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【追記】ちるふぇす満員御礼!超豪華イベント2日間余すところなくお伝えします♥

2019/07/03 18:00

2019/07/11 19:03

ドローイングにトークショー…大ボリュームの内容に興奮冷めるスキがない!




6月15日(土)・16日(日)の2日間、「新お茶の水ビルディング」にて、BLアワード10周年を記念したイベント「ちるちるフェスティバル 2nd」を開催いたしました! どの回もたくさんの方にご来場いただきまして本当にありがとうございました。超豪華な出演者の方にご出演頂き、ちるちるスタッフも本当に楽しい2日間になりました! 本当にありがとうございました!!


お客様の「楽しかった!」「またやって欲しい!」とのお声が本当に励みになりました……。これからもたくさんの方々に楽しんでいただけるようなイベントの企画、そしてサイトの運営をしてまいります!10年後、20年後もちるちるをよろしくお願い致します!!


そして……皆様大変お待たせしました!「ちるちるフェスティバル 2nd」全4部のイベントレポートを皆様にお届けします!ご来場いただいた方も、残念ながら来られなかった方も是非最後までお楽しみください!!


第1部:中澤まさとも・波多野和俊・日塔てい ちる箱4thふりかえりトーク&ライブドローイング

 
記念すべきフェスティバル第1部は、『中澤まさとも・波多野和俊・日塔てい CHILL CHILL BOX 4thふりかえりトーク&ライブドローイング』!!


4/28に開催された「CHILL CHILL BOX 4th」に出演された中澤まさともさんと波多野和俊さん、そしてイラストを描いてくださった日塔てい先生によるイベントのふりかえりトークを行いました。


「BLUE LOVERS CAFE(ブルーラヴァーズカフェ)」を舞台に繰り広げられる物語、そして登場キャラクターについて振り返りました。詳しくは是非ちる箱4thのイベントレポも併せてお読みください~! その他オープニング映像を再上映、朗読、BLについての突っ込んだ?! トークなどが繰り広げられました。

ここで、ちる箱にはご登壇されなかった日塔先生に質問が。一番書きやすいキャラは? という質問には「向井くん、山縣さん」とお答えいただきました! ワンコ系など、キャラクターがはっきりしているとビジュアルのイメージが湧きやすいそう。サラリーマンの沖野を書くときには俳優さんの画像を参考に…なんてこともしたそうです。 絵を描いてらっしゃる中澤さんは特に興味深そうにうなずいてらっしゃいました。あんな素敵なイラストたちがどのように生み出されてゆくのかを垣間見ることが出来た貴重な時間でした♥


続いて中澤さんと波多野さんによる朗読コーナー。ちる箱4thで実際に朗読して頂いたモノローグを披露して頂きました。
波多野さんは山縣を演じるにあたり、「終始ぶっきらぼうに」演じることを心掛けたそうです。しかし台本の中で一言だけ感情を込めた言葉が、高校時代に憧れの人の姿を追う治生の背中に投げかけた「…裏切者」の言葉だそう。これを聞いたときに私はもう…ウッ……切なさで胸が苦しくなりました……。


そしてその後はお待ちかねのドローイングタイム!! 日塔先生がいつも使っていらっしゃる機材をお持ちいただき、それをスクリーンに映して実際に描いている様子を生で堪能!! 事前に描いてきて頂いたラフが出た瞬間あまりの美しさに「わぁ…」と会場に感嘆の声が漏れていました(笑)。

今回描いていただいたのは、羽鳥が山縣の顔をじっと見つめているイラスト。息がかかるほどゼロ距離なのに視線が交わらない2人の絶妙な距離感が堪りません…!! くッ…ここでイラストを見せられないのが残念なほど天才的なイラストでした……!


日塔先生が描いている様子を中澤さん、波多野さんがまじまじと見つめ…思わず先生の「描きづらい!!」(笑)。和んだやり取りに会場も笑いに包まれました。細かく華奢な線がとても美しい日塔先生のイラスト、丁寧に線が引かれ絵が完成していく様子には思わず呼吸を忘れてしまうほど…。


日塔先生のドローイング中は、BL作品を演じる波多野さん&中澤さんへの質問コーナー。「初めての人は誰?」という質問には、中澤さんは鳥海浩輔さん、波多野さんは森川智之さんだそう。やはり先輩方が相手だと安心感があるそうです。演じる時は受け攻め関係なく呼吸を合わせることが重要だそう。人によってアフレコブースでの様子が違う…など様々な声優事情をお答えいただきました♥


あっという間にイベント終了時間に…。ドローイングをしていた先生は、「心地の良いラジオを聞いているみたい」とおっしゃるほど、終始和やかなイベントとなりました♪


演じられた声優さんと、描いてくださった先生、ちるちるならではの組み合わせが実現でき、とても楽しいイベントとなりました! ちなみにキャストコメントや日塔先生のイラストラフなどが収録された「CHILLCHILBOX 4th パンフレット」は事後通販にて購入可能! そちらも是非チェックしてみて下さい☆



第2部:エンゾウ先生×吾妻香夜先生 トークショー&プチファンオフ会


6月15日の午後に開催された第2部では、エンゾウ先生吾妻香夜先生にご登壇いただき、トークショーが行われました。

何と先生方…吾妻先生『桜田先輩改造計画』のTシャツをおそろいでお召しになってご登場! こちらは、竹書房のboothからお買い求めいただけますよ! 冒頭からお2人の仲良しさ満載で、思わずニマニマ…♥


まずは、BLアワード2019 BESTコミック部門の第2位のエンゾウ先生『ドラッグレス・セックス 辰見と戌井』、第3位の吾妻香夜先生『ラムスプリンガの情景』の2作品についてのお話をお伺いしました。
 
エンゾウ先生は、『ドラッグレス・セックス』を描く前は『さよなら、愛しのマイフレンド』『不幸中のしあわせ』などエロ少なめのピュア作品を描かれていたため、今までの読者さんに受け入れてもらえるか不安だったそう…。エンゾウ先生、大丈夫です。ピュアもエロも美味しくいただいておりますよ…。更に雑誌『麗人2019年7月号』には『ドラッグレス・セックス 辰巳と戌井』の続編が掲載されており、吾妻先生イチオシ・戌井の「ガッツリ白目姿」が見れますので、是非チェックしてみてくださいね!

吾妻先生は、もともとアーミッシュのお話を描きたかったことから『ラムスプリンガの情景』の執筆を始めた、とのこと。実際に存在するものをどこまで崩して描いていいのか? と思案しながら描き上げた一冊だそうです。「BLはファンタジー」と言われていることもあり、なかなかこういった題材の作品は見ないですよね! 本作を読んで初めてアーミッシュやラムスプリンガを知った、という方も多かったのではないでしょうか?


両作品の雰囲気は全く異なりますが、構想やアイデアを思い浮かべるのはお2人とも共通して寝る前だそう! 「寝る前のBL妄想タイムが1番幸せ」というエンゾウ先生のお言葉に、思わず頷いてしまった方は私以外にもいるはず…!

話の流れは、エンゾウ先生が描くエロシーンのお話に。「行為中、戌井の手で口を押さえられた指の隙間からプクっと膨らむ辰見の鼻ちょうちんがエロい!」と熱く語るお2人のお話に、会場は大爆笑! エンゾウ先生がこだわりを持って描かれた鼻水、コミックスお持ちの方は是非チェックしてみてください! ちなみに4話の後編です。

お話を伺う中で次々に共通点が明らかになるお2人ですが、なんと腐女子デビューを果たしたきっかけの作品も同じだったんです! あまりの共通点の多さに、司会を担当された波多野さんもびっくり。某中国小説を原作としたあの人気作でデビューされたそうで、来場された方の中にも同じ作品がきっかけで腐女子になった方がチラホラ…。意外な所で先生方との共通点が見つけられたのではないでしょうか?

作品の裏話からパーソナルな部分までたっぷりお話いただき、笑いが絶えない1時間半となりました♥

 

第3部:みちのくアタミ先生×イクヤス先生 トークショー&ドローイング&プチファンオフ会

 

前日の興奮冷めやらぬちるフェス2日目は、みちのくアタミ先生イクヤス先生をお迎えしてのイベントからスタート。

開演前アナウンスがはじまると、会場はなんだかそわそわモード。先生方の登場をいまかいまかと待ちます。

司会の波多野さんに続いて、みちのく先生、イクヤス先生が登場すると会場には温かい拍手が。みなさん憧れの先生のお姿に釘づけの様子。


お二人には会場正面の席にお座りいただき、じっくりお話を聞かせて頂きます!

まずは今回BLアワードに入った作品、みちのく先生の『はじまりはナカからイクヤス先生の『もみチュパ雄っぱぶ♂タイムについてそれぞれ伺いました。
印象的だったのは、こだわりのシーンのお話。正面の左右に展開されたスクリーンに実際の漫画のコマが映し出され、そのシーンについてお話しいただきました。

 

みちのく先生のお気に入りは、過激なエッチシーン

スクリーンに映し出されるエロシーンをみんなで鑑賞するというなんとも不思議なシチュエーションに会場がどよめきました(笑)

普段なかなか成立しそうにない空間ではありましたが、これこそまさにBLイベントならではで面白かったのではないでしょうか?(笑)

 

そんなみちのく先生のこだわりポイントは、濡れ場の臨場感や迫力を独特な擬音や描写によって引きだすことだそうで、シリアスなシーンに定評のあるみちのく先生ですが、みずみずしく躍動感あるエロシーンも天下一品。その理由が垣間見れたような気がしました。

 

一方のイクヤス先生が選んだのは、登場人物の心の動きが繊細に描かれた掛け合いのシーン。

みちのく先生の(過激な)シーンとの落差にこれまた会場はざわめきます。

 

イクヤス先生の

「打ち合わせしておけばよかった・・・」

の声に観客席からは笑いの声も。

 

しかしギャグやエッチシーンが印象的なイクヤス先生がこうしたシーンを選ばれたのはとても意外で、面白かったです。先生の作品は奇抜なタイトルやオモシロ設定などが目立ちますが、実際読んでみるとそれぞれのキャラクターの内面や関係性がしっかりと描かれていて純粋に物語として面白いんですよね。漫画くらいはハッピーエンドにしたい。というイクヤス先生のお言葉通り、王道ハピネスなストーリー展開こそがイクヤス作品の魅力の1つなのだろうな、と改めて感じさせられました。

 


さて作品についてのお話を伺ったところで、お待ちかねのドローイングのコーナー!

『受けにコスプレをさせた攻めの一言』

をテーマに事前に下絵をお描き頂いていたのですが、イクヤス先生の下絵が画面に映ると会場からは歓喜のどよめきが。

この日のためだけにご用意いただいたスペシャルな絵が、ファンの目の前で完成していく。そんな空間を共有できるなんて、どう考えても最高!

 

その間みちのく先生には、一問一答にお答えいただき、20分でドローイングに交代。
筆がはやく、めったに締め切りは破らないとおっしゃっていた通り、お2人ともとてもスピーディーにかつ丁寧に作品が出来上がっていくさまに圧倒されました。

 

これがプロの仕事……!!

その他にも、貴重な作品制作の裏話や先生自身のお話をたっぷりとお伺いして、笑って萌えて、本当に贅沢な時間でした。

まさにちるちるならではのイベントにできたのではないかと思っています。

 

プチファンオフ会とは?


1~3部ではイベント終了後にファンミーティングを開催! ちるちるオリジナルの「腐女子すごろく」をしながら、皆さまの萌えや性癖を思う存分共有していただきました! どちらのテーブルも大盛り上がりで、中にはLINEやTwitterのアカウントを交換される方まで…! 腐女子のお友達ができるきっかけの場所になればいいな、と思い企画したため、とても嬉しかったです!(泣)


2部のファンミーティング終盤には、エンゾウ先生と吾妻先生が飛び入り参加し、各テーブルをまわるサプライズが! 皆さま驚きつつも楽しそうにお話されていて、最後まで素敵な1日目となりました☆


第4部:ナツメカズキ先生&鈴丸みんた先生サイン会

 
第4部ではBLアワード2019のコミック部門入賞を記念し、ナツメカズキ先生と鈴丸みんた先生のサイン会を実施! サイン会の前には両先生をお迎えしてプチトークをしていただきました。ナツメ先生と鈴丸先生は今回が初対面にもかかわらず、とてもほんわかまったりした雰囲気のトークとなりました♥ ナツメ先生が鈴丸先生をツンツンしていたのにキュン! と来た方が多いのではないでしょうか! 私も両先生の可愛さにぐああ! と心の中で悶絶していました(笑)。

ナツメ先生はとてもじっくりファンの方々の話を聞いてお話して下さいました。ちるフェス描き下ろしイラストの春さんのハイヒールについてお話をしている方がおり、先生の口からこの絵はどんなシチュエーションかを聞けて本当にドキドキ…♥ 会場に来られなかった皆さまも、イラストを見て妄想してみて下さいね!

みんた先生のサイン会も大盛り上がりとなりました! 皆さま作品の感想やフェチのお話で盛り上がり、ブースの中から爆笑する声が漏れることも多々! 作品のキャラクターネイルをされている方もいらっしゃり、先生と編集さんがテンションマックスで撮影会をしていたお姿が印象的でした♥ 待機の方と色々お話させていただいたのですが、人生初サイン会の方が何名かいらっしゃり! 楽しい思い出になっていれば幸いです♥

 

トークショー、ドローイング、サイン会など盛りだくさんの2日間でした。
イベント後には、みなさまから多くのご感想をいただき、その反響の大きさに驚いております。
みなさまの感想をもとにしてさらに楽しんでいただけるイベントを来年も開催したいと思います!

 

またイベント記念グッズも販売中です。
BOOTHにてお求めください。


BLアワード受賞記念の貴重な描き下ろしイラストを使用しております。
この機会にぜひともゲットしてくださいね!

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

記事ありがとうございます。私もピュアもエロも美味しくいただいております。「某中国小説を原作としたあの人気作」が気になります…

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