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2017/07/04 13:42
インドネシア BLを少年愛とYaoiに分類!?
インドネシアはジェンダーの役割が根強く、またポルノ規制も厳しい国です。 そんな国に、BLは日本の少女漫画とインターネットを通じて流入しました。
インドネシアでは、男同士の恋愛作品のうち、プラトニックなものを「Shounen-ai(少年愛)」、エロがある作品を「Yaoi」と呼ぶそうです。
日本での言葉の使われ方と少し違いますね。やはりポルノ規制がある中で、エロとそうでないものを分ける必要性があるのでしょうか。
BLのコミュニティはさほど大きくなく、多くのインドネシア人はBLのことをよくわかっていないそうです。
インドネシアといえば、イスラム教が強い国。そんな中でBLファンが生きるのは大変そうです……。
タイ BL漫画≒ゲイ漫画というとらえ方
タイでは、BLは「Kartoon wai (Y[aoi] comics)」と呼ばれているそうです。
それらの多くは日本の作品の海賊版。BLの内容が法規制に触れるため、非合法な出版をしているとのこと。
同性愛そのものを禁止するような法律はありませんが、同性愛は個人的なことだと考えられていて、公にそういう表現をしてはいけないというような考え方が広まっています。
タイではBL漫画≒ゲイ漫画という風に考えられているそうです。これは日本とは違いますね。
また、タイの人たちは「タイらしさ」を重視しており、BLはこの「タイらしさ」に反すると考えられているようですが、近年では状況が変わり、日本の「美少年」のような優しげな男性像が受け入れられつつあるそうです。
台湾 アジア初の同性婚合法化に、BLは?
最近、同性婚合法化への動きが進む台湾について、二つの発表がありました。
一つ目は台湾の大型掲示板・PTTのBL板の利用者について調べた研究。
この研究では、BL板に集まるBLファンたちはいろいろなセクシュアリティの人たちであり、特にゲイ男性が一定数いることがわかりました。
また、どうやってBLコミュニティに入ったのかということを調べた結果、クラスメイトや友達からBLを知った人が多かったそうです。これは日本でも同じではないでしょうか。
もう一つの研究は、同性婚合法化運動と腐女子の関係性について。
台湾では、BLファンの呼び方はたくさんあり、「腐女」「腐男」といった日本での呼び方に近いものから、「腐ション」「腐腐」という性別を特定しない言い方も。
台湾ゲイパレードで
— 石田 仁 (@ishida_hitoshi) 2017年7月1日
こんなん日本でもあるといいなあ pic.twitter.com/xyUnOwdXzV
また、LGBTパレードや同性婚を求めるイベントに多くの腐女子が参加しています。このあたりの事情はちるちるでも過去に紹介してきました。
一方で、隠れたい腐女子や、BLは現実のゲイとは関係ないと考える人もいます。
そこで、この発表者はインターネットでBLファンに同性婚に関する意識調査を行いました。
その結果、なんと9割以上のBLファンが同性婚を支持! さらに、8割以上の人は強く支持しています。これは驚きの結果ですね!
そのほか、LGBTイベントに参加するようないわゆる「運動派の腐女子(pro-campaign)」は、BLを通してLGBT問題を知ることができたと語っています。
「BLは実際のゲイと関係ある必要はないけど、実際のゲイの現実を理解するためのブリッジにはなる」という彼女の言葉には、なるほどとうなずきました。
同じ調査によると、台湾のBLファンの内約47%が何らかのセクシュアルマイノリティで、ストレート(異性愛)の人は半数程度しかいないそうです。
これではもはや、BLファンはストレートの女性とはいえませんね!
インド 男性との情報格差も…
そもそもインドにBLファンっているの? と思った人もいるのでは。この研究者も同じところから出発します。
インドでも日本の漫画・アニメは人気がある一方、女性はあまりインターネットにアクセスできないため、情報格差があります。
また、同性愛は禁止されており、特にマスメディアで同性愛が登場することはほとんどありません。
そんな中、インドのBLファンは、BLを通してLGBTの問題にアクセスしているそうです。BLが貴重な情報源になっているということですね。
香港 政治と結びつき、政治家“生もの”も
非常に面白いことに、香港では政治運動とBLが結びついています。
どういうことなのかというと、香港腐女子の間では政治家BLが大流行。
保守とリベラルの政治家や、雨傘運動のリーダーたちのカップリングが生み出されています。カップルにされた本人たちは、そんな状況を逆手にとり、BLっぽい行動をすることで自分たちの活動を宣伝するありさま。日本の腐女子からすると、全く想像がつかない事態……。
一方で、実在の政治家たちのカップリングを描くことに対して、エロ表現をすべきかどうかという悩ましい問題もあるようです。
韓国 男性オタクとの激しい戦いも特徴
お隣韓国にも、実は意外すぎる事情が。
腐女子(韓国ではHujoshi)はオタク(韓国ではOdekku)から激しい攻撃を受けているのです。同人イベントを警察に通報されることもあるとか!
韓国では、同人文化の歴史の中で、オタクと腐女子の長い攻防の歴史があるのです。
男性オタクの女性を見下した行動から身を守るため、BLの同人イベントは完全にシークレット。なんということでしょう……。
日本のオタクと腐女子のいがみ合いがかわいく思えてきました。韓国同人文化はまさしく「戦場」ですね。
中国本土 邪道CPが席巻中!?
中国本土では、英語圏のBL「スラッシュ(Slash)」の影響が強く、いわゆる王道的な男性らしくてクールな攻め×女性的で優しい感じの受けというカップリングは流行らないそう。むしろみんなこぞって、より邪道なカップルを描こうとしているとのことで、興味深いですね。
その他アジア諸国のBL事情
最後は三つの国を比較した発表。どの国も、表現に対する規制の中で独自の戦略を持ちBL作品をつくっているようです。例えば、児童ポルノに厳しいオーストラリアでは未成年のエロシーンなし、マレーシアでは注意書き文化が強い、フィリピンでははっきりと宣伝しているなど、国によって様々な工夫がうかがえます。
2日目もさまざまな興味深い発表が行われたようです。
"resource of hope"としてBLとゲイコンテンツに親しむ中国人のゲイが、憧れの日本に訪れるものの、もれなく外国人差別を受けたり二丁目でも居場所がないという考えさせられる報告。BL国際シンポ
— 石田 仁 (@ishida_hitoshi) 2017年7月2日
(画像間違えたので再アップです) pic.twitter.com/ulsugC3npc
こうして見ると、日本以外の国ではLGBTやジェンダーの問題とBLが深く結びついていることがわかります。そう考えると、なぜ日本がこれほどまでにBLと実際のゲイやLGBTの運動が切り離されているのか不思議に思えてきますね。
また、隣の国の事情でも知らないことがたくさんあって、本当に面白いと感じました。
もっといろいろな国の腐女子が交流できる機会があったら楽しそうですね!
グローバル社会でのBLというテーマはこれからもさらに重要になっていきそうです。
記者:みかん
コメント3
匿名1番さん(1/2)
>日本以外の国ではLGBTやジェンダーの問題とBLが深く結びついていることがわかります。そう考えると、なぜ日本がこれほどまでにBLと実際のゲイやLGBTの運動が切り離されているのか不思議に思えてきますね。
欧米でもそうだよね。欧米ではBL表現や同性愛表現に対する差別はLGBT差別と同じものとして受け止められてる
日本では違う。同性愛表現を差別するのは同性愛差別ではないと考える腐女子も多い
同性愛表現はむしろ差別的な扱いをうけて当たり前で、BLは異常なもので、男女もののような扱いは許されないと当然のように押し付けてきたり…
これがほんとに理解不能
BL読んでるトランスやレズビアンやバイセクシュアル、ゲイも多いんだけど、なぜか日本ではblはノンケ女性のものみたいな考えの人が多いんだよね
だから余計ややこしいことになる
匿名1番さん(2/2)
私LGBTパレードとかも行ってみたいんだけど…分断されてるのは感じる。
匿名2番さん(1/1)
自分はBLと出会って初めて自分の性癖に気づいたよ。
だから自分の中では「LGBTやジェンダーの問題」と「BL」って切り離せない関係になっている。
BLの存在を知らなかった頃は、気持ちと身体がバラバラになることが不可解だったけど
今なら分かる。ノンケじゃないから、ああなったんだってことが。
BLは偉大だ…。
ノンケでない自分にとって
BLが「LGBTやジェンダーの問題」と深く繋がっているのは当然だ。