コミックスもいいけど、小説もハマりますよ!みなさんはBLコミックとBL小説では、どちらを読む機会が多いですか?
BLアワードでは、投票の小説の平均年齢は32.7歳、コミックの平均年齢は28.6歳と、4歳差ありますね。若い人には小説が読まれにくいのかもしれません。
そういう私も文庫本のBL小説を読んだことがなかったのですが、先日ついに読みました。
徳間書店出版の犬飼のの先生著、イラストは笠井あゆみ先生の作品『
暴君竜を飼いならせ』です。
この作品は、
恐竜擬人化、そして
内容がえぐいとのことでレビューでも注目され、昨年ちるちるの小説ランキングでは14位。
30代からの人気が最も高く、この世代では6位、次いで40代、30代、50代、10代の順で人気でした。
なぜ若い人は、コミックスに比べ小説を読まないのでしょうか?私が小説になかなか手を出せなかった理由は、
小説=活字、イラストが少ないぶん想像力が必要となってくるため、コミックスより頭を使わないといけない。
コミックスよりもストーリー性が大事になってくるから、途中で飽きたりせず、ちゃんと最後まで読み通せるのか。などいくつかありました。
この作品を読む前に、まず裏のあらすじを見てみると、なんと恐竜が出てくる。ファンタジー系かなと思い、 恐竜とどうBLしていくのかと好奇心も芽生え、さっそく読み始めてみることに。
全てのページにイラストがないため、表情などは読む人の想像になります。それを手助けする各登場人物たちの感情の起伏が丁寧に描写されており、心情の変化がコミックスよりも分かりやすく、キャラたちの気持ちがすごくよく分かりました。
想像力も鍛えられるし、たまにあるイラストでストーリーの状況整理がしやすかったです。
読み進んでいくうちに、
どんどんストーリーに惹き込まれていき、気づけばあっという間に読み終えていました!
なぜ今までBL小説を読まなかったんだろうと思うくらい惹き込まれた作品でした。小説を読み終えると、活字を読んだという達成感と、字が多いぶん内容が深く、読み込んだ! という実感が湧きます。
BL小説もいいなと思い、続きの
2巻も読んでみようと思っています!
人気のコミックスをノベライズ化したり、帯や表紙絵をもっと煽る内容にするなど少し工夫されれば、若い方も小説に手を伸ばしやすくなるのではないでしょうか。
誰かの強いおすすめや、買おうとする気持ちを突き動かす何かがないと、私もなかなか手を出せなかった小説ですが、似たような方は他にもいると思います。
そんな腐女子のみなさんが小説を手に取るきっかけに、この記事がなれればいいなと思っています!
コメント4
匿名2番さん(2/2)
匿名3番様
賛同ありがとうございます。
書いた後に気づいたんですけど、絶版や手に入りにくいという落とし穴があるかもしれないんですよね(^_^;)
でも過去の木原音瀬さん特集は凄く面白かったです。
あの特集がきっかけで何作か読みました。
匿名3番さん(1/1)
匿名2番様に賛成です、私もJUNE時代の名作読んでみたいと思ってます。
匿名2番さん(1/2)
若い人は小説に手を出さないというけど、一般のラノベは若い世代を中心に人気があるんじゃないんですかね?
漫画よりラノベの方が読みやすいという人もいるみたいですよ。
個人的にBL小説はラノベの位置なので、今回の記事にはちょっと首をかしげました。
私は、JUNE時代の隠れた名作を掘り下げてほしいです。
ドロドロして暗いイメージがあるんだけど、なんとなく格調高いイメージもあります。
そして、生き字引きが多くおられるちるちるユーザー様の持ち腐れな気がするんですよね(笑)
レビュー紹介や、過去の名作の人気投票みたいなのがあったら面白そう。
小説を盛り上げるなら、そういった試みも意義あるだろうし、小説界のいろんな面が見えるのではないでしょうか。
匿名1番さん(1/1)
次の4で終わりですが、BL小説を盛り上げるために
ちるちるさん自身が今後何をしようと考えているのかを知りたい。
こういう内容や形式ならいいんじゃないかという提言はわかるんだけど、
これは出版社がそれを受け入れて改善してくれなきゃ無意味よね。
所詮、他人事よね。
アンケートをわざわざ行ったぐらいなのだから、
ちるちるさんもどうにかしたいとは思ってるんだろうし。
ここで、ちるちるさんの意気込みを見せてほしい。