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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/08/31 18:00
8月24日に発売後、爆売れで即重版決定の話題作!! 『ロンリープレイグラウンド 上・下』に関する制作の裏話や設定を、著者のダヨオ先生ご本人がお話ししてくださいました! ファン必見!! これを読んでからもう一度本編を読んでみると、新たな発見が得られるかも!?
調教不倫男VS若造スパダリ王子×薄幸美形リーマン……という字面だけでグッとくる本作。大まかなストーリーは、闇属性の攻めに7年もの間囲われ、捨てられた薄幸受けが光属性攻めに出逢い恋に落ちていくというもの。大人たちの三角関係の行方は…? 薄幸受けは、どちらの攻めを選ぶ…?
大まかすぎるあらすじでは魅力が伝えきれません! ということで早速、本編画像&貴重な直筆ネームをダヨオ先生の解説付きでみなさまにお届けです!
ダヨオ:フリーターの攻めVS金持ち社長攻めのシーンです。バチバチしてる二人が格好良く見えるように、中華料理店の調理コートと高級スーツの服装でコントラストが生まれるように、の二つを意識して描きました。
ダヨオ:スパダリ攻めの慧介は、大ゴマでキメのシーンを描くのが楽しかったです。ストレート過ぎたり、王子様感が強すぎたりしても、光に遠慮はいらないと思ったのでベタを恐れずドカーンと描くことにしていました。
ダヨオ:今回の連載前「次はヘタレ攻めを描きたいなー」と思っていたのですが、担当さんからの提案で一話目から濡れ場のあるスパダリ攻めものを描くことになりました。
三角関係、濡れ場の多さなど、今まで描いて来なかった要素が多い物語なので、その中で自分に何が出来るかなと考えて「闇をぶち破って行くもの」「受けの身体は受けのものであること」を描こうと決めました。
また、スパダリ攻め×薄幸な受けのお話ですが、受けが攻めに守られてハッピーになるだけのお話で終わらせないというところも意識しました。
今回の物語は慧介から雪文への言葉がとても重要なのですが、とくに上巻最後の告白シーンは細かくこだわりました。押し付けているようにならずに「俺は君のことがとても大切」という気持ちが真摯に伝わるように台詞を組みました。
誰かに「私は君をとても大切に思っているよ」と伝えるのはその時にすべてを受け取れなくても心の奥でお守りになっていくと思うのですごく大事なことだと常日頃感じています。
ダヨオ:もともと「物凄いエロい体位のコマがドーン!」よりも読んでいくとじわじわ心がときめくエロに惹かれがちなので、分かりやすいエロさを目指しながらもキュンとする可愛さがあるといいなと思いながら描いた濡れ場の冒頭です。
ダヨオ:キャラクターがドキドキして爆発しそうになっていると描いていてとにかく楽しくてたまらないです。
ダヨオ:まだセフレ関係の二人の朝のシーンです。こうやって「今日も抱かれたいです…」と伝えてくる受けにめちゃくちゃ萌えるので描きました。雪文はセフレ相手に恥じらいのないセックスをするのに変なところでもじもじ照れ出す人なのも萌えがあります。
慧介の使うゴムのサイズはLです。担当さんが作ってくださったキャラ相関図の慧介の欄に書かれた「ちんこがでかい」に思わぬ反響があったので紹介しておきます(笑)
ダヨオ:雪文が慧介への想いを自覚し始めた頃、間違えて慧介の布団に入ってムラムラしてしまうシーンです。
ここも個人的に萌えが強いです。付き合うか付き合わないかの二人が隣で眠るシーンのドキドキ感、百万回描いても読んでも萌えまくります…!
相手への恋心が爆発してひとり身悶えるシーンが本当に好きで無限に描きたいです。
ダヨオ:雨津木さんは色素の薄い目元、派手目のスーツや身の回りの小物など作画がとても楽しいキャラです。
この一本を描いてみて「悪い奴を描くのはやっぱり楽しいな!」という思いが全開になったので、悪人が出てくる漫画をまた描きたいです。
ということで以上、ダヨオ先生による作品解説でした! 担当編集さんの分かり易すぎる相関図、とても面白いです。「ちんこでかい」のインパクトよ…(笑) ネームを見せて頂くという機会があまりないだけに、食い入るように見つめてしまいました。ダヨオ先生、貴重なお話を本当にありがとうございました!
さて、そんな新刊コミックス『ロンリープレイグラウンド』は上下とも重版が決定し、手に入れやすくなるようです! みなさまもぜひチェックしてくださいね!
光と闇の攻めが薄幸美形リーマンを奪い合う
◆あらすじ(上)
若造スパダリ王子様
×
薄幸美形リーマン
vs
調教不倫男
7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す救済型アダルティック三角関係!
俺、岸野慧介(21)のバイト先近くのゲイスポットで地味だけど上品なリーマン・雪文さん(26)「7年の不倫相手に捨てられた」と泣いていた。
傷心の雪文さんをナンパして抱いてみたら意味がわかんねーくらいエロい体だわわんさか大人の玩具を持ってるわで“エッチなお兄さん”ぶりがやばい…!
だけど翌朝、目つきの悪い元・不倫相手の雨津木が乗り込んできて、ケンカを売り・売られ。雪文さんはこの不倫野郎に調教されていたのだ。
はあ?なに好きな相手を支配しようとしてんだよ。俺は、このてろんとした笑顔のかわいい人をただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ!!
◆あらすじ(下)
若造スパダリ王子様
×
薄幸美形リーマン
vs
調教不倫男
7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す救済型アダルティック三角関係!
俺が仕込んだ愛人だぞ。くれてやるものか。
僕、才川雪文(26)が不倫相手・雨津木さんから逃げ出そうという時にナンパしてきたのが慧介くん(22)。
もっといい加減で軽い、セフレになるかと思った。だけど彼は根がまじめで、まっすぐな恋ができる王子様のような人だった。
「雪文さんは愛されるべきなんだ」
人生ではじめて、あんなに眩しい言葉をもらった。限界突破レベルにときめく…そんな幸せな日々。
だけど、雨津木さんは簡単には僕を手放そうとしなくて――。
描き下ろし後日談+雨津木を描いた番外編「悪人の縛り方」収録!
調教不倫男を渋面にさせる
新たなキレッキレの若造登場!
(C)ダヨオ/祥伝社 on BLUE comics