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腐女子は語る!L&G映画祭へ突撃取材レポート!

2017/07/23 14:51

趣味全開で映画感想を語り倒す充実の一日(゚∀゚)←



LGBTなどセクシュアル・マイノリティにまつわる映画の上映が行われるイベント『第26回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』(以下映画祭)が先日7月8日(金)から17日(月)までシネマート新宿及び表参道スパイラルホールにて開催されました。

興味津々でありながら、一人ではなかなか参加の踏ん切りが付かなかった筆者・冬桐。
ちるちるの記者・みかんさんがL&G映画祭でスタッフをされているということで、イベント参加させてもらえることに…!

~某月某日のやりとり~
冬桐:ねぇねぇ、みかんさん(゚∀゚)

みかん:はい?(*´∀`)

冬桐:今度の映画祭、観に行ってもいいですか(゚∀゚)

みかん:ぜひぜひ!ちるちるでも宣伝してるんですけど、映画祭スタッフで編成されたBL班との企画にも顔出しませんか?(*´∀`)

冬桐:なにそれ楽しそう!行く行く!いつ?(*゚∀゚)

みかん:15日、16日の土日で予定してるんですけど、どっちが都合いいですか?流れは一緒で、違うのが映画の内容だけなんですけど…(*´∀`)

冬桐:どっちも観たいから両方で!!(*゚∀゚)

みかん:了解です(笑)(*´∀`)d

そんなこんなで『L&G映画祭BL班と行く!ゲイムービーを200%楽しむ会』への参加も同時決定(笑)
当日はワクワクしながら会場へ。


■7月15日(土)19:00■



会場は初めて向かうスパイラルホール。
「LGBT映画祭はレインボーフラッグあるからきっとわかるだろー♪」くらいの軽い気持ちで向かったのですが、会場は表参道b1出口を出てすぐの場所にあったので、一定数から方向音痴認定をされている冬桐でも迷わず到着できました。



最初、レインボーフラッグが派手すぎて悪目立ちしていないかという不安もありましたが、建物1階にあるアパレルのテナントさんの旗と上手く馴染んでいてオシャレな印象でした。

この日の『L&G映画祭BL班と行く!ゲイムービーを200%楽しむ会』への参加者は10名ほど。思っていたよりも同志が多かったことに勝手にテンションを上げていた冬桐は、周りから浮かれた変人と思われていたことでしょう(笑)



全員が揃ったところでカフェに移動してBL班スタッフからイベントの簡単な注意事項と映画作品の推しポイント説明後、パンフレットの写真から参加者がストーリーを予想して語り合ったのですが、十人十色のストーリーがあって楽しかったです♪

この日の上映作品は『17歳にもなると』でした。



いざ答え合わせをしに再び会場へ。
最終上映時間だったのですが、かなりの賑わいを見せ、海外男性のペアが多かったように思いました。

上映作品は都会から引っ越してきた青年・ダミアンと養子として迎えられた農家の青年・トマの話なのですが、一言でいうと「思春期男子萌えええええぇ…!!((ノェ`*)っ))タシタシ」です。

2人とも学校では浮いている存在で、お互い意識しあって反発してケンカばかりしていたのですが、トマの母の入院をきっかけに、事情を知るダミアンの母(医者)がトマを預かることを決めて2人は一緒に住むことに。

一緒に暮らすうち、ひょんなことからトマの全裸を見てしまったダミアンは自分がゲイであること、トマが好きであることを自覚。ちょいちょい強引なアプローチをかけるのですが、トマは拒絶。
しかし、拒絶しつつもダミアンがゲイであることも、強引なアプローチをされることも他言せず、トマはダミアンの常に側にいます。

この時点で不器用すぎる2人に悶え苦しむのですが、一番テンションが上がったのは気持ちが通じ合った後の濡れ場!! 濃厚なシーンをありがとうございますううううううぅ!!(五体投地)」でした(笑)

上映後にBL班のスタッフさんとお時間に余裕のあり参加者さんで30分くらい飲みに行ったのですが、そこでスタッフさんに聞いたところ、映画祭では製作会社からそのまま卸して上映しているの、映画館では絶対に見られない生のフィルムが観れるのだそうです…(*^p^*)


■7月16日(日)10:00■



2日目は朝一番の回だったのですが、かなりの人で賑わっていたように思います。BL班のイベント参加者は少し減って8人くらいでした。

前日とは同じ流れで喫茶店(前日とは別でした)に移動したのですが、自己紹介をした際に「冬桐さんって、ちるちるで記事書いている方ですか?」と仰って下さった方がいらっしゃってビックリ(笑)

この日は上映作品が『QUEER×APAC~APQFFA傑作選2017~』という短編映画集だったので、参加者のみなさんの想像を聞くのがより楽しかった!
特に、短編集の中でみなさんが一番気になっている作品が一致していたのも盛り上がった要因の一つだったように思います。

『始まりの駅』
憧れの人(ストレート男性)に想いを寄せる中国系の男性。恋人もいる彼への報われない想いの苦しさから、行きずりの男性とノンスキンでセックスをしてしまい、HIVの感染の疑いに悩み、苦しんで乗り越える様子が描かれています。

『晴れ舞台』
幼い頃から女性の恰好が好きだった青年。
父の目を盗み、母の協力を経て密かに「女装」を楽しむ彼は、成長して初めて主演で晴れ舞台に立つことに。それも、自身の本当の姿であるトランスジェンダーの姿で。
性の自認と、それを知る家族の反応の一つを描いた作品でした。

・『誕生日パーティー』
祖父が危篤だという連絡から実家帰りをした女性。
しかしそれはパーティに参加させる為の嘘だった。
挙句に両親が離婚したと知らされ、更にパーティは新しいパートナーとの婚約パーティで…!?
コミカルなテンポで描かれる「新しい家族の形」が魅力でした。

・『ある日』
デート終わりのいつもの日常。
ゲイカップルは警官に足止めされ、偏見的でセクシャルな尋問をされる。挙句には家に電話をかけさせられ、家族にゲイであることを告白させられる。
そんなときに味方になってくれたのは…。
偏見が強い国での扱いの理不尽さが、現実にありえない話ではないことを実感させられる作品です。

・『モモ』
同棲している女性カップルの話。
ある日、元彼女と一緒に飼っていた猫を引き取ることになった。元彼女と過ごした時間を思い出す切っ掛けになるであろう猫を、勝手に引き取ることにした主人公に、現彼女は複雑な気持ちを隠せない。
実際に自分の立場になったときに、「これはアリ?」と考えさせられました。現彼女が寛容過ぎます…。

・『ダム』
BL班の大本命。
病に侵され先が長くない老男性の元に、青春時代を共に過ごした友人が10年ぶりに訪れる。
多くは語らない2人。旧友だからこその親しみと、それだけでは説明がつかない微妙な距離感に妄想力を掻き立てられます。



上映が終わってからは前日に見られなかったエントランスホールをチェック。
映画祭の公式グッズやレインボーをモチーフにしたアクセサリー雑貨が沢山ありました!しかも可愛い!!



同日にサイン会が行われた、うさきこう先生のコミックス『ぼくのほんとうの話』や、14日に行われたオープニングイベントに登場したという田亀源五郎先生のコミックス『弟の夫』なども販売されていました!



更に任意で募金をする形(10円でもOK)のバーでシャンパンやソフトドリンクの提供がありました。太っ腹…!

会場を堪能し終わった後、時間のある参加者さんと映画の感想会。…だったのですが、何故か萌える筋肉の話になって場所替えして語りまくっていました(笑)

今回の2日間を通して「上映会の後に感想を言い合える機会が欲しい!」という意見が多くあったので、ちるちるでもこういうイベントをもっと取り上げて行きたいなぁと思いました。
魅力満載の映画祭、BL班と一緒に参加すれば初心者でもボッチでも怖くないので、興味を持っている方は是非、次回の参加をオススメします♪




記者:冬桐

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コメント1

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(1/1)

BL読者の腐男子、レズビアン率けっこう高いと思う

だからノンケ女性だけが読んでるって思わないでほしい。
私は異性愛には全く自己投影できないからBLばっかり読んでる
異性愛ものは違和感感じるから読まない

lgbt系のイベントとかも参加してみたいんだけどなぁ
行ったことないな

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