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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/05/05 11:30
1人表紙調査も3回目ということで、今回は2018年の「1人表紙」について調査したいと思います。
前回、前々回の記事は
「1人表紙は、もはや定番に? 」
「1人表紙のターニングポイント」
があります。こちらを読んだことがない方は先にお読みになってみるのもいいかもしれません。
ということで今回は
①「完全1人表紙」と「準1人表紙」の割合
②1人表紙で採用される「受け」と「攻め」の割合
③1人表紙は「手」が大事
④2018年の1人表紙と2017年の1人表紙の割合の比較
⑤1人表紙の割合~小説編~
の5本立てでお伝えしたいと思います。
今回、「完全1人表紙」と「準1人表紙」の割合はだいたい半分半分の結果となりました。2017年は完全1人表紙の割合が10パーセントほど多かったので、「準1人表紙」が増えたということになります。
(『キスしてシュガーくん!』鯛野ニッケ)
今回は「準1人表紙」が増えたことからもわかりますが、とても他人の「手」が表紙に描かれていることが多かったです。1人表紙でも手があると相手の雰囲気を感じられますね。目は口ほどにものを言う、ではありませんが「手」も言葉と同じくらい相手に対する親愛が窺えます。
また恋人の手だけでなく、たくさんの手が表紙のキャラクターに絡まっているものも多く、ビッチっぽい受けが2018年は流行ったのかな、という印象を準1人表紙からは受けました。
やはり圧倒的に受けが多いですね。確かに私も1人表紙見ると、「このイケメン、受けかなあ」と勝手に考えてしまいます。しかし、『ふきげんなディア』など攻め1人表紙も10%ほどあることは確かなので、ちょっと凝り固まったBL脳を打ち砕いていきたいところです(笑)
1人表紙の割合は2017年とあまり変わらず、15%前後と同じような水準をキープしています。
BL漫画の表紙ではトリッキーな飛び道具的立ち位置にある「1人表紙」なので、全BL漫画の50%!! とかにはならないように思います。今後も15%前後を維持するのか、はたまた増えたり減ったりするのか、気になります。
小説は「1人表紙」の割合がとても低いですね~。やっぱり受けと攻めどっちも見れた方が買いやすいというのがあるんでしょうか。
そして特筆すべきなのが「3人以上」描かれている表紙の多さ! 小説をあまり読んだことがない方は「3Pがいっぱい?」と思われるかもしれませんが、こちらの多さは「家族モノ・子育てモノ」の多さを表しています。複数モノは「3人以上」表紙の中だと1割にも程度でしょうか。子育てモノの根強い人気を感じますね。
いかがでしたか? 1人表紙には思わず目を引かれるインパクトがあり、書店などで購入する場合、比較的買いやすいので好きな方も多いと思います。
「受け攻めがわからない」や「相手がどんなかわからない」というおみくじ的要素(?)もある「1人表紙」ですが、個人的に好きなので、今の割合くらいの水準で「1人表紙」があるといいなあと思います。
担当BLソムリエ:仲村ももんが |
コメント2
匿名2番さん(1/1)
顔アップだと人体デッサンやばくてもバレないしな
昔あったのがエロシーンだけ急に華奢になる受け
たぶん男女モノを参考に描いてたんだろうな
今は男同士のデッサン資料も豊富だからかそういうのは見なくなった
匿名1番さん(1/1)
個人的には一人表紙ってデメリットの方が強いですね
表紙の子が受けとは限らない、攻めのビジュアルや関係性がわからない、ってBLを買う上でかなり問題だと思うのですが
最近はちるちるで属性など確認して買ってるので、失敗はほぼなくなりましたが、一人表紙はちょっと躊躇してしまいますね