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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2017/12/10 14:16
先日ちるちるで公開された『不朽の名作30』。
ランキングをご覧になって、「この作品はなぜランクインしていない!」と思っている方も多いではないでしょうか。
BL好きの方には、それぞれ、人生に大きな影響を与えた神作があり、何度も繰り返して読んだ魂の作品もあるでしょう。
しかし「不朽の名作」とはいったい何か。
実は台湾BLファンも同じことを思っています。というわけで
ここで台湾の腐女子&腐男子が異議を申し上げます!
あなたにとって不朽の名作はどの作品なのか。
aoi:自称BLおばさん(主にテイストが)の理系腐女子。BL黎明期のものが大好きで、山藍紫姫子先生は神。最近はスマホゲームで劇団員を育成している。
mori:ゲイ寄りのBL漫画が好きな腐男子。最近はスマホゲームでマスター修行、男子アイドルグループPをつとめている。
首長鹿:お互い認め合う関係性が好きな腐女子。中国と台湾のBL小説を愛読。最近はスマホゲームで人類最後のマスターとして励んでいる。(インタビュー内は――で発言する)
aoi:日本人っぽい!(笑)特に小説は「ザ・日本人」って感じ。
mori:日本のBL小説は中国語の翻訳があるものしか読まないけど、漫画については同感!
――「日本人っぽさ」というのは?
aoi:淡い憂愁が漂っていて、一章で解決できるような問題を一巻丸ごと使って長引かせるとか?
mori:よく言えば日本人的な感情の繊細さ?
aoi:悪く言えば問題解決を全くしないで、ずるずるしているところ
――確かに中国語の小説だと、最後まで恋愛だけしているような小説は少ないですよね。あとはタグが完備されているので、いわゆる『恋愛だけしている』小説は専用のタグがあって、読みたくないジャンルは避けやすいです。
aoi:そう、私の場合はそうしたジャンルは基本的に読まない。90年代のBL小説が好きだけど、例えば、世間から切り離された男子寮とか、そういう『ガチBL感』が満載の作品が好みなんだけど、最近の小説はそういうガチで清々しい感じがなくなって来てる感じがする。
参考【90年代作品アンケート】小説篇 深く重く暗く、そして濃い
mori:(木原先生の作品しか読んでないので分からない)
aoi:しかも小説のランキング実質、凪良先生と一穂先生しかいないじゃない。もっとこう、バラエティがあった方が良いような…。
著者:木原音瀬
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――moriさん、木原先生の『美しいこと』の中国語版は?
mori:そうそう、それ読んだ。割と好き。
aoi:女装大好き♥ でも寛末さんのクズっぷりはもう少し続いてほしかった。
――寛末さんも普通の男ですから根っこからクズになるのは難しいかもしれませんね。では、漫画はどう?読んだことない作品ありますか?
aoi:ない、全部読んだ。
mori:『玉響』は読んだことがない。
aoi:あ!『玉響』はBE(※Bad End)じゃなかったのすごくショックだったのは覚えている。
mori:いかにもBad Endになりそうな表紙なのに!じゃ、やめとく(笑)
――Bad End厨か!
aoi:でも水城せとな先生がランクインしたのが結構意外だった。
mori:僕も意外だった。かなり昔の作品だけど最近の作品に混じって出てきた。
aoi:『俎上の鯉は二度跳ねる』攻めの大伴恭一さんが発揮しているクズっぷりが大好きでね…あと永井先生も好き、ランクインしてるのがうれしい。
mori:貴重だよね。
著者:日高ショーコ
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――ランキングに入ってなくておかしいと思う作品は?
aoi:敢えて言うと『憂鬱な朝』?
mori:断然『テンカウント』!
aoi:それめっちゃわかるわ
――どっちもめっちゃわかる!言われてみればランキングに入ってませんね!?
aoi:『憂鬱な朝』は、緻密なシナリオと関係性の描写、今までのBLの作品の中でも飛び出ているのに、なぜかランクインしていないよね
mori:『テンカウント』は色々と画期的過ぎるから(笑)
aoi:同じく(一秒)
――この二作も海外ではかなり有名ですよね。色んな言語で出版されています。
mori:みんな大好き、ほぼ読んだことない人はいないほどの人気作品。
aoi:おばさんも大好き
mori:台湾では珍しく、限定版が必ず作られ、売れ行きもいい。
――そういえば選考基準は「発売日から3年経過した作品のみを抽出して、2016年9月1日~2017年8月31日までの直近1年間に獲得したちるちる評価ポイントでランキングしています。」
aoi:あれ、でも発売から3年経っていなかったっけ?
mori:第一巻は経っているけど、完結していないからじゃない?
aoi:うーん、ここはよくわからない
mori:とにかくどっちも、もうすぐ完結だし、来年以降ランクインすることを楽しみにしている。
aoi:実はよくわからない。
mori:人それぞれだと思う。
aoi:「不朽」って結構個人的な感想が入っちゃうかもしれないけど、基本ただ面白かっただけの作品ではあんまり心に残らないね。あと年間10冊と年間100冊読んでる人の「不朽の名作」は絶対に違うし、年を取るに連れて感じるものも変わるし。
mori:定義が難しいから、最初はものすごくよく知られている作品がランクインすると思ったら違ったね。
――落とし所として「わたしの人生に一番影響を与えた作品」はどうでしょう?
aoi:そうだね…後は年齢層を分けると面白い結果が出るかもしれません。きっと色々出てきます(笑)
mori:各々の人生ステージに残る一冊のBL(笑)
――では、最後に、少し強引かもしれませんがあなたの『不朽の名作』を教えて下さい。
aoi:それは難しすぎる!!moriさん先にどうぞ!!
mori:え?僕??…ちょっと本棚見てくる
aoi:じゃ私は山藍紫姫子先生と西条公威先生でいい、作品は全部好きなので。
――moriさーん?
aoi:つくも号先生でしょう
mori:一番好きなのは『最果てのアムリタ』、透明感があって美しかった。あと少年がめっちゃかわいい(ry
――性癖が丸出しでやばい
aoi&mori:日本人の方に嫌われそうなくだらん話ばっかりしててすみませんでした。
――筆者は穂波雪音先生の『凛! -RIN-』。初めて中国語で読んだBLマンガです。台湾人の腐女子&腐男子は人それぞれ『不朽の名作』があると思っているそうです。あなたの人生に影響した『不朽の名作』はどれでしょうか。
記者:首長鹿
コメント15
匿名1番さん(1/1)
穂波ゆきね先生ですね。
お名前なのでお伝えしておきます。
匿名2番さん(1/1)
穂波ゆきね先生は中国語版だと「穂波雪音」になるのですね~
作家さんがご自分で漢字を決めるのかな?
匿名3番さん(1/1)
『恋愛だけしている小説』という説明がいまいちぴんとこなかった…。日本のBL小説にも仕事描写とかあるけど、それだけじゃ足りないのかな?台湾や中国のBL小説は逆に何をしてるんだろう?そこら辺が気になる。…面白そうな翻訳作品探して読んでみようかな。
日本のBL作品しか読んだことない自分には比較対象がないため、海外の人の意見を聞くと新鮮に感じられて面白いです。
匿名4番さん(1/1)
記事はともかく「異議あり」っていうタイトル自体が上から目線で好きじゃないかも。人種や国民性もあるけど、同じ日本の腐女子でも心の琴線に触れるのは人それぞれ。「すぐ解決するような問題」を何度も蒸し返して悩んでしまう、そんなどうしようもない思いに共感できる人もいれば、できない人もいて良いのだと思うし、自分が共感できないからといってその価値を否定するものでもない。
人の数だけそれぞれの不朽の名作があっていいと思うし、自分が違うものが好きだからといって、他人が評価したものを貶すことはない。
海外サイトで日本の漫画の翻訳とコメ欄をよく見るけど、日本で評価されてるものはやはり外国人にも評価されてることが多く、作品として力があるということなんだろうな、と感じて面白いです。(ただし、レイプ、いじめ、浮気などの描写に対しては日本の読者よりもシビアな意見が多いです。)
台湾人みんながゲス好きな訳でもないんじゃないかな... この記事、結局、2人の台湾人の好みを聞いただけのような(^^;
匿名5番さん(1/1)
「不朽の名作」日本版、台湾版それぞれ持ち寄ってオフ会などあったら面白そう。
あぁ…でも言葉の壁は高いか。
そもそも日本の作品の翻訳ってどんな感じになってるのだろう?
微妙なニュアンスとか萌え感とか、うまく伝わっているのだろうか?
色々と興味深い記事でした。
匿名6番さん(1/1)
バッドエンドじゃないならやめとく、じゃねーよ!
玉響を汚さないでください!
匿名7番さん(1/1)
「しかも小説のランキング実質、凪良先生と一穂先生しかいないじゃない。」が頭にくるね^ ^
読んでみたらランクインが多い理由わかるよ
匿名8番さん(1/1)
海外では「BL」と「ゲイもの」を区別しないことが多いんじゃないかなと思います。
だからすれ違ってる?というか認識が違うというか。
あくまでボーイズ「ラブ」であって、女性の娯楽の面が強くて、実際のゲイの方からは避けられがちなのがアメリカのゲイドラマとかとは違いますよね。
女性向けポルノとか言いきる腐女子もいるし。
海外のゲイものの小説や漫画はよんだことが無いので見当違いだったらすみませんが…
匿名9番さん(1/1)
凪良さんと一穂さんが苦手だから、そこは同意します。
cypさん
「刊行から3年以上経過した完結作品」書いてあるのにね
>>匿名2番さん
一応台湾版は「穂波雪音」と載っています。作家さんが通した名前でしょう。
匿名10番さん(1/1)
人の好みって千差万別ですよね。
匿名11番さん(1/1)
「小説のランキング実質、凪良先生と一穂先生しかいない」っていうけど、実際には15作品中凪良先生が5作品とぶっちぎり。
一穂先生の他、木原先生、朝丘先生も2作品ランクインしているのに、しかいないってなんだろう?
匿名12番さん(1/1)
凪良先生も一穂先生も、いま正に旬の先生方だから!
山藍紫姫子先生と西条公威先生、つくも号先生はちょっと旬を過ぎた感じ?
あ、悪口じゃないですよ。私も上記先生方の作品は大好きですから。
ただ新作があまり出版されていないから…寂しい。
匿名13番さん(1/1)
恋愛だけしてる漫画が多いって、じゃあ台湾中国のBL漫画は恋愛しないの??
出会ってすぐ恋人同士になって、そのあと何があるの?
ボーイズラブなんだからラブストーリーでないならBL漫画って言わなくない?
受けと攻めが即座に付き合って、その後は受けの職業のオフィス漫画とかになるのかな?
極端に考えると、RPGっぽい世界で受けと攻めが即座に恋人になって、その後は延々とモンスターとの戦いが描かれるみたいな感じ?
すごい気になるわ~台湾中国のBL?漫画。
匿名14番さん(1/1)
もうちょっと意外な話がでてるのかと思いきや、そうでもないのを無理に日本人とのせて、違いを出そうとしている記事に思えて残念。