BLニュース

やってきました桜の季節。ハラハラと舞い散る桜の下で読書にふける…なんて乙のある事をしてみたい。だけど決し
て尋ねてはいけません、「何の本をお読みになるんですか？」と。


くるぶし：こんにちは。ちるちるスタッフのくるぶしです。桜もそろそろ満開になりますね、桜の木の下で読書…どころか先日まで風邪をこじらせ部屋の中で本を読むことすらままならなかったです…風邪菌よ、滅！！

神谷：大変でしたね。季節の変わり目ですから体調管理には十分注意したいところです。今から春アニメも始まることですし準備万端で画面の前に待機しなきゃ。

く：今期はかなり豊作の予感もりもりです。正直絞るのが大変でしたもん。

神：女性向け、男性向けまんべんなく注目タイトルが並んでいるように思います。。

く：桜も満開、アニメライ腐も満開。どれを観るかここで決めちゃいましょう！


神谷→ちるちる20代女性記者。最近嬉しかったことはハマっているスマホゲームで推しキャラの限定カードが出たこと。

くるぶし→ちるちる20代女性スタッフ。最近悲しかったことはハマっているスマホゲームで推しキャラの限定カードが出なかったこと。



☆『逆転裁判～その「真実」、異議あり！～』
神：さっそく私の今期一期待しているアニメが来ました。

く：そうなんですか！？そういえば神谷記者は逆転裁判のゲームシリーズは全てプレイ済みのファンでしたね。キャスト発表があった日はそれ以前のキャスティングが総変更になっていて色々な声が聞こえていましたし意外です。。

神：キャスティングの総入れ替えは確かに私も首を捻るところではありますが、声が付いていたのは主にドラマCDなのでゲームのみのユーザーはそんなに大きなダメージはないのかもれません。まあ、それでも固定ファンが付いているという点でなかなかリスキーな選択だと思います。

く：一部ならまだわかるのですが総変更はさすがにどんな作品でも反対意見は出るかと思いますよね。それでも一押しする理由は…？

神：それ以上にキャラクターやストーリーが良いんです。確かにキャストの変更は残念ですが逆裁には回りくどくない、ストレートに作品の面白さをぶつけてくるシナリオと、プレイヤーを作品世界に引き込む演出と力強さ、そして何より個性的で魅力あるキャラクターは本当に太鼓判なんです。私はそれを信じたい…！

く：確かに監督の渡辺歩さんやシリーズ構成の冨岡淳広さんは「ドラえもん」や「ポケモン」、「宇宙兄弟」「団地ともお」など、男女関係なく子どもから大人まで幅広い層に愛されてる作品に携わってますね。渡辺さんに至っては「原作の魅力を最大限に生かす作風やキャラの表情や動きを豊かにする演出は高く評価されている」監督だとwiki先生が言っていました。神谷記者の話を聞くと逆裁との相性はいいように思えます。

神：新キャストの方々もアニメはもちろん外画作品に多く出演されている実力派揃いなので、その点は全然心配ないかと思うんです。もしかするとこのアニメがきっかけで、今までとは違う視点から作品やキャラクターを観ることができるようになる。そんなきっかけを与えてくれるかもしれません。

く：なるほど。ファンとしてはいろんな気持ちが絡み合う作品ですが、観てみないことにはわからない。まず観てみよう、そういうことですね。

神：はい。そういうことです。あ！ちなみにゲーム上の4話に当たるお話はいろんな意味でおススメです、ぜひ観てください…！きっとちるちるのお姉さまたちも好きなお話ですよ。(笑)



☆『僕のヒーローアカデミア』
く：どんどん人気が上がっている作品ですよね。ファンも男性女性満遍なくいる感じがします。

神：連載当初から人気がありましたし、今ではWJの看板作品の一つと言ってもいい気がします。アニメ化も何ら不思議ではありませんでした。

く：本当に最初から人気ありましたよね。ヒロアカの連載が始まった時は私が丁度、WJを積み本にしてしまっていた時期でリアルタイムで読めていなかったんです。なので始まっばかりのヒロアカがどこに行っても「おもしろい、おもしろい」言われてて、正直「ステマかな？」と疑ってましたもん(笑)。実際読んでみると面白くて心の中で疑ったことを土下座しました(笑)。

神：(笑)。ヒロアカは原作の堀越先生の安定した作画と迫力ある戦闘シーンが本当に素晴らしいのですが、それぞれのキャラクターも役割がはっきりしていて関係性がすんなり頭に入ってくるのも好印象です。それをアニメーションでは「ボンズ」さんが制作するということで期待値が上昇です。

く：ボンズさんは作画の乱れが少なく戦闘シーンも素晴らしいと好評ですよね！過去には「血界戦線」「エウレカシリーズ」「ハガレンシリーズ」「NO.6」を制作しています。

神：「NO.6」と言えばヒロアカのアニメ監督でもある長崎健司さんの監督作品ですし、そして私たちのような女子にも人気があった作品ですよね…これは本当に期待できます！

く：キャストに山下大輝さん、岡本信彦さん、石川界人さん、梶裕貴さん、増田俊樹さんなどなどと若手実力派ばかりです。実際PVも観ましたが、みんな合ってるなと。。個人的な感想ですがかなり違和感がなかったです。

神：それはそれで凄いですね。今のところ死角はなしのようです。



☆『SUPER LOVERS』
く：今期唯一のBLアニメです。

神：シリーズ構成の中村能子さんが「純ロマシリーズ」や「世界一初恋」「八犬伝 -東方八犬異聞-」などに携わっていて、この界隈のファンのことは熟知していらっしゃるんじゃないかと。「純ロマ」や「世界一初恋」は特にファンから好評でしたし。

く：BL以外には「月刊少女 野崎くん」や「新世界より」「幕末Rock」なども手掛けていますね。これは女子のツボを知っている！？という雰囲気なのですが、私個人としてはそっちよりも作画系に少々不安が…(笑)

神：どうしたんですか(笑)

く：いえ、「SUPER LOVERS」のアニメ制作をされるのが「スタジオディーン」さんなのですが、ちょっと作画の心配は？と聞かれると即答できない感じでして(笑)。完璧に崩れてるとかではないのですがネットで見かけた言葉を借りますと「微妙なレベルで安定している」んです。決して悪いわけじゃないので好みになるかと思います。その作画がその社風だったり味として楽しめるなら全然イケるんじゃないかな。

神：そうなんですね。私は作画のほうではなく、女性声優さんがキャスティングされていたことにちょっと驚きました。BLの世界ってなかなか難しくて「登場人物に女性はいらない」という方も多いので、この場合はどうなるんだろうと考えてみたりもしました。原作を読むとわかるのですが、そのキャラクターも某テニス作品の主人公に雰囲気が似ているので普通の作品ならこのキャスティングはピッタリなんです。なのでこれはこれでありなのかもしれないなって。

く：そのあたり本当難しいですよね。私はキャラクターに合っていればあまり気にしない派なのでその辺は普通に楽しみにしていますよ！それにこの作品は少女漫画のような雰囲気があるのでBL初心者の方や気になっているけどなかなか手を出せずにいる方たちのBL入門になってくれるんじゃないかと期待しています。

神：確かに。BL初心者の方も安心して読める作品ではありますよね。昔からのファンの方も楽しみにしているようですし、これがきっかけでジャンルの輪が広がるといいなぁ。期待したい！



☆『ジョーカー・ゲーム』
く：来ました！私の今期一押しアニメ！

神：くるぶしさん好きそう(笑)

く：いや、原作も実写映画も評判がいいので前々から気になっていたのですが、気になったまま今に至る感じです(笑)。ストーリーが壮大で秘密機関やスパイとかいう単語が飛び交う、おまけにファンも根強くて色んな方面から期待されている作品だと感じます。なので気にならないわけがない(笑)。PSYCHO-PASSファンは好きです(確信)

神：ファン、というか作品自体のターゲット層は広そうですよね。制作はPSYCHO-PASSと同じ「Production I.G」さん。Production I.GさんはPSYCHO-PASSの他に「攻殻機動隊」や「精霊の守り人」「ギルティクラウン」など、わりと「姿勢を正して観るような作品」が多い印象なんですが今回もそんな雰囲気ですよね。

く：そうですよね。なので原作とProduction I.Gさんの相性は良いんじゃないかと思っています。監督の野村和也さんは「攻殻機動隊 新劇場版」の監督も担ていましたし、脚本・シリーズ構成の岸本卓さんは「ハイキュー！！シリーズ」「僕だけがいない街」などの作品も同じく脚本・シリーズ構成で携わっています。本当に楽しみしかない…。

神：キャストに堀内賢雄さん、下野紘さん、木村良平さんをはじめ、森川智之さん、中井和哉さん、櫻井孝宏さん、津田健次郎さん、関智一さんなどベテラン役者さんたちも活躍する様子。これは私も観なきゃ…。



☆『文豪ストレイドッグス』
神：1巻発売当初から話題の作品ですよね。今回のアニメ化発表の時もTwitterが賑わっていました。

く：歴史上実在した文豪たちと異能力バトル、今までなかった設定で面白いなと思いました。ファン層に関しては圧倒的に若年層の女性が多いのでキャラクター愛溢れる方も多く見受けられます。

神：私もシナリオ愛ももちろんですが、キャラクター愛が特に強い方が多いという印象です。それゆえか新規のファンよりも、もともとのファンが大半を締めそうな雰囲気を感じてもいます。

神：制作は今期ヒロアカも手掛ける「ボンズ」さん。ボンズさんについては先ほどもお話ししたので割愛しますが、監督の五十嵐卓哉さんはボンズさんの作品を中心に手掛けています。脚本・シリーズ構成の榎戸洋司さんと五十嵐監督は何度もタッグを組んでいて、お二人が携わった作品に「キャプテン・アース」「STAR DRIVER 輝きのタクト」「桜蘭高校ホスト部」「少女革命ウテナ」などなど。もう勝手知ったるという感じで安定した作品を届けてくれそうですよね。

く：キャスティングに関してはこれもまたいろいろ波紋を呼んでいますよね。

神：原作ファンの意見と声優さんのファンの意見がいろいろ飛び交っています。

く：「ターゲット層が露骨すぎ」という声もちらほら聞こえますが原作も良いですし役者さんも今注目の若手声優さんと実力のあるベテランの方ばかりなのでまずは観て見なきゃ！という感じです。

神：ファンの愛が強い作品、ということは何となくわかりました(笑)。わたしもまずは一話、観てみたいと思います。




く：今期は本当に気になる作品が多すぎて絞るのが難しかったです。詳しくは取り上げられなかったのですが『坂本ですが？』『少年メイド』『マクロスΔ』『田中くんはいつもけだるげ』なども本当は触れたかった…！

神：私も『坂本ですが？』と『マクロスΔ』は香ばしい匂いがする気がしてアンテナを張り巡らせています。

く：こんなに多いと見落としてそうな作品がありそうです…それはなるべく無いようにしてはいるのですが、もし「こんな作品もあるよ！」なんてことがありましたらぜひコメントに書いていただいて、お姉さまたちのお話しの話題にしてもらえると私たちも嬉しいです。

神：見落とし、何気に悔しいですよね(笑)。こんかいはおそ松さんみたいなドデカいダークホース、見落としてないといいな…。

く：うっ、古傷が…！(笑)

神：(笑)。皆さんの一押しの作品ありましたか？今期も覇権アニメは波乱の予感。

く：テレビの前に全力待機です！