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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2018/11/14 13:07
愛は人類の永遠のテーマ……。ということで、今回は必死に「愛」を求める男達が描かれたBLをあつめてみました。
愛に飢えた青年と、どこか陰のある男の秘密とは
あらすじ
「とびきりの愛情をあげるよ ただし、偽物だけどね」
ゲイバーで好みの男を探していた訳アリの未智はどこか影のある男・三國に声を掛けられる。飄々としつつも狙いをさだめた眼差しを向ける三國に「男に飢えているんだったら、俺なら期待に応えられる」と淫らな熱を焚きつけられ、体を重ねた未智。ねっとりといじわるに抱かれた後、いつものようにこれっきりだと思っていたら三國が未智を飼いたいと取引を持ちかけてきて――?
オススメポイント
排他的な雰囲気とほの暗い空気感が印象的です。過去の経験から歪んでしまった童顔ビッチの未智と、ドロドロとした感情を持つ三國が、タイトルどおり、「こわい」! 愛を求める未智と、偽りの愛を差し出す三國という関係性に心臓がぎゅっとなります。歪んだふたりの行きつく先は……。
おじさんたちは必要としてくれるから… ほのぼのなのに闇がある
あらすじ
大学入学を機に東京にやってきた北島健太郎は、友達を100人作ろうと新歓コンパに参加するも緊張で訛りが出てしまい、見事ひとりぼっちになってしまった。アドバイスをくれる人もおらず、勧誘されるまま日サロ・肉体改造・おしゃれにお金を使い一文無し。イメチェンでゲイにモテモテになった健太郎はハッテン場でお金を稼ぐようになるのだか、新歓コンパで唯一連絡先を交換した綺麗な髪色の青年・優くんに
売りがバレてしまい――。
オススメポイント
かわいいアホエロかとおもいきや、おじさんとの援助交際、孤独、ストーキングなど、意外と毒気がある作品。上京した田舎男子の健太郎が、ひとりぼっちの寂しさからおじさんとのかかわりを続ける様子が心配になります。何かと健太郎に突っかかってくる同級生の優くんも、彼なりの孤独をかかえているようで……。キャラ萌えしたい方にもオススメです。
人恋しいこじらせプレイボーイと純朴青年の不器用すぎる恋模様
あらすじ
大学生の翔真がある晩に介抱したのは、中学の同級生・芦田だった。彼が男もいけることは知っていたが、警戒心なく一晩泊まらせた翔真は、真夜中に芦田が自分のモノをしゃぶる感覚で目を覚ましてパニック状態!! しかも、彼氏にフラれて住むところがないという芦田に押し切られ、そのまま同居生活がスタート...。最初の夜以降も、からかうように距離を詰めてくる芦田に、経験値ほぼゼロの翔真は振り回されるばかりで...!?
オススメポイント
軽いノリで人肌を求める芦田から寂しさや満たされなさが垣間見えます……! 童貞で経験のない翔真が、そんな芦田を放っておけず惹かれてしまうのもわかる! 高校の頃の出来事やさまざまな恋愛を経てこじらせてしまった芦田ですが、翔真との再会によって少しずつ変わることは出来るのでしょうか。リバ好きにもおすすめです!
本気になるほどつらくなる
あらすじ
26歳のサラリーマン・中村佳斗は、同級生・三谷宏太郎と“偶然”出会う。高校卒業以来の再会に話は盛り上がり、宏太郎を自宅に招いた佳斗は、昔、宏太郎と体の関係があった事を思い出していた。「……ねえ、久しぶりにしようよ」そう言って誘う宏太郎に抗えず、何も気付かないまま、肌を合わせるが…。
オススメポイント
本気の想いをぶつけると、すりぬけていなくなってしまう受けと、その過去が切ない……。過去の罪から、幸せになってはいけないと自分を殺す姿が何とも言えない気持ちになります。相手を巻き込みたくないから姿を消すという行動も愛ゆえですよね。しかし何も言わず残された方にとっては辛い状況なわけで、想い合っているのにすれ違うさまに心がひりつきます。
愛すること、愛されることに不慣れな二人の行方
あらすじ
友達なし、恋人なし、もちろん経験なし。そんな人生を変えるため、楓は脱童貞を決意し目の前の風俗店に飛び込んだ。が、そこはまさかのゲイ専門。まともに童貞も捨てられない自分に落ち込む楓だったけれど、美人で優しいヘルスボーイ・さくらに心とファーストキスを奪われてしまい……!?
オススメポイント
幼い頃、テストの満点を褒められてから人生のすべてを勉強に捧げた結果、友達も恋人も内定もナシな主人公・楓。そんな楓が間違えて飛び込んでしまったゲイ専門店で働くヘルスボーイのさくら。ふたりとも、誰かから必要とされたくて、でもそれが上手くいかずに悩んでいます。生きるのに不器用なふたりが、出会いによって前進してゆく様子が尊いです……。重めの設定や展開はあるものの、最後には光がみえます!
以上、「愛情を探すBL5選」いかがでしたか? こじらせながらも愛を求めて奔走する男たちは最高ですね! 寒さも増し、感傷的になる季節のおともに、ちょっと重めのBLを紹介いたしました。
担当BLソムリエ:清水又三郎 |