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2018/02/24 13:56
ダークな世界観で繰り広げられるBLに目がない方も多いのではないでしょうか?
死が隣にありながらもクスッと笑える作品から、ずぶりと沼におちていくような作品まで様々。
その中でも今回は「殺し屋」に注目!
「殺し屋」を営みながらも繰り広げられていくラブストーリーは一体どんなものなのでしょうか?
一流殺し屋が屈服させられドM変態化!
◇あらすじ
プライドの高い殺し屋が、屈服れさられマゾ犬&ド変態化!?
国軍からの脱走兵・ロッゾ。3年間も逃げ続けた彼に、ついに一流の殺し屋が差し向けられた!
ビビったものの、敵の弱点を手に入れて拘束に成功!
しかし、あまりに口も態度も悪い殺し屋にうんざり。
一泡吹かせるために、まずはおしゃぶりさせることに…!?
屈辱に耐えながらも堕ちていく姿は必見!
イヌミソの濃厚な世界観で贈るBLデビュー作!!
◇おすすめヒトコト
国軍からの脱走兵×殺し屋という設定で独特な世界観が表現されています。
とても個性的で殺し屋という設定ですがクスッと笑えます。それなのにエロは濃厚でたまらない……!
色々な意味でシュールな作品です。ダークな世界にいながらもコメディを求める方にはうってつけ!
黒尽くめの男の世界はモノクロからカラフルに
◇あらすじ
佐藤あきらにとって、深夜のコンビにバイトはパラダイスだ。なぜなら、ひとりの夜を過ごさなくてすむから。ある日、あきらはわき腹から血を流して蹲っている常連客を助けた。いつも黒いコートに黒いサングラスの、どこからどう見ても堅気とは思えない男。黒豹を連想させるその男は腹の傷を自分で縫っちゃうようなヤバい奴だ。その上、あきらはその男に無理やり身体を奪われて――!?
◇おすすめヒトコト
黒い男をあきらは「クロコ」と呼ぶようになるのですが、二人は奇妙な同居生活を始めます。異質な世界に身を置きながらもあきらと共に過ごすクロコの大型犬のようでいて黒豹のような何とも言えない懐き方は必見です。
ウブすぎる受けは暗殺術のみを仕込まれて育っていて…!?
◇あらすじ
ボディーガードをしている聡一郎は謎の青年・亜鳥を引き取ることに。ヤクザの組長の愛人だったというが、組が解散したことで行き場を失ったらしい。慣れているはずのキスひとつとっても初心な反応を見せる亜鳥。さらには「キスをしたから結婚したんだ! 」とまで言い出した。あまりに無垢すぎる亜鳥を訝しむが、聡一郎はその純粋さに愛しさを覚えていく。しかし、本当は暗殺術のみを仕込まれて育てられたのだと知って……。
◇おすすめヒトコト
ボディーガード×ヤクザの元愛人。それなのに純情すぎる受けに攻めは疑問を抱いていきます。その謎はクライマックスまでお預け!
受けの生い立ちの秘密など、様々な要素が盛り込まれつつも明るい作品です。
まるで少年誌…ウラの顔とは一体!?
◇あらすじ
そば屋を営むミオウは、そば粉を買いに行く途中、偶然、傷だらけのウォルフを拾った。“黒い狼”として、裏社会では恐れられているウォルフだが、ミオウは「犬助くん」と名付けて看病する。そして、掴みどころのないミオウに戸惑いつつも、その優しさに、一時の安らぎを感じるウォルフ。だが、ミオウにもまた、そば屋とは違う別の顔があった……!!
◇おすすめヒトコト
BL要素はかなり薄いですがその世界観はまるで少年誌から飛び出してきたかのよう!
「匂い系」と分類しても良いくらいかもしれませんが、そういった作品が好きな方々にはオススメの一作です。
愛した相手はベビーフェイスな殺し屋だった
◇あらすじ
ストーリーテラー・松木加斎、待望の短篇集!
「この人が死んだら俺は嫌だ。俺はサトイさんが好きなのだ――その日から 俺は人を撃てなくなった」
愛した相手はベビーフェイスな”殺し屋”。
アンダーグラウンドな世界に生きる二人のせつなすぎる恋を描いた全篇描き下ろしの表題作「ラヴァーズ ワールドエンド」を始めとした、計6篇の作品を収録。
◇おすすめヒトコト
殺し屋×殺し屋。タッグを組む二人が恋に落ち、攻めは人を撃てなくなります。そして逃避行――。闇の腐女子が大好きなシチュエーションが盛りだくさんです。
様々な作品をあげて気付いたのですが、あまりダークになりすぎなく、コミカルな作品が多い印象でした。
でも「殺し屋」ということが重荷になっている切ないBLもたくさん……。
ぜひ皆さまも「殺し屋」BL、挑戦してみてください。
記者:菅波
コメント4
匿名1番さん(1/1)
「イトウさん」がないだと…?
匿名2番さん(1/2)
私にとっての殺し屋BLは「ツーリングエクスプレス」だなぁ。かなり昔で一応少女漫画だけど、後半がっつりBL展開でした。でも皮肉な事にカップルがくっつくまでの話の方がスケールが大きくて面白かった。世界を舞台にスパイだのマフィアだの国家の陰謀だのスリリングでどの章も面白かった。でもくっついてからは、夫と舅のせめぎ合いというお茶の間的な話に収縮してしまい、飽きてしまったという皮肉w
snowblackさん
匿名2番さま!
私にとっても殺し屋と言えば、ツーリングのディーンです。
そして、くっついてからの展開が残念で飽きてしまった……というのも、すごく同感です。
この作品、ビックリなことに一度完結したものの
再度ツーリングEXP.Euroとして復活してまだ続いているんですよね。
シャルル(受)は196×年生まれと最初の頃に載っていたのになぁ(笑)
匿名2番さん(2/2)
snowblackさま!まだ根強く続いているんですね(笑)
やはり殺し屋×インターポールの刑事の時代が良かったです。
連載中に米ソの冷たい戦争が終焉を迎えたり、ベルリンの壁が崩壊したりと世界的に一部を除いて平穏になっていったのと時を合わせて、このシリーズもネタが尽きたのかマンネリ化しだした記憶があります。
少し前の「現代史」を知る上でも参考になるシリーズだと思います。