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焼きたてのパンの匂いBL6選

2016/01/22 14:21

読んでる最中、いい匂いがしてきそう

突然ですが、パンが好きです。パン屋さんに行くとなんだか安らぐな~と思っていたら、こんな記事を見つけました。

【知ってた】焼きたてのパンの匂いをかぐと人は他人に優しくなれると判明!! 仏大学調査 - IRORIO

パン屋の前とブティックの前では、どちらの場所の方が落とし物を拾ってくれる人が多いのか、という調査をフランスの大学が実施。400回に及ぶ調査の結果はパン屋の客の圧勝で、77%の人が落とし物を拾ってくれたようです。一方、洋服屋の客で拾ってくれたのは52%と約半数にとどまり、人は良い匂いをかぐと自然に優しくなれることがわかる結果となりました。

なんと。なんだか安らぐと思っていたら、自然と優しくもなれてただなんて。まるで魔法の香り…! ハッ!! もしや、いい匂いがしてきそうな「パン屋BL」を読むと幸せ&優しくなれるのでは…!? ということで今回は、パン屋が登場するBL作品をまとめてみました。


不器用なふたりの恋
小説『お菓子の家~un petit nid~』著:凪良ゆう/イラスト:葛西リカコ

あらすじ
大事なものはひとつでいい。
リストラされた加瀬は、強面なパン屋の店主・阿木に声を掛けられ、バイトをすることに。無愛想で人との付き合い方が分からない加瀬にとって、店の温かな雰囲気は馴染みがなく、戸惑うばかりだった。けれど火事に遭って阿木と同居することになり、彼の優しい手にどうしようもなく惹かれていく。優しくされればされるほど阿木に依存してしまい、溢れそうになる感情に加瀬は……。

レビュー
加瀬が働くことになるパン屋「un petit nid」の空気が魅力的です。オーナーの阿木、スタッフの知世、知世の息子で小学生の理央、そして加瀬。パンの焼ける優しい匂いに包まれながら、この四人がまるで家族のようです。――かん衛門さん

阿木を好きになったり、知世たちにやきもち焼いたり勘違いしたり、嬉しく想ったり…めまぐるしく変わる加瀬の気持ちに、思いきり感情移入しながら読んでしまいました。――高律さん


実家風呂屋の番台もする書家×パン屋店主
漫画『のぼせるからだ』著:ミナヅキアキラ

あらすじ
商店街で人気のパン屋を営む鈴見佳永は、アイドルのようだと言われる自分の容姿にコンプレックスを抱いている。そんなある日、鈴見が近所の銭湯「草羽湯」を訪れると、そこにはやたらと男前な番台がいた。なぜか番台からの不躾で執拗な視線を感じる鈴見。後日、その男が、書家として著名な草羽史奏だと知るのだが…。

レビュー
はっきり言って、ここまで設定が生かされてるBL漫画、久しぶりに出会いましたよ。受けが何故パン屋をしているのか、何故壁を作っているのか。本当に一言一言、自分が登場人物になったかのように苦しくなる。――まぎ69さん

でもね、パン屋さんの傷や火傷だらけの手…って、わかるのよその萌え!美しいアイドル顔の鈴見の手が、働く男の手。そのギャップですよね草羽さん! !
――イサヲさん


一軒のパン屋に、3組のカップル
漫画『ねかせないで』著:町屋はとこ

あらすじ
布団の中。手を繋ぐ。身体も繋ぐ。でも、心が繋げない。繋ぐ資格がない…。完璧で男前なパン屋の店長・渡が甘やかし世話をする昔馴染みの京吾。中途半端な自分を変えられず、何度も渡の元を離れ、傷つけて、でも戻りたくて――胸が苦しくて。他、そんなパン屋に集う様々な恋、美味しく焼き上がり待ち。各話H描き下ろし付!

レビュー
パンの香り……というのは、身近な幸せの香りかもしれない。そんなイメージがピッタリの1冊。――snowblackさん

ワタリパンという1つの同じ舞台でそれぞれの恋愛が展開する。また、それぞれのストーリーにおいしいパンが登場する、優しくてほっこりする、それでいてきゅんとなるそんなお話でした。――高律さん


あんたが俺だけに我が儘を言うってのは、いい気分だ。
小説『従者にあらず』著:椹野道流/イラスト:ウノハナ

あらすじ
パン屋のホルガーは、毎晩やって来る客の魔法使い・ロテールが気になっていた。無表情で無感情な彼に戸惑うものの、その惨憺たる食生活を聞いて、放っておけなくなる。拒絶するロテールを「親切の押し売りだ! 」と説き伏せ食事をさせ、頑固で面倒な奴と思いつつも、せっせと世話を焼いた。そして酔ったロテールが露わにした脆い素顔に、たまらない気持ちになって抱き締め……。

レビュー
毎日、ホルガーの店で、前日の固いパンを買うロテールと、何とかもっと美味しいものを食べさせたい、と思うホルガー。なかなか心を開かないロテールを、怯えさせないよう怖がらせないよう、大きな体でこまやかな配慮を重ねるホルガーが微笑ましかったです。――ねこぷーさん

椹野先生のお話しは、どれも読んでるうちにお腹すいてきます。美味しいもの食べた~い!豪華ディナーとか、スイーツ系ではなくて、お家ご飯!!ホルガーさん、うちにも来て欲しいですぅ~!!!――マンボウさん


きみの笑顔の隣で生きていきたい。
小説『ブレッド・ウィナー』著:月村奎/イラスト:木下けい子

あらすじ
家出した妻の実家であるパン屋と連れ子の双子を抱え、太一は二十四歳にして人生投げやり気味だ。そこへ店舗の買い手として現れたのが、高校の同級生・長谷部。
太一が売ることを渋ると、彼はパン職人として店でバイトさせてほしいと言う。
忘れたい記憶につながる男と関わりたくはなかったが、いきいきとパンを作る長谷部はやがて太一の日常になくてはならない存在へと変わり…?

レビュー
初めてのエッチの時いちいちパンに準えるのが可笑しかったです。――AKさん

BL作品の要素はあるのだけど、どちらかというと家族愛がメインのお話に感じました。――muccuさん


大人の甘い色香が溢れる幸せラブストーリー!
漫画『ブーランジェの恋人』著:天禅桃子

あらすじ
パン屋のイケメン店主・浅尾には、気になる常連客がいた。無口で無表情、なのにいつも甘いパンを買っていく――なんとなく不思議な雰囲気を持つ彼に、浅尾は次第に興味心以上の想いが芽生え始め…?

レビュー
とにかく甘い。甘くて幸せになれる。言動、行動、空気、全てがキュンとなるフワフワ感がある気がして、読み終えてからも二人の幸せを分けて貰った気分を味わえました。――__モコ__さん

もー !なにこの可愛さ! ! お話も可愛かったのですが、何よりも主人公ふたりともが可愛すぎて悶えます。得に可愛いのが受けの藤川。ぱぁっと花が咲いたような笑顔、浅尾に甘え彼から漂うパンの甘い匂いを大好きと言い、すりすりとすり寄ったりして!――もこもこさん

CPのどちらかがパン屋さん、もしくはパン屋が舞台のBLって結構ありますね。お疲れの日はいい匂いがしてきそうな、パン屋さんBLを読んでリラックスしてみてはいかがでしょうか☆

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コメント4

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(1/1)

全く関係ないけどこれを見て焼きたてジャぱんを思い出してしまった。懐かしい。

匿名2番さん(1/2)

パン屋といえばあのパン屋さんしか思い浮かびません。
もう読めないのが辛すぎる。

匿名3番さん(1/1)

>>匿名2番さん
もし見当違いだったら申し訳ないですがもう跡地しかないサイトさんのことですか?
商業デビューなさってたらここに載ってたかも…なんて思ってしまったので…

匿名2番さん(2/2)

>>匿名3番さん
はい、そうです…!
わたしも、もしかして…と思いこの記事を読みました。

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