LGBTの方は注目! 「彼が愛したケーキ職人」12/1公開
不慮の事故で一人の男を亡くしたアナトの元へ一人の男が訪ねてくる…。
物語はそこからスタートする。事故で夫を失ったからと言っていつまでも休んではいられないアナトはカフェの経営を開始することにする。そこで、訪ねてきたケーキ職人のトーマス。
トーマスの作るケーキはとても魅力的でどこか懐かしく美味しかった…。
「夫はお土産にいつも同じクッキーを買ってきていた。不思議ね。その味に似ているわ」
アナトはやがてトーマスに惹かれていくが、そこから隠されたトーマスと夫の関係などが明らかになっていく…。
同じ男を愛し、同じ絶望と喪失感を抱える男女がどのように向き合っていくのか。
食、宗教など様々なものを通して考えさせられる映画になっています。
男二人のキスシーンも大画面で…!
2人が顔を寄せ合うシーンは釘付けです。
近頃このように映画で同性愛が取り上げられているというか、自然に受け入れられている傾向が見られます。個人的にはとてもうれしいのですが、皆様はどうお考えでしょうか?
男だから、女だったから、という理由なしに「愛」を語っている映画、素敵だと思います。

「悲しみが、甘い涙に変わるまで」というキャッチフレーズも気になります。
「彼が愛したケーキ職人」、ぜひ皆様も足を運んで見てはいかがでしょう?
公開:2018年12月1日(恵比寿ガーデンシネマ他、順次公開)