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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2016/03/10 18:00
興津和幸
今朝寝違えたので、首を動かすことが出来ず大変でしたが、収録はとても楽しかったです。
一同:(笑)
僕が演じました吉野桜次は、Mかと思いきやSになったり……心情の変化によって変わるキャラクターだったので、その変化を演じるのが非常に楽しかったです。
増田俊樹
吉野と高瀬2人だけの独特な間が面白いなと思いながら演じさせていただきました。会話というのは、想いのぶつけ合いの繰り返しだと僕は考えているんですが、僕が演じた高瀬は、ぶつけたい想いはあるんだけれども、ぶつけられない……というキャラクターでした。そのもどかしさをどのように表現しようか考えながら演じました。僕だったら相手を動かす言葉をかけたい場面で、高瀬はそういった言葉をかけない不器用なキャラクターなので……。終始僕は戸惑いながら演じていました(笑)
それが興津さんにきちんと届いているか何度か不安になってしまいつつ……。
興津:届いてた、届いてた(笑)
本当ですか!
そんな……朝10時のお仕事でした(笑)
■印象に残ったシーン、お気に入りのセリフ、聴きどころは?
興津和幸・増田俊樹
増田:やっぱりアレじゃないですか? 踏むシーンじゃないですか?(笑)
興津:あー! 吉野が股間を踏まれるとこ?
増田:はい。僕やりすぎたなって思いましたもん(笑)思いっきり踏む演技をした後に、「あ……これ死ぬんじゃないか……?」って(笑)
興津:死なない、死なない(笑)
でもあの踏まれるシーンで、吉野が変態だっていうことがよく分かりましたよね(笑)重要なシーンですよ。
増田:本当ですよね!
興津:吉野が勃っちゃうのはね、もうしょうがないですから(笑)
増田:好きな人に対しては仕方ないですよね(笑)生理現象ですから。
興津:そうそう。あれは生理現象です(笑)でも、吉野は痛いのがちょっと好きなのかな?
増田:確か「痛いのとかはあんま好きじゃない」って台詞ありましたよね?
興津:いやでも、あれは高瀬にされたのが嬉しかったんだと思いますよ。
増田:あーなるほど! 高瀬に触れてもらえただけでね……。
興津:そうそう。触れてもらえただけで嬉しいんですよ。
増田:吉野の頭の中、ドーパミンすごそうですね(笑)
興津:そうだよね。想像力は本当にすごく豊かだと思うよ……だって高校のときに撮った高瀬の写真をずっと使ってるんですよ?
増田:ですよね(笑)
興津:もう、目の前で動いてる姿見るだけで大興奮ですよ吉野は(笑)
増田:「動いてる! 本物だー!」って(笑)
興津:そうそう(笑)「目の前に本物がいるー! 手が届くー!」って(笑)
増田:「高瀬の部屋の空気だー!」ってスーハーしちゃいますね(笑)
(言いながら大きく息を吸い込む)
興津:(爆笑)文章じゃ伝わらないから!
増田:(ヘヴン状態)って書いておいてください(笑)
高瀬を目の前にしたときの吉野、エンドルフィンとかドーパミンとかめっちゃ出てますよ。それで痛みを感じてないのかもしれませんね。本来なら失神するような痛みでも。
興津:僕もそんな吉野が伝わるように、息遣いのお芝居とかは特にこだわって、ハァハァ言いました。
増田:そうですよね……! 僕踏んでる感じしましたもん。
興津:踏んでないときも、踏んでないときも! いや、踏んでるときも気をつけてたけど。
高瀬が踏んでない状態から、踏み始めて、さらに強く踏む……っていう過程ごとの変化を、吉野の息遣いで表現できるようこだわりました。そこが聞きどころです。
プレイとしてのSとMではなく、精神的なSとMという認識だったので、そこを演じるのは面白かったですね。音響監督さんから「吉野はM気質なんだけれども、そこにSを滲ませてください」と言われたので……。
増田:受け手に回っているように見せかけて、実は巧妙な命令が滲み出ているってことなんですかね?
興津:……いや、なんか、もっと複雑だよ。吉野は(笑)Sだから、Mだからってことじゃないんだよ。
増田:そうですよ! SとかMとかでね、人間関係は決まらないんですよ!(笑)
興津:なので、期待して聞いてください(笑)言葉で伝えるのが非常に難しいので。
■ファンの皆様にひとことお願いいたします。
興津和幸
きっと期待以上のものになっていると思うので、ぜひ皆様、優男とド……今ドメスティックって言いそうになった(笑)
増田:それ「家庭的」です(笑)
サディスティックね!(笑)「優男とサディスティック」ぜひご期待ください。
増田:「優男とドメスティック」だったら普通ですよね(笑)
増田俊樹
つたない2人の距離の詰め方がとても可愛らしく表現されている作品だと思います。ぜひドラマCD含め、原作コミックスもお楽しみいただければと思います。
興津:今更思い出した。
なんですか?
興津:これBLだったね(笑)
そうですよ(笑)
興津:男性同士であるということの壁よりも、過去のトラウマとの関係性や人間の持つ支配欲について考えさせられる作品で、とても濃厚なドラマになっていますよね。なので、ご期待ください!