのは利点。長時間の読書だと、この差はあなどれません。iPad miniを持った後では、Kindle Fireは「重っ!」と感じます。
また、iPad miniとNexus 7では、32グラムの差と言えど、iPad miniのほうがいいかな、と思いました。ただ、iPad miniは画面が7.9インチなのでほか2機種に比べて少し大きいです。7インチのコンパクトさを好む人も、きっといますよね。
続いて画面です。上の3機種で最も高解像度なのがNexus 7。iPad miniも「普通にいいな」と思えますが、Nexus 7と比べると粗く見えます。
なお、Kindle Fireはけっこう粗さが目立ちます。Kindleの購入を考えているならば、上位機種のKindle Fire HD(7インチ 1280x800ピクセル 1万5800円)のほうがいいでしょう。ちなみに記者はKindle Fire HD、さわったことないので想像で言っています。
最後に電子書籍を読むためのアプリ。iPad miniとNexus 7は「Kindle」のほか、「
BookLive!」や「
Renta!」など主な電子書籍サイトのアプリを無料でインストールし、利用できます。
しかし、Kindle FireはじめKindleシリーズには上記の主な電子書籍サイトのアプリがインストールできない模様。実はインストールする方法はある、あのサイトは使えるように検討中……、などネットを検索すると諸説ありますが、現時点では「Kindleで電子書籍を読むならKindleストア」のようです。
どのタブレットを買うべきかということで今、電子書籍を読むためにタブレット端末を買うとき、この記事の比較のみで結論づけるなら、「iPad mini」と「Nexus 7」、OSの好みでどちらか好きなほうを選ぶのがいいのではないでしょうか……、ってなんて無責任な! しかし、本当にどっちもどっちというのが正直な感想です。
もっと言ってしまえば、しばらくはタブレットは買わなくても手持ちのiPhoneやAndroidスマホで十分な気がする、とこっそり思う記者でした。
以下はAndroidスマートフォン、Kindle Fire、Nexus 7、iPad miniの比較写真
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