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耽美で官能的で背徳的！吸血鬼の魅力を語り尽くしたい♥

何を隠そう筆者も、某乙女ゲームの吸血鬼キャラに青春を捧げた1人です。

だって吸血鬼って、もう存在がエチすぎません！？！？(IQ3)
人間離れしたゾッとするほどの美貌、不敵な笑みで余裕がありそうに見えて、貪るように血を飲むギャップ。
彼らにとっては吸血もただの食事なんですが、吸われている側が呼吸を乱して恍惚とした表情になっているものですから、こちら側としては何かイケナイものを見ているのではと錯覚してしまいますよね……♥

今回は、大好評の階級解説シリーズ【吸血鬼編】をお送りします！
吸血鬼沼にハマった経験がある人もない人も、これを読めば必ず世界観の虜になってしまうはずです♪

◆目次◆
1．吸血鬼＝ヴァンパイアとは
2．吸血鬼の階級解説
3．ドラキュラとヴァンパイアの違いは？
4．吸血鬼が登場するオススメBL

 

1．吸血鬼＝ヴァンパイアとは

諸説ありますが、「ヴァンパイア」という名前は、スラブ語で「死から蘇る人」を意味する「vampir(バンピル)」が由来といわれています。
なんでも、まだ死体の腐敗に関する知識がなかった中世頃、ヴァンパイアは「死体を蘇らせて生者にとりつく悪霊」として恐れられていたんだとか。

そして、ヴァンパイアが日本語に訳されたものが「吸血鬼」です！
その名の通り生命維持のために血を吸うという習性は皆さんご存知かと思いますが、その他にも以下の特徴があるとされています。

● 不老不死
● 赤い瞳
● ニンニク・日光・十字架が苦手
● 杭で心臓を貫くと死ぬ

2．吸血鬼の階級解説

まず最初に、吸血鬼の階級制度は作品によって異なるというのが実際のところです。
なので絶対的な指標は存在しないものの、どの世界観にも共通している概念はあり、そのキーワードとなるのが「血統」です。
以下、階級順に詳しくご紹介していきます！

始祖
名前の通り、全ての吸血鬼の大元です。「真祖」とも呼ばれることも。
始祖はどのようにして生まれたのか……。魔法など超自然的な力によるパターンがほとんどであるものの、その設定は作品や伝承によって異なります。
また、日光など一般的な吸血鬼が苦手としているものに対しても耐性がある場合が多く、他の吸血鬼に比べて強大な力を持ちます。

貴族階級
作品によって名称は様々ですが、いずれも「始祖の血を引く者」を指します。
吸血鬼の中でも特別な存在であり、多くの場合ヴァンパイア社会における権力者の地位に君臨しています。

純血種
吸血鬼同士の間に生まれた、純・吸血鬼のことを指します。
吸血鬼の階級は血統を重要視するので、純血種は自分たちの血統にプライドを持っています。

ダンピール(ヴァンピール)
吸血鬼と人間のハーフです。
体質的に吸血鬼寄り／人間寄りかは個人差あるいは作品の設定によりますが、能力面では純血種より劣るとされています。
その代わり、一部のダンピールは人間と同じ食事で栄養摂取ができたり、その体質を活かして吸血鬼ハンターになることもあるそうです！

元人間
後天的に吸血鬼になった元人間です。こちらも作品によって様々な呼称があります。
後天的に吸血鬼になるには、吸血鬼に噛まれる他、死体に悪霊がとり憑くことで吸血鬼として蘇るなどの方法があります。
まさにヴァンパイアの語源である「vampir」に繋がってきますね！

3．ドラキュラとヴァンパイアの違いは？

ちなみに「ドラキュラ」ですが、元ネタはブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する吸血鬼の名前です。
つまり、ドラキュラはヴァンパイアの固有名詞であり、厳密にはヴァンパイアと完全なイコール関係ではないんです！ ご存知でしたか？
とはいえ、本作の知名度が高いため、最近では「ドラキュラ」が吸血鬼の代名詞として使われることもしばしばあります。

4．吸血鬼が登場するオススメBL

吸血鬼の階級について理解が深まったところで、ここからは癖(ヘキ)に忠実になるお時間です♥
という訳で、最後に吸血鬼が登場するBL作品を3つご紹介いたします～！

『甘眩ディカダンス』作：緋汰しっぷ

 

 

『吸血バーへようこそ 1』作：次見やをら

 

 

『咬みたくないの』作：衿先はとじ