私の自己分析結果ですみなさんは、BL小説に自分が好きな傾向とかはありますか?
私が最近BL小説を読むようになったのはわりと最近ですが、いろいろな作品を読んでいくうちに好きな作品とそうでない作品において、それぞれ共通点のようなものを見つけました。
◯好きな作品の掟
好きだー! と思った作品に共通していた点は2つあります。
1つめは、展開が読める! でもそれを裏切らない!
これを一言で言うと「王道」なんだと思います。こういう結末なんだろうな、と読んでいると分かってしまう…! しかし、最後まで期待を裏切らないという話が好きです。
2つめは、お互いの好きが伝わってくる!
好きになる作品として、まず大前提に「2人が恋人になる」があります。例えば、3Pで始まった恋だとしても、最終的には3人のうち1人がモブ化! といったかんじです。2人で恋愛をしているのが読みたいので、そこは譲れません!
また、とにかくハッピーになるというのが分かっている作品。ここもけっこう外せません。途中で少し切ない展開になったりしても、それすら超えるようなハッピーエンドが好きです。
『好きって言いたい』(著:安西リカ、イラスト:おおやかずみ)は、ずっと幸せです! ポンポン進んでいくストーリーも軽快で読みやすく、一気に最後まで読めます。
そして最近判明したのが、自分は「強気受け」が好きということでした! もちろん、攻めの前で少しは可愛げが必要なので、ツンツンデレくらいがちょうどいいですね。
『その兄弟、恋愛不全』(著:鳥谷しず、イラスト:Ciel)はドストライクでした。強気受けが好きな方にはぜひ! おすすめです。
また、恋人になったらお互いが浮気をしないのは当たり前なのですが、2人が付き合うまでは受けがビッチというのも好きです。攻めには、ビッチな受けがちゃんと自分だけを好きになるように更生させてほしいです!
◯好きになれなかった作品の掟
好きになる作品に挙げた点と逆をいかれると苦手にはなりますね…。共通していた点は2つあります。
1つめは、最後まで恋人という関係にならない!
やっぱり、初めがどうであれ最終的に好き合う恋人関係になってほしいので、そうならない関係のまま物語が終わると悲しみます…。例えば、いじめっ子がいじめられっ子にパシリをさせる、という関係が最後まで続くといったかんじです。読んでいる途中で「もしかしてこれは、ようやくお互い好きという気持ちに気付いたか!?」とウキウキするも、関係が変わらずじまいだと「え!?」状態です! その関係に満足してるのね…と頭では納得できても、やはり私としては恋人になってほしい!!
また、攻めにも受けにも「好き」という言葉がセリフに欲しいです! 最初は、恥ずかしいから、とか態度で分かれよ! 的なものでもいいのですが、それなら物語の最後でぐらい「好き」って言ってください! もちろんキャラの性格はあるので、何回も言ってほしいとかではないけど1回くらいは…恥ずかしがりながらでも言ってほしいです。こんな要望の多い私にヒットした作品が、
『嫌よ嫌よも好きのうち?』(著:月村奎、イラスト:小椋ムク)でした! 両片想いっていいですね。
2つめは、設定がキャラの性格を踏まえてない!
ストーリー展開はよくても、一カ所でも腑に落ちない設定などがあると微妙…となってしまいます。例えば、お互いを好きになったきっかけというものが、そのキャラの性格だと合わない! など。きっかけ自体は王道でも、そのキャラの性格にフィットしていないと「ほんとにこれで好きになるのか?」といった疑問がわき、結局そこが納得できないまま~fin.~といった状態になり、もったいなかった…! となります。
最後に少し前の作品から最近の作品まで幅広く読んでみた結果、これまでは気にしていなかった「自分好み」がはっきりしてきたように感じます。
もちろん自分の中で例外もあるので、全部が全部これに当てはまる訳ではありません。
読んできた作品の中から、いろいろと自分なりに分析してみると私は王道が好きなのかもしれない! という結論になりました。
みなさんも、これまで読んできた作品から好きになる要素を見つけてみると、自分が好きになる作品の傾向が分かるかもしれません!
記者 みこりん
コメント5
匿名5番さん(1/1)
私も王道すき~v というか自分の地雷がいまだよく分かってないから、わりと何でも萌えられる。
でもこないだ、頑張ったんだけど最後まで萌えられなかった話を読んで、私も自己分析したんですけど、
たぶん私の趣味じゃない部類に入る要素は
『キャラにぜんっぜん感情移入できない』ことだと気が付いた。。
うぅ悲しいかな、こればっかりは自分で読んでみないと分からない…(>_<。
匿名4番さん(1/1)
私も結局王道かなー。
雑食だけど。
王道があるから寄り道できるってことはありますね。
たまに新規開拓できるととにかく嬉しい。
こちらのサイト、レビューのおかげです。
匿名3番さん(1/1)
私も王道が好きだけど、もっとバリエーションがあってもいいと思う。
むしろ、王道を壊してくれるようなカウンター的な作品が台頭してこない所に小説界の低迷を感じる。
個人的には王道以外は邪道というような狭い世界じゃなくて、王道がバリエーションの一つ(だけど大きな拠り所)になってほしい。
正直、アマチュアの世界のほうがのびのびしてて面白いと思う時がある。アンチ王道っていうジャンルもとっくに確立されてるし。
あと、ちるちるニュースはもっと小説界に切り込んでいってほしい。
小説活性化キャンペーン尻すぼみになってない?
匿名2番さん(1/1)
この記事の言いたいことは、
「あなたも自分の好きな作品とそうでない作品を分析して、「自分好み」の作品傾向を探ってみましょう」
ってことじゃないですか。
となると、タイトルの付け方がイマイチ的を得てないですね。
そして、このみこりんさんは、ちるちるのスタッフじゃなくて
単なるBL好きで文章書くのが好きな一般人でしょう。
匿名1番さん(1/1)
うーん(-_-;)この記事の意図は・・・?
どうせやるなら編集部内の他の方々の好みとか意見交換的な記事の方が良いような
だってこれ恋愛に至らないBLをdisってるようにしか聞こえないですよ