友情・愛情・涙に腐、そして劇場を笑いで包む映画『スイス・アーミー・マン』大人気映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが“死体”を演じる話題作『スイス・アーミー・マン』が、9月22日からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開中! “死体”の件はもちろん、男同士の関係に萌えられるとも注目されています。
共演するのは、『ルビー・スパークス』、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』で知られるポール・ダノ。彼は、無人島で助けも期待できず、自ら命を絶とうとする青年を演じています。
“生きながらにして生に欠けた男”と、“死体でありながら人間らしい男”の奇妙な愛が描かれた本作。先日、ちるちるがダニエル・ラドクリフさんにインタビューをした際に、二人の関係は「すごく純粋な愛のカタチ」とのコメントもありました。
女装や恋人ごっこ、キスなどの要素も映画の中に散りばめられているという情報から、気になっている方も少なくないのではないでしょうか。
今回、そんな気になるキスシーンが含まれた、本編動画が解禁されました!
■まさかの熱いキス!からの… 映画 『スイス・アーミー・マン』本編映像&予告
【あらすじ】無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかと思ったが、その力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動きだす。ハンクは意を決してその死体にまたがるとジェットスキーのように発進。無人島を脱出しようと試みるのだが…。果たして2人は無事に家へとたどり着くことができるのか――!?
筆者も気になって映画館に足を運んだのですが、上映中にクスクスと笑い声が聞こえてくる!(日本では珍しいような気がします)
というのも、最初から最後まで、さまざまな場面でお尻丸出しのオナラなりっぱなし…! “クレイジー映画”との呼び声はさすが! 終始「オイィ!」とツッコミを入れてしまいそうになるのを抑えるのに必死でした(笑)
生前の記憶も生の楽しみも、何もかもを失ってしまった死体の男に、生きることの楽しみをレクチャーする青年・ハンクが女装して恋人ごっこをするシーンでは、本当にお互いに胸をときめかせている瞬間があるので、是非そこを皆さんに観て頂きたいです!
笑いあり、せつなさあり、そして腐女子レーダー反応ありの作品だったので、お時間がある方は映画館に足を運んでみませんか?
映画『スイス・アーミー・マン』9月22日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ポニーキャニオン
(c)2016 Ironworks Productions, LLC.
公式サイト:
http://sam-movie.jp/監督・脚本:ダニエル・シャイナート、ダニエル・クワン(ダニエルズ)
出演:ダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
記者:冬桐