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2016上半期コミックランキングを振り返る!

2016/07/04 19:26

もう7月!?急いで上半期総決算だ!

 

早いもので、2016年ももうその半分が過ぎ去ってしまいました。

こうしちゃいられない!ということで、記者3名(神谷浩未、冬桐、星野)で今期のランキングについて意見を交わしました。

 

2016年上半期のコミック上位作品はこちら!(7月1日集計)

【2016年上半期コミック上位作品】

1VOID/蘭丸屋蘭丸
2カラーレシピ(1)/はらだ
3ヤリチン☆ビッチ部(1)/おげれつたなか
4きこえる?/橋本あおい
5恋するインテリジェンス(3)/丹下道
6こっちむいて、愛/みちのくアタミ
7ひだまりが聴こえる-幸福論-/文乃ゆき
8女王と仕立て屋/スカーレット・ベリ子
9鴆-ジェン-/文善やよひ
10カーストヘヴン(2)/緒川千世
ネガ/はらだ
 

さて、ランキングはこのようになっていますが、皆さまのお気に入り作品はランクインしていますでしょうか?

「全て読んだよ!」という方も「読んでないのもある!」という方も、記者と共に上半期を振り返ってみましょう♪

 

 

神谷浩未:下位の方は個人的には意外でした。鴆-ジェン-はファンタジー要素も強く、広く受け入れられるものではないのかなと感じていたので…。4位のきこえる?は今までの橋本あおい先生とはちょっと違った感じのテイストで、受けのキャラクターもかわいいですし王道という感じですね。

 

 

冬桐:おげれつたなか先生は強いですね。元々私はおげれつ先生のイラストをネット上で拝見していたのですが、こんなにエロを描かれてるんだとびっくりした覚えがあります(笑)

最近の傾向として、みちのくアタミ先生のこっちむいて、愛の表紙のような泣き顔系男子に萌える女性も増えてきているんじゃないかなと思います。

 

星野:私はこの中だとやっぱり『鴆』がイチオシですね。確かにあまり大衆向けの設定ではないのかなと思うんですが、それでもこうしてランクインするだけの力がある作品がなんじゃないかなと。

そしてやっぱりおげれつたなか先生の、はらだ先生は強いですね。

 

 

神谷浩未:VOIDに関してはもう18禁という売り方が上手いですよね。元々エロに定評のある座裏屋先生が18禁で出すと言ったら本気を出すとしか考えられないので(笑)

 

星野:カラーレシピは評価が分かれそうですが、やっぱりゲスBLに定評のあるはらだ先生ですから一部の層には物凄く刺さりますよね。『こっちむいて、愛』然り、『カラーレシピ』然り、クズと泣き顔は強かったということでしょうか…⁉(笑)

 

【総評】

思い切った18禁レーティングでの販売ということで、やはり座裏屋蘭丸先生の『VOID』はたくさんの方の注目・支持を集めたようです。

独特の作風でちるちるでもお馴染みのはらだ先生は2作品がランクイン。高い画力とエロ描写に定評のあるおげれつたなか先生のヤリチン☆ビッチ部はアホエロBLとして高い評価を受けています。唯一無二のセンスで展開する丹下道先生恋するインテリジェンスも根強い支持を集めました。

 

上位をエロ描写多めの作品が占めていると同時に、王道でピュアなラブストーリーである橋本あおい先生の『きこえる?』も高評価を受けています。クズBLやゲスBLなどどこか倒錯的な作品が人気を集めることの多い昨今ですが、映画化が決まったひだまりが聴こえるにも言えるように、爽やかでキュンとする作品もやはりBLの醍醐味ですよね。

 

エロあり、コメディあり、ピュアありということでとてもバランスの取れたラインナップとなっていた2016年上半期コミックランキングですが、下半期は一体どのような様相になるのでしょうか?

2016年後半戦もたくさんBLを読んでよい腐女子ライフをお過ごしください♪

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コメント14

投稿順 | 最新順

匿名14番さん(1/1)

VOID電子が全年齢版だけなのは、紙本購入者への配慮なのかな?
紙本を予約購入したけど、電子18禁版が出たら重複しても買うのにな。
池玲文先生の媚シリーズ18禁版は電子のみで、紙本の予定はないんだよね。

18禁版と全年齢版で分けるとコストがかかるとか、
紙本18禁版は販路が無いって事情は理解できるけど、
紙も電子も、全年齢版と18禁版を選んで購入できるのが読者の希望だわ。

匿名13番さん(1/1)

完全受注生産にしたがために『VOID』は現在オークションで3~5倍の値段で取引されています・・・
出版社や作家様ではなく転売屋が儲かる仕組み何とかならないのでしょうか?
しかもアダルトではなく一般カテゴリで出品している方が多く、未成年でも簡単に入手できてしまいます。

匿名12番さん(1/1)

苦肉の策ではあったかもしれないけど、先生自身も喜んでいたようで張り切って局部の描き足しをしたり、
18禁ということで話題にもなったので「売り方が上手い」というのも一理あるのかと思います。
元々18禁で描かれていた先生なので、本来はこう言う売り方があっているんじゃないかな。
池玲文先生の18禁電子限定も夏に出るので、様々な形での18禁販売方法が盛り上がるといいなと思います。

匿名11番さん(1/1)

VOI18禁は出版サイドの苦肉の策でも、読者には嬉しい英断だったと思う。
ただ完全受注生産で、紙本から継続的な売上が見込めないのも事実だから、出版サイドを「うまいやり方」と表現するのに違和感があるし、被害妄想だとは思わない。
ちるちるも営利サイトなんだし、事情を知らないと思わせる表現はしないほうが良かったと思う。
被害者意識と決めつけて批判するのは絶対に違う!

最近のニュースの批判コメを批判する人って、自分の良識を振りかざして悦に入ってるけど、批判内容を把握せず攻撃してくるし、他人の批判は許せなくても自分は批判して良いって自分勝手に思える。

匿名10番さん(1/1)

座裏屋先生のVOID最高でした。
装丁が豪華で画力がすごいので最早画集でした。
18禁出版はありがたかったです!

匿名9番さん(1/1)

何でも被害者意識でとらえていたら誉め言葉も悪い意味に聞こえるのではないでしょうか。引っ掛かっているのはどちらなのか…。記者のかたの本意は分かりませんけれども、下手したら売れないやり方なのに、うまく売れて良かったですね、先生の実力があるから当然の結果ですね、という意味にも取れますし。つまらないことでいちいち騒ぐ人、読んでいて疲れます。

匿名8番さん(1/1)

匿名6番さんに同意です。

そもそもアレは苦肉の策ではなく、修正の厳しいリブレさんに対する厳しい声が多かったのを受けて18禁での発売になったと思ってました。いわば読者のお願いを叶えた形であり、喜んだ人も多かったはずです。

匿名7番さん(1/1)

結果論で何か言ったくらいの事で何をカリカリしてるんでしょうね。

匿名6番さん(1/1)

「18禁だからこんなに売れた」っていうニュアンスに読めなくもないけど、
神谷さんは
「あの座裏屋先生の18禁と言われたら買うしかないでしょ!納得の1位!」って言いたかっただけなんじゃないかと思います。

匿名5番さん(1/1)

この前発表されてたhontoの上半期ランキングBL部門でもVOIDが一位だった。紙を買い逃した人が電子に流れているとはいえ、それだけで1位にならないよね。私も売り方が上手かったからじゃないと思うわ。てかなんでこんな引っかかる書き方すんだろね。ここの記事ってそういうの多いよ。

匿名4番さん(1/1)

確かに、とても失礼な書き方ですね。
1番さんのおっしゃる通り、2冊も不健全図書に指定されてしまった苦肉の策ですよね。
でも、それだけ出版社に大切にされている先生なんだと思います。
売り方がうまいのではなく、座裏屋先生の実力だと思います。

匿名3番さん(1/1)

私は18禁と聞いたから買ったけどね。
勿論、前二作でも定評があったようだから普通に売れたとは思うけど。

匿名2番さん(1/1)

匿名1番さんに同意。

匿名1番さん(1/1)


座裏屋先生のVOIDに関して「売り方が上手い」というのは全く違う、全く逆だと思う。普通に全年齢で売っていたら密林でも買えてもっと多くの人に読まれてもっと支持されていたと思う。もともと全年齢雑誌で描かれていたストーリ重視の作品で、どう考えても前2冊が指定されてしまった事での苦肉の策なのに・・・なんだか先生にとっては気の毒な言われようだと思った。

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