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デヴィッド・ボウイの死 ゲイサイトも悼む

2016/01/12 11:06

1月10日、デヴィッド・ボウイさんがガンで亡くなりました。69歳でした。
10代、20代の方はあまり馴染みがないかもしれませんが、40代~50代ぐらいの腐女子にとって、かなり大きな存在だったと思います。
彼がいなければ、日本でヴィジュアル系バンドが出現する事もなかったかもしれない、といわれるぐらい強烈絶大な影響力を持った方でした。

そしてまた謎多き方でした。
自身がバイセクシュアルであることを公言したのち、のちにそれを否定するなど、彼のセクシャリティにまつわる噂は絶えなかったのです。
そのため海外のゲイ、LGBTサイトでも大きく彼の死とセクシャリティについて大きな記事になっています。

デヴィッド・ボウイは、デビュー直後はあまり目立ちませんでしたが、
宇宙からやってきた異星人バイセクシャルロック・スター”Ziggy Stardust” ジギー・スターダストという設定で活動したのがきっかけでブレイク。
彼は、その架空のロック・スターになりきり、その成功からその没落までを描く物語をステージで公演しました。
そのとき彼はこういっています。

「ステージから降りれば自分はロボットさ。ステージに上がった時だけ感情が生まれる。だからデヴィッドでいるより、ジギーのほうが好きなんだ」

彼は1970年に結婚しますが、1972年には「Melody Maker magazine」の中でゲイであることを宣言。その4年後「Playboy」ではバイセクシャルであることを宣言。

しかし「Rolling Stone」のインタビューで、彼はバイセクシャルをカミングアウトしたことは最大の間違いだったと言っています。ゲイに扮することで、異性にモテたかったと。
「いままで自分が本当にバイだと感じたことはない」
といままでの発言を否定、発言は嘘で、演出であると言いました。
「ジギーに血肉を与え、彼を知り、彼になりきることが急務だったんだ」

2002年のテレビショーでも、司会者に過去に彼がゲイであると発表したことを尋ねられる場面がありましたが、それには直接答えませんでした。さらにツッコミを入れる司会者に
「それをネタに本を書けば大金が入るのに、ここで言うわけがないじゃない」
とジョークで煙に巻きました。質問に答えることは、自分の生活の脅威となるし、あなたの気持ちも穏やかでなくなるであろうから、丁寧にお断りすると、これ以上は取り合いませんでした。


デヴィッド・ボウイの最新のアルバム「Blackstar」は、彼の誕生日に合わせ先週発売されたばかりです。このアルバムが彼の生前最後のアルバムとなりました。


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コメント3

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セクシュアリテイは実際にはストレートであったとしても、若い頃(ジギーの頃)に男性との性的接触はあったようですよ。好奇心もあっただろうし(好奇心がある時点でただのストレートではないかもね)、本人も自覚している通りジギーになりきるために経験しなければいけない、という気持ちもあったのかも。ドラッグの勢いもあったと思う。最初の奥さんのアンジーがリアルにバイセクシャルだから張り合ったのかもしれない。「しれない」ばかりだけど。
こうなると、ゲイとは一言も言わないけど、若き日に男ともやりまくっていた?ミック・ジャガーはすごいなぁ。(ボウイともクラプトンとも寝た、と言われています)

匿名2番さん(1/1)

異性にもてるためにゲイのキャラ作りをする辺り。腐女子は世界にいるなとか思ってしまった。
ゲイのロックミュージシャンは女子にもてるのかな?(笑)時代背景を知らないので。

匿名1番さん(1/1)

よくわからないけど、ゲイというのはキャラ作りだったんですかね。
バイも言うのもなんだか疑問だし。

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