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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2017/12/30 10:57
みなさんは海王社『GUSH』BL漫画雑誌にて10年以上連載中の高永ひなこ先生作の『恋する暴君』という漫画の魅力についてご存じでしょうか。
2005年にはドラマCDが鳥海浩輔さん×緑川光さんで演じられ、2010年にはOVAのDVD第1巻が発売され、単行本は10巻まで出ている大人気シリーズとして有名ですが、今更読み始めるのはちょっと巻数が多い・・・と感じる方も少なくないのでは。
そんな方に今回は簡単に魅力についてお話ししちゃいます!
今ではすっかり人気のカップリング『ヘタレ攻め×ツンデレ受け』で有名な『恋する暴君』ですが、何を隠そう筆者の私がBLにはまったきっかけの作品なのです。友人の勧めでアニメを見て、気付けば、受けのギャップにやられていました・・・筆者を沼に落とした『恋する暴君』の魅力をお話しします!
あらすじとしては、主人公の森永哲博は、同じ大学院農学部で二年先輩の巽宗一に入学直後一目惚れし、以来5年間片想い中のゲイ。しかし、巽宗一は過去に研究室で助教授に襲われかけて以来、大のホモ嫌いであった。そんな2人が火事をきっかけに同居することになり・・・というものです。
森永哲博…大学入学直後、巽に一目惚れし、それ以来ずっと片想いしている。バイオ技術を研究しており、ゲイだと家族にカミングアウトしている。
ヘタレ攻めの森永哲博は、周りから『天使』と評されるほどのお人好しで一途、巽先輩の代わりに全ての家事もやっています。
しかし、巽先輩にだけは諦めが悪く、積極的で強引な一面を魅せることもあります。単行本1.2巻では、友人からもらった媚薬を巽先輩が誤って飲んでしまい、そのまま勢いで…なーんて展開もあったりします! 天使が悪魔に変わる瞬間…そのギャップがまた堪らない魅力でもあります。
また、ゲイであることを家族に受け入れてもらえてはおらず、疎遠になっています。ドラマCD2巻では森永の兄に結婚式に呼ばれますが、やはり拒否。そんな複雑な思いを抱えて、巽先輩をずっと好きでいる森永に惹きつけられるファンも多いのではないでしょうか。
巽宗一…巽家の長男で母を早くに亡くし、それ以来弟と妹の世話を見ていたのでかなりのブラコン気味。農学部の博士課程を取っている。
ツンデレ受けの巽先輩は、容姿端麗で完璧に見える見た目とは違い、無愛想で欠落キャラのブラコンな我が儘な人です。どの巻でもその暴君ぶりは変わらず、ファンの間ではツンデレを超えたツンギレとまで言われています。しかし、そうなってしまったのも、過去に助教授に襲われた過去からのことなので、森永も深く突っ込めないもどかしさがまたなんとも言えない気持ちになります。
そんな無愛想な巽先輩ですが、やはりなんと言っても色素が薄めの長髪に、丸眼鏡というビジュアルはかなりグッとくるのではないでしょうか。更には、白衣や、煙草と萌えポイントがぎゅっと詰まったキャラであるように思えます。
因みにベットシーンや寝起きでは、いつも結わえている髪をほどいているのも、グッとくるポイントです。また、ホモを嫌っていた巽先輩が、6巻以降から少しずつ変化を見せていくのはキュンキュンしてしまいます…!
魅力的なキャラとストーリー展開、すれ違う2人の気持ちを丁寧に書く作風などが長く愛される魅力の一つなのかも知れませんね。手が出せずにいた方もこれを機に、読み進めてみてはどうでしょうか!
アニメでは、単行本2巻までのストーリーが、ドラマcdでは、8巻までのストーリーが描かれているので、こちらも合わせて堪能してみてください!