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女装ブサメンの片思いが目に浮かんで…(涙) 萩原朔太郎の詩

2014/06/03 16:26

山中ヒコ装画 萌詩アンソロ『詩の向こうで、僕らはそっと手をつなぐ。』
発売されたばかりの萌詩アンソロジー『詩の向こうで、僕らはそっと手をつなぐ。』(ふらんす堂)をゲットしました。山中ヒコ先生が、表紙イラストを手がけています。

国語の教科書でおなじみの石川啄木や島崎藤村から、ん、この人は……? とネット検索したくなる詩人の作品まで、“萌える”30編の詩が収録されています。

今、記者の頭の中に片思いBLとしてぐるぐる回っているのが、萩原朔太郎の『恋を恋する人』。直感で“女装ブサメンの切ない片思い”を想像してしまったため、もうそのイメージが離れません。

恋を恋する人    萩原朔太郎
わたしはくちびるにべにをぬつて、
あたらしい白樺の幹に接吻した、
よしんば私が美男であらうとも、
わたしの胸にはごむまりのやうな乳房がない、
わたしの皮膚からはきめのこまかい粉おしろいのにほひがしない、
わたしはしなびきった薄命男だ、
ああ、なんといふいぢらしい男だ、
けふのかぐはしい初夏の野原で、
きらきらする木立の中で、
手には空色の手ぶくろをすっぽりとはめてみた、
腰にはこるせつとのやうなものをはめてみた、
襟には襟おしろいのやうなものをぬりつけた、
かうしてひっそりとしなをつくりながら、
わたしは娘たちのするやうに、
こころもちくびをかしげて、
あたらしい白樺の幹に接吻した、
くちびるにばらいろのべにをぬつて、
まつしろの高い樹木にすがりついた。

女装ブサメンの片思い。後で考えると、ちょっとストレートすぎる想像かと思いますが……orz しかし、編者の川口晴美さんは解説の中にこう記しています。

読み手の心のなかに浮かんでいるのは、ひょっとしたら作者自身が思い描いていたものとはまるでちがっているかもしれません。でも、そんなことはかまわない。詩は、作者が書き終えたところで完成するのではなく、読むひとのなかで受けとめられてそれぞれに完成していくものなのです。

みなさんは、萌詩に何を見るでしょう?

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コメント2

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どう転んでも、腐れアイ関係なしに男に恋した女装ブサメンにしか見えないわけで、
これを題材にした萩原朔太郎の心境にむしろ思い馳せたくなります。朔太郎さんはかくれホモだったんじゃないかとまで。

タイトルが「恋を恋する」ですから、まだ恋をしたことのない人が恋とはどんなものか、女装をして少しでも綺麗になって、誰かに好きになってもらいたい、自分に自身がないから恋を待ってるという印象ですかね。
萌詩アンソロジーか、ちょっと気になりますね。
でも、これ以上妄想してら頭爆発しそう。

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