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媚薬だ!誘拐だ!石油王だ☆おすすめ「アラブもの」小説5選+2!

2017/05/21 15:22

2017/11/28 20:56

王道には王道の良さがある!暴虐傲慢な王子様×いたいけな受けにときめきませんか??




「アラブもの」
といえば、時代を築いたBLの金字塔ジャンル。

褐色の肌の王子様or王様、絶対的な主従関係、華やかな民族衣装・・・語り尽くせない魅力が「アラブもの」にはあるのではないでしょうか。

個人的には暴虐傲慢の王子様が、ふとした瞬間に受けに孤独と弱みを見せたり、受けだけを愛しい人として思ってくれたりするラストが大好きです。

今回はそんなTHE王道なアラブものの小説をまとめてみました。やっぱり王道には王道の良さがある!!と思います。

アラブBLを読んでじっくり灼熱の砂漠の愛に浸ってみましょうか?

 

参考
アラブBLリスト
 



『流沙の記憶』松岡なつき


キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆☆

古代エジプト文明に魅せられ、念願の考古学者となったアレン。

ところが遺跡の発掘中、落盤事故に巻き込まれ、なんとエジプト第十八王朝へタイムスリップ!!

間諜と疑われ、王の義弟・ネフェルに捕えられてしまう。

王に忠誠を誓う、冷徹で非情な若き将軍は、アレンを拷問にかけるけれど…!?

シリーズ20巻を超える松岡先生の大ヒットシリーズ『FLESH&BLOOD』の原点と言われている作品です。もとは1994年に発刊された作品が、2014年装いも新たに登場。



『砂漠の王子に見初められています。』佐倉温


キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆

父の仕事の失敗で人質となった従兄弟の桐を追って強引に熱砂の国へ来た陣は、桐を助けようと奮起するが、砂漠の国の第二王子・ジア―に見初められ、翻弄されてしまい…!

受けはかなり好感度が高かったです。単純で鈍く、無責任に物を言いすぎるところはあるけど、義に熱い人たらし。その受けにたらされた攻めも、なかなか萌える人でした。―はるぽんさん



『支配者の恋』岩本薫


キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆
極秘で来日したアラブの王国の王子ラシードの警護を言い渡された警視庁警護課勤務の東堂。ワガママな王子に振り回される東堂だったが、言うことをきくかわり「全て時間を明け渡し俺に尽くせ」と条件を出され…!?
岩本薫先生の「ロッセリーニ家の息子」シリーズのリンク作「恋」シリーズの一作。本作だけでも楽しめます!
立花慎之介さん×平川大輔さんでドラマCDも発売しています☆

べたべたのコテコテではありますが、金髪碧眼が甘いセリフでジャパニーズビューティに愛を囁くシーンは胸が高鳴ります。―かにゃこさん

『囚われの熱い砂』いとう由貴


キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆

「わたしに抱かれる以外、生き残る術はない」平凡な大学生・直は、ある日見知らぬ男達によって異国に拉致された。

そして謀反人の一族として死罪を命じられる。

抵抗する直に、王イズディハールが下した決定。

それは、花嫁として抱かれ女として生きることだった。

アラブと言えば執着めいた身勝手な愛情なんてイメージするのですが、攻め様はそんな

気持ちを認めないし、受け様なんて愛妾の一人で玩具扱いなのです。

それでも、後半では王として凝り固まった考えが受け様と会話する事で次第に変化する。―marunさん



『熱砂の王と冷たい月』愁堂れな



キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆☆

シークレットで来日したアラブの王、イドリースの命を狙う為、殺し屋である霧生由は王が所望した男娼とすり替わり、暗殺の機会を窺っていた。しかし、王ではなく第二王子のナーヒドに気に入られ、無理やりその身体を奪われてしまう。そこから由の計画は次第に崩れ始めていった。暗殺を実行できないまま由はナーヒドによって共にアラブに連れ帰られ―…。

アラブの第二皇子×王の命を狙う殺し屋というTHE☆アラブな設定!!

男娼として油断させるはずが、薬を使われて意識がなくなるまで快楽に溺れる受け、たまらないです。

高階佑先生の雰囲気ぴったりな挿絵も人気です。


王子は抜け目がありません。 由に惹かれているのは間違いないですが本心が見えてこないのでどういうラストになるのかドキドキしながら読みました。―みーこピーターさん


―!!番外編!!―

『熱砂と月のマジュヌーン』 木原音瀬

キチク傲慢アラブ度・・・☆☆☆☆☆☆

石油王の息子だった主人公は、あるきっかけで困窮しオークションに売られてしまう。ある富豪に買い取られ、連れられた館で待っていたのは耐え難い恥辱の日々で……!?

受けの性格がかなり強めで口が悪いことや、メインカップリングが使用人×主人公であることを考えて番外編としました。

木原音瀬先生作品らしい、痛い系の陵辱たっぷり(なんと獣姦まで!)の作品なので、「大丈夫!」と思える方は是非読んでみてください☆

ちなみに、小説ではなくアンソロジーなのですが、筆者が「アラブもの」に目覚めたきっかけは『b-Boy Phoenix 12 アラブ特集』でした。


今見てみると、ヤマシタトモコ先生、池玲文先生、環レン先生など、かなり豪華な執筆陣だったんですね。2008年の出版なので、もうすぐ10年です。古き良き時代でした・・・。ホロリ・・・。


記者:ジャージャー

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コメント2

投稿順 | 最新順

匿名2番さん(1/1)

わたしも一時期アラブものにはまって読みまくりました。
ご紹介の岩本薫さんのアラブもの大好きです。2冊目の「誘惑者の恋」が特におすすめだけど、
1冊目から読んだほうがいいので興味ある方は「支配者の恋」から是非どーぞ!
匿名1番さまと同じく「流沙の記憶」は未読でしたので、これを機会に読んでみます。
エジプトが舞台というのもあまりないような?そういう意味でも楽しみです。

匿名1番さん(1/1)

アラブ、すんごい好きでした。いや、今も好き。
目が覚めるとアラブ というあのなんでもありの ぶっとび感がすごく好き。
当記事でご紹介いただいたうち、読んでない「流砂の記憶」を読んでみようと思います。
久しぶりにアラブだー楽しみ!

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