ふゅーじょんぷろだくとから『ぼうずらぶ』2/24発売萌えあり鋭さあり! 多彩なBLで私たちを刺激する出版社「ふゅーじょんぷろだくと」から2月24日、
アンソロジー『ぼうずらぶ』が発売! 表紙画像が公開されました。
アルファベット表記で「BOZU LOVE」、そして僧侶と思われるイラスト……。これは坊主BLですね!
ぼうずらぶ“ディス イズ クールBL。” 煩悩の数だけ坊主への愛がある。
執筆作家陣/イゴ彦、ゆうや、コモトミ裕間、むないた、羽澄しろ、雨季野、すえひろ、冬辺
カバーイラスト/冬辺
ちるちるでは2013年、
「お坊さんBL【10選+1】健気受、男前攻、執着攻、果ては変態まで~!」として坊主BLを紹介。今回は『ぼうずらぶ』の登場に乗って、最新版の坊主BLを、ちるちるに寄せられたレビューとともにお届けします。
プレイ多彩! エロ坊主小説『乱れし花陰 ~僧侶散華~』著:バーバラ片桐/イラスト:奈良千春
あらすじ
「長 い間、禁欲しているせいで、逆に淫らな身体に仕上がっていくな…」。小さなお寺の僧侶・樫森皐は、清い心で仏に仕えるため、恋愛をしないと決め、日々、慎 ましく暮らしていた。そんなある時、十歳年下の幼馴染みの晃陽から、恋愛相談を持ちかけられる。しかしそれが、皐の人生を変える大きな出来事の引きがねと なった。晃陽の男の恋人・都議の三重野から、浮気相手と誤解された皐は、その怒りを買い、ある権力者の貢ぎものとして『躾け』られることになってしま う…!!
レビュー
挿絵をチラッと見て、僧侶受け最高なのではと即買いしましたね(笑)
内容的にはほぼエロ!!プレイ内容も豊富なエロ!!僧侶淫乱エロ!!って感じでした。
バーバラ片桐さんの文と奈良千春さんの挿絵とで僧侶がエロの背徳感というか、こんな淫靡な僧侶いいんですかと初めから最後まで興奮状態でした―――椿々さん
妖怪×坊主ラブ漫画『坊主と蜘蛛』著:ハジ
あらすじ
坊主の宗玄は、懐かれ情を交わした蜘蛛の妖怪と旅をしている。人ならざる彼との情交で得られる快楽が、手放しがたかったのだ。宗玄は妖怪の類を恐ろしいとは思わない。むしろ人間の方が、残酷で恐ろしい。いつの間にか、蜘蛛の裏表のない一途な独占欲を好ましく思い始めていた。人間である自分が死んだ後の、蜘蛛の行く末が心配だったけれど……。
レビュー
蜘蛛のジンが、蜘蛛だけど超ワンコで可愛いんですよ。
宗玄のことが大好きで、健気で、一途で、脱皮して身体が大きくなっても「旦那ぁ 旦那ぁ」って四六時中宗玄にまとわりついてる姿に萌え萌え。
「ずっと一緒にいて」「一緒でないとダメ」ってストレートな愛情表現をするジンにめちゃきゅんとします。
エッチの時もかわいい。
宗玄は包容力満点の男前な受けなんですけど、快楽に貪欲なのでジンの手技で惜しげもない痴態を晒してくれるギャップが堪らんです(^q^)―――みみみ。さん
同時収録作は、スキンヘッドのお坊さん(タコ妖怪)× 乙姫の息子のお話。
攻めを「兄者」と呼び慕う受けも、タコ足をウヨウヨさせながら己の欲望を自制する攻めも、どっちも可愛すぎました♪―――Krovopizzaさん
おっさん坊主×高校生の21歳差ラブ漫画『声色に染まる』著:鳩屋タマ
あらすじ
お経の綺麗な声に誘われた高校生のヒナが、訪れた寺の住職は…実はやさぐれたおっさんで!? ただ声だけ聞きたかっただけなのに、なぜだか頭から食われそうです!!
レビュー
坊主攻めが40歳、受けが高校生という歳の差カップルです。
倍以上の歳の差、しかも職業が僧侶なのに、攻めに倫理観的な悩みや葛藤はまったくありません。読者の方が「えっいいの?」と心配になるレベル。
絵は受けは可愛く、攻めは男前でよかったです。―――はるぽんさん
こちら鳩屋さんの初コミックです。
ガツン!とくるほどではなかったのですが、絵も見やすいし、表情豊かだし、色気を感じるエロだったしで、なかなかいいな~と思いました、今度がとても楽しみです(*'▽')♪―――江名さん
コワモテ坊主×駄目イケメン小説『法悦♥ホリデイ ~解脱なんて知らねえよ~』著:淡路水/イラスト:小山田あみ
あらすじ
仏様、こんなのアリですか? ――元モデルの雪村藍は金なし職なし伴侶なしの三重苦。金に困って手を出した詐欺まがいの仕事で出逢ったのは眼光鋭い色男、正覚寺の住職代理・桜庭瑞生だった。怪我をして正覚寺に居候することになった藍だがこの坊主、ゲンコツをふるう、肉を食えば酒も飲む――そして色欲も……強面イケメン坊主×駄目っ子美人、坊主の愛で恋も人生も悦い感じ!? BOY meets 坊主なラブ・ストーリー!
レビュー
元モデルが詐欺まがいなことをする、というあらすじを読んでとんでもねえ野郎だな、オイ、と思っていましたが、なかなかに可愛らしい受けさんでした。
(中略)
あと表紙が良かった。藍の目の前にある小銭や、瑞生が藍にげんこつしてたりして内容の世界観を見事にあらわしているなあと感心しました。挿絵も良かったです。―――ポッチさん
お寺の話、というだけで買った衝動買いでした。
あとがきに先生が書いておられましたが、このタイトルに決まるまでかなりタイトル付けに苦労されたみたいです。
タイトルとか帯の煽りから想像したものよりも、ほのぼのしていて意外に真面目な内容でした。
(中略)
最終的に本人も相手もまわりも幸せな気持ちになる、とてもやさしく楽しいお話です♪―――roseーlilyさん
イケメン串焼き屋×ストイック坊主漫画『てるてる坊主照れ坊主』著:ゆくえ萌葱
あらすじ
実家を継いで僧侶となった潤徳が、いま最も会いたくない相手…それは月に一度の写経会に現れる大柄のイケメン・長谷川未知。何故なら、未知は高校の同級生で親友で…好きだった相手だから。しかも潤徳の気持ちを知ってか知らずか、未知は急に距離を詰めてきて…!? 飄々とした串焼き屋店主×ストイックな美坊主の禁断ラブ!
レビュー
終わりかたのコマ使い素晴らしい!!余韻を持たせた終わりかたなので続きが早く読みたーい!!と、ページを送ると、やった!続き!!なのだけど、なんとこれ、書き下ろし!!(笑)これは雑誌で読んでいた人、続きがめっちゃ気になっただろうな~!!気になった人~続きがありますよー(笑)―――紅丸さん
美形坊主は上か下か?漫画『恋の重さは何グラム?』著:春巻トキコ
あらすじ
口も軽けりゃ恋も軽い…初恋の少女に頬を染めていた幼い日々はどこへやら、ゲイバーでみつけた相手とワンナイトラブを楽しむチャラい会社員に成長した樹。そんな樹が、久しぶりに地元へ帰省した時、目の前に現れた超理想の男は、クールで美しい寺の次男坊。いやでも、相手はノンケだし…と躊躇すると、なんと相手から「ノンケじゃなかったら?」と誘惑が! ところが、そこには思いがけない秘密があって―――?
レビュー
一番の見どころは、何と言っても、ふたりの上下攻防戦に尽きます!
わたしは元々、CPたちのベッドにおける上下云々にそれ程強いこだわりはないのですが、このCPの攻防戦はすごく面白くて読み応えを感じました。
『まあ今回はこっちの方が押してたし...』とふたりが同じことを考えているところなど思わず、ぷぷっと笑えるところもgood。―――冬草さん
坊主のタマゴ高校生ラブ漫画『僧職高校男子寮』著:コウキ。
あらすじ
平凡な高校生・一茶は、母親が再婚し、その再婚相手が寺の住職だったため、やむなく仏教系男子校に転入。そして男子寮に入寮します。お坊さんのタマゴ達との寮生活に戸惑う一茶。しかし、同室となった明人は、なにかと一茶の世話を焼き、甘やかします。やがて一茶は、明人に複雑な思いを抱き…。
レビュー
高校生男子寮物って、それなりに王道な設定ですが「仏教系の学校」だって事をしっかり描いているところが新鮮。
読んでいると、一茶と一緒に、仏教系の学校のこととか、お寺の現状とかも段々わかって来るし、それでいて、やっぱり高校生らしく、恋に悩んだりもするし、繊細でかわいい絵も読みやすいです。―――雀影さん
お坊さんの卵がたくさんいて、しかもお坊さん専門の男子寮ということで、BLのカップルがたくさん誕生するのではないかと、色々と想像してワクワクしました。
想像するだけでもたくさん萌えられ、物語自体も十分に楽しんで読むことが出来、とても萌えることが出来ました。―――霧島伊都さん
みなさんの琴線に触れる坊主BL、見つかりましたか?
2013年の特集でも
頭がフサフサ坊主が多かったですが、今回はフサフサ度が増しています。やはり、ビュジュアル的にツルツルは避けられるのでしょうか。
「いや、ツルツルのほうが萌えるわい!」と、欲している坊主BLファンも少なくないと思うのですが(笑)。
2月24日発売
『ぼうずらぶ』は、表紙はツルツル。アンソロジーなので、きっといろんな坊主がいらっしゃることでしょう。フサフサとツルツルの数、比べてみたいものです。
コメント1
ココナッツさん
お坊さんBLだと、千島かさねさんの『住職様のお気に入り』が面白かったです。
住職×公務員です。ちなみにツルツルではありません。