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お喋り羽多野渉と意外と物静か!? な寺島拓篤!BLCD声優インタビュー

2018/02/27 13:31

社会人×高校生ラブ!三田織原作ドラマCD『山田と少年』3/28発売

 

 

素朴な雰囲気と登場人物の可愛らしさにコミックス発売時からハマる人続出、三田織先生原作のドラマCD『山田と少年』が3月28日に発売されます。
これに先駆け、BLCDレーベル「フィフスアベニュー」より出演者インタビューが到着しました!

こちらの作品はノンケ社会人・山田(CV.羽多野渉)×ゲイ高校生・鈴木千尋(CV.寺島拓篤)のハートフル年の差BL♥

出演者のお二人は、プライベートでも仲良し。ところが、受役の寺島さんは、収録では羽多野さんの顔をあえて見ずに演技したのだとか。さて、そのワケとは?

他にも互いにしか分からない親密な話題が随所に盛り込まれており、勝手知ったる2人のテンポの良いやり取りはまさに本作の空気感とピッタリ! 長い付き合いから生まれた穏やかで密度の濃いインタビューをどうぞお楽しみください♪

ドラマCD『山田と少年』取材コメント


写真左から山田役:羽多野渉、鈴木千尋役:寺島拓篤

■本日の収録のご感想をお願いします。
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山田役:羽多野渉
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台本を頂いて、まず、とてもボリューミーな作品だなと思いながら読み進めました。
その時、とても嬉しかったのが、台本と同時に原作の漫画を頂きまして、漫画と一緒に読む事で、より立体的に【山田】と言う人物像を知る事が出来たことです。それが現場でも役立ったかなと感じています。
序盤は、ちょっと日常にくたびれている部分を上手く表現出来るかなと緊張しながら収録に望んだのですが、相方が寺島くんだったので、すごくやりやすかったなぁと思います!

寺島: やったぜ!(笑)

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鈴木千尋役:寺島拓篤
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僕は、こういう淡くて繊細で、登場人物達が生きている意味を感じるお話が本当に好きで、一読者としても原作を読んでいて、とても素敵な作品だと思いました。
少年こと鈴木千尋くんを演じるにあたって、繊細な揺れ動く世代の同性同士の恋愛をどれくらい表現出来るのかと悩んだのですが、原作と台本を読んで、声を出して演じてみることで、気持ちが理解でき、自分の中に千尋の気持ちが入っているのを確認できたので、自分とシンクロする周波数で、お芝居が出来て良かったです。
相方も勝って知ったる渉くんなので、収録中は一度も顔を見ずに演じました。

羽多野:なんで?(笑)

だって嫌じゃん、ちょっと恥ずかしいじゃん、何か。(笑)

羽多野:(笑)

やっぱり、変な感じなんですよ。長年、一緒にラジオをやらせてもらってると、もはや身内感がどうしてもあって、いまさら身内同士で恋愛するのも無いかなぁって。
マイク前に立っていない時は普通に話してますけど、収録中マイク前に立って演じる時は、台詞を二人で合わせる所も顔を一切見ずに、何なら逆方向を見ながら演じていました。(笑)
でも、長年一緒にラジオをやらせてもらっている渉くんだからこそ、きっとこういうお芝居でくるだろうなぁっていう、リズム感みたいなものを感じながら、演じさせて頂きくことが出来ました。山田を介しての台詞なので僕の想像を超えてくるんですけどね。

■本作の印象に残ったシーン・お気に入りの台詞を教えてください。
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山田役:羽多野渉
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どのシーンもすごく面白くて、テンポ感が心地よかったなぁと思いました。
会話をしていても、ダラッとならないテンポ感で、ゆっくりなんですけど心地よく進んでいくので、その雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
シーンの終わりでは、この後どうなったんだろうという余韻も残しつつ、「次の日」のシーンに切り替わっている部分もありますので、その間を想像しながら、楽しんで頂けると嬉しいなあと思います。

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鈴木千尋役:寺島拓篤
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日常的な彼らのやり取りが、すごく素敵でした。
この作品の中の二人のやり取りは、大事件起こるわけじゃないけれど、二人にとっては、とても大事なんですよね。
会話のニュアンスや、日常のささやかなやりとりが、とても丁寧に描かれているので、そういう所を聞いていただきたいなぁと思います。
ささやかであるが故にリアル感があり、描かれていない部分も、ちゃんと二人の人生は続いているんだなぁという事を感じられました。

■自分と自分の演じたキャラクターの似ている点、共感できる点を教えて下さい。
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山田役:羽多野渉
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寺島:渉くんは年齢じゃないですか。(笑)

羽多野:(笑) 二人のその後を描いた番外編の「翌朝」のときの年齢ね。(笑)
でもそういえば、自分も中学生くらいの時に割と年上に見られていました。
これは遺伝子のいたずらなので何とも言えないんですけど、父親と母親が割と派手めなパーツなので、僕も小さいころからハッキリした大人っぽい顔つきだったんですよね。

寺島:そうだね、お父さんの遺伝子だな。

羽多野:僕が新生児室にいた時、「どの子どの子?」っていう楽しみは全くなかったそうです。

寺島:一発で分かっちゃうんだ。(笑)

羽多野:そうなんです。すぐに僕だって事が分かったそうです。(笑)
鼻が他の赤ちゃんと全然違ったみたいで。

寺島:嘘だ! 赤ちゃんの鼻なんて、ちんまりした可愛いヤツじゃん。

羽多野:この道30年のベテランの看護師のおばちゃんが「こんな鼻の赤ちゃん見た事ない」って言ったらしいんです。それが、のちの渉です。(笑)

寺島:ほんと?(笑)

羽多野:子供の時の写真を見ると弟とは全然パーツの形が違うんですよ。弟は、僕の写真を見てエイリアンみたいだって言うんです。

寺島:目がデカかったんだね。(笑)

羽多野:幼い時は、パーツが大きいとどうしても大人に見えるんだよね。

寺島:たしかに幼い時の方がそうかもね。今度、ちょっと見せて欲しいわ。新生児室に入る頃の写真。

羽多野:(笑)

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鈴木千尋役:寺島拓篤
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寺島:千尋の学校にいる時は明るくて、プライベートな空間に来ると、ちょっと静かになるという部分は、僕とすごく似てるなって思いました。

羽多野:そうかな? 静かじゃなくない?(笑)

寺島:渉くんが喋るから、突っ込んだりしてるんだよ。(笑)

羽多野:ああ、にぎやかだなぁって思ってたのは、僕が喋ってるからか!(笑)

寺島:はい。(笑) 気づいてないと思いますけど、場全体が賑やかになってるんじゃなくて、基本的にあなたが先だって喋ってる訳ですから。

羽多野:僕、五分五分かなと思いながら、喋ってたんだけど!(笑)

寺島:違いますね。(笑)

羽多野:結構、喋ってました?(笑)

寺島:7:3くらいで。(笑)

羽多野:7:3ぐらいで喋ってた? そりゃ失礼したわ。(笑)

寺島:でも、渉くんみたいに、身内のようになってくると、テンションを無理にあげて喋ったりしなくても、話題も相槌で進んでいったりとか、おだやかな気持ちでいられるんですよね。
だから山田さんと千尋の二人の関係性が、どんどん進んでいって、緊張感が抜けていく中でも、物静かっていうのが、すごい分かるなぁって思いました。
身内感のある関係性じゃないと、みんなが楽しそうにしてる空気に合わせて喋んなきゃっていう思いが、どうしても出てきてしまうんですよね。
そういう所は凄く分かるなぁと共感していました。

■千尋くんは料理が得意ですが、お二人はこれだけは自信がある!という得意料理はありますか?
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山田役:羽多野渉
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7年くらい、料理の番組をやってるのに、全然ないです。

寺島:長いのに!(笑) 上手くなりなよ。

いやあ、もう全然。未だに「包丁使っている姿が危うい」って言われる。(笑)

寺島:そんな番組、嫌だよ。(笑)
 
でも、まだ長野に居た10代の時、弟と二人で、なぜかオムレツを作るのにハマった事があって。

寺島:オムライスじゃなくて?

そうだ、オムライスだ。(笑)
オムライスの卵をふわふわにするのを、やりたかったんですよね。
きっかけは弟だったんですけど、未だに弟は結構、そういうの自分で作るのが好きなんです。

寺島:えっ? 未だにそうなの?

未だに全部、自分で作って生活してるから。

寺島:よし、何か作ってもらおう!(笑)

弟は元々そういうのが好きで、「何か作ろうよ」みたいな感じで誘ってくれたので、一緒に作ったんですよね。
まず、卵を黄身と白身に分けて、メレンゲ状になるまで白身をバアッてかき混ぜて、作るやつでした。
上手に作れた時は、それはそれは美味しくて。

寺島:えっ? 作ってよ!

いや無理。(笑)

寺島:じゃあ、作ってって言っといてよ。弟に。

(笑)

寺島:渉くんは作らなくていいよ。(笑)

えー! 俺のチャーハン、美味しかったでしょ。

寺島:ナルトが入ってるやつだっけ?

今、もう作れないけど。(笑)

寺島:(笑)

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鈴木千尋役:寺島拓篤
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僕は、おにぎりです。

羽多野:おにぎり?

おにぎりですね、以上です。(笑)
特にこだわりはないんですけど、形を作るのが好きなんですよね。(わあ、めっちゃ綺麗な三角!)とか思うのが好きっていう。

羽多野:意外に、おにぎり難しいよね。

むずい。おにぎりを三角にするのが好きで。ただただ、造形してます。

羽多野:すごいね。(笑)

昔、一人で、高尾山に登ろうと、ふと思った事があって、その時、「そうだ、おにぎりとゆで卵を作ろう!」と思ったんですよ。
持って行く時に、最終的にラップでくるむから、ラップのまま握ったんですけど、その時は握りがあまくてホロホロに崩れちゃったんです。
その時から、ちゃんと素手でやろうって思いました。

羽多野:一回の失敗が良い経験になってるんだね。

なってるのよ。ゆで卵もその時から、茹で具合が上手になって。

羽多野:火加減と茹で時間と。

入れるタイミングとね。
そんなことがあったので、ゆで卵とおにぎりは、得意というか自分の中で、こだわりのあるものになりました。

■最後に、ファンの方へのメッセージをお願いいたします。
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山田役:羽多野渉
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今回、久しぶりに寺島拓篤くんと、甘いラブストーリーをやらせて頂きましたけど、非常に楽しく明るい現場でした。
山田と千尋以外のキャラクターを演じている声優さんたちは、僕たちのお互いの事務所の頼りになる後輩たちで、自分よりも年上の役をやってくれたり、学生時代の友達役をやってくれたりしました。
賑やかな感じも、非常に可愛らしい温かみのある作品なので、結果、CDもそういう雰囲気になったのではないかと思います。
ぜひ、何度でも聴いて楽しんで頂けたら嬉しいです。

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鈴木千尋役:寺島拓篤
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原作を読んで下さっている方にも、そうでない方にも、ぜひぜひお手にとって頂きたいなぁと思います。
原作を読んだ事がない方は、ぜひ原作も読んで頂きたいと思えるくらい、とても素敵な内容ですし、単行本以外の部分で続きのお話が描かれていたりして、山田と千尋の二人の人生は、こうやって一緒に並んで歩ける形で続いていくんだなぁと思うと、すごく素敵だなぁと思える作品です。
ぜひぜひ、二人の始まりと、今後に繋がるお話を、皆さんに読んで頂きたいなぁと思いました。
CDはCDで、空気感を大事にしつつ、お芝居させて頂いたので、何度も音声と原作と両方、楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

ドラマCD『山田と少年

 
あらすじ
クリスマスの夜、仕事帰りの山田(26)は、泣きながら酔っ払っている男子高校生・千尋を拾う。彼は、同性に惹かれてしまうことを悩む少年だった――…。

本編後のエピソードを描いた「山田と少年の春夏秋冬」や「翌朝」も収録した豪華2枚組仕様!

収録内容
・コミックス『山田と少年』
・『山田と少年の春夏秋冬』
・アンソロジー Canna vol.50:『翌朝』

発売日 3月28日
価格 5000円+税

キャスト
山田:羽多野渉、鈴木千尋:寺島拓篤、めいこ:望田ひまり、たくま:伊波奈々、千尋母:三重野帆貴、カズ:葉山翔太、同級生:白石兼斗、先輩:田所陽向、斉藤:堀総士郎、親友:峰晃弘

特典情報・イベント
Shop Fifth Avenue特典:
・キャストトークCD(寺島拓篤、羽多野渉) ※発売翌月で終了

中央書店コミコミスタジオ:
・三田織先生描き下ろし小冊子
三田織先生サイン会:3/1までエントリー受付中!

ホーリンラブブックス特典:
・三田織先生描き下ろしペーパー

アニメイト限定盤(FACA-0256)
・差し替えアナザージャケット

とらのあな特典:
・ブロマイドA

ステラワース特典:
・ブロマイドB

詳細は作品特設サイトにてご確認ください。

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コメント1

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匿名2番さん(1/1)

(≧∇≦)大好きな三田織先生の作品です!楽しみです!是非、『僕らの食卓』もお願いしたいです!

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