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肉感作画! 洋モノセフレBL『ジョウブレイカー』を推す

2018/11/17 20:04

  親父に嫉妬しなきゃならないなんて…拗れた思春期、セフレから始まる恋!?

 

とにかくセンスが素晴らしいです。このセンスはニャンニャ先生でしか出せないのです。
独特のテンポ。オシャレなキャラデザイン。出し惜しみ無いエロ。アメリカンなティーンエイジャー達の世界観が存分に楽しめます。

 


今回「BLアワードにノミネートしてほしい作品紹介」として取り上げさせていただくのは、ニャンニャ先生作・ジョウブレイカー。こちらの作品には、以下のような推薦文をいただきました。

 

とにかく作画が素晴らしいです。

骨ばった手や、男らしい身体つき、洋服の皺や背景も何もかも、上質だと感じます。そしてエロさも、タグでは標準的となっていますが個人的にはエロエロでもいいんじゃないのかな?と思うくらいです。前述した作画と被ってしまうのですが、お尻や腰回り、立派なペニスの描写(修正されてますが亀頭とかがわかる)がすごくエロくて、肉肉しい感じがたまらないのです!

内容も初めはクールで知ったかで何事にも動じなかった受けが、気づかぬ内に攻めに絆されていて、それに反して駄犬のようだった無垢な攻めが葛藤の挙句クールになって受けに欲しがられるようにまで成長するのが、爽快というか、楽しかったです。


リアルなエロ描写。クールでドライな受けの成長…気になりますよね! それに、どうやらおそらく舞台はアメリカ。推薦者さんも「アメリカのドラマが好きな人なんかは、楽しく読めると思います」とのことですので、その辺りにビビッとくる方は是非。

では、『ジョウブレイカー』の萌えポイントを、紹介してみたいと思います!

 

ポイント①
好きな人の息子と幼馴染→セフレ…


何といっても、救いのない三角関係が醍醐味。攻めが当て馬というやや珍しいパターンです。ダニエルが好きなのはローガンの実の父・エドであり、エドの近くにいるために10数年間ローガンと一緒にいた…というすれ違いがもう地獄! 父親に嫉妬しなければならないローガンが不憫です…その中であっけらかんとセフレをやっているあたりが、刺さる方には刺さるのでは。個人的には、見知らぬ男と遊んで帰ってきたダニエルのコンタクトレンズを、ローガンが目に指を突っ込んで取るシーンに、ローガンの苛立ちがよく表れていてキュンときました。

 

ポイント②
肉感のある、セクシーなエロシーン!


ユーザーさんからの推薦文にもあるように、エロシーンがとにかくエロい! エドに似たマッチョの赤毛と節操無く寝るうちに殴られたりクスリをやらされたりと酷いセックスもさせられているダニエル。ダニエルはゲイだったのか!? 俺と友達でいたいわけじゃなかったのか!? と複雑な感情を抱えながらも、性欲に任せてダニエルに尻で抱かれてしまう童貞のローガン。修正はされていても結合部やお尻などが丁寧に書き込まれており、それでいてどこか溺れない、ドライで上品なエロさなのです。
ちなみに『ジョウブレイカー』とは非常に大きくて固いキャンディーのこと。そのたべにくさから「顎を砕く」という意味でその名がつきました。

 

こんな作品のファンにおすすめ! テイストの似ている作品をピックアップ

 

では、本作は具体的にどんな作品が好きな方におすすめなのでしょうか。ユーザーの皆様からいただいたコメントを参考に、テイストの似ている作品をピックアップしてみました! 以下の作品が好き、という方は要チェックです!

 

B.S.S.M.』 作:井戸ぎほう

 

 

「同じクラスの二人は友達同士のハズなのに、なぜか◯◯◯をこすり合ったり、なめ合ったりする間柄」…やんちゃな「けいま」と物静かな「なお」の高校生2人のほろ苦い性春。メインキャラクターはこちら『B.S.S.M.』の2人の方がじゃっかん幼さがありますが、この思春期の少年たちが裏社会に小指を突っ込んだくらいの危なっかしさや、興味本位の性的遊戯からの恋愛感情の芽生え…? といった感じが好きな方は、『ジョウブレイカー』の雰囲気が気に入るかもしれません。

Loved Circus』 作:朝田ねむい

 

 

コメントにもあるように、リアリティがあり美しいニャンニャ先生の絵柄。朝田ねむい先生の、均整の取れたガサガサとした感じのデッサンがお好きな方にも『ジョウブレイカー』はオススメです! 特に、この『Loved Circus』に登場するジョーというサブキャラクターが、『ジョウブレイカー』のエドのようなムチムチ系。分厚い胸板や肉感的なお尻を拝みたい方は是非! 肉が付いていてもしっかりお尻の横に窪みある…というのは個人的な必須ポイントです。

この記事の担当BLソムリエ:廣井無名
完全には幸せになれないCPが好きな闇の腐女子。キーワードは死ネタ、愛のないSM、流血、狂気、宗教、叶わない恋など。

 

BLアワード2019の投票は来年の1月下旬から。例年は、年末までに得点が200ポイント以上の作品の中からノミネートされるていることが多いです。
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