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ニューヨーク、ボーイズラブ事情 アメリカでも「純情ロマンチカ」最強か!?

2008/08/29 00:00

日本発の魅惑のカルチャー「ボーイズラブ」は現在、世界各国で人気を呼んでいます。
特にアメリカ合衆国では「Yaoi」「 Hentai」というネーミングでファンから熱烈な支持を受け、書店にもボーイズラブ書籍がところ狭しと並べられています。
今回はアカデミックにアメリカのボーイズラブ事情をご紹介いたします。


 今回、アメリカ出張のついでにニューヨークに立ち寄って、ボーイズラブ事情をちょっとばかり調べてきました。久しぶりのニューヨーク。チャイナタウンでの飲茶やノリータカフェでの一服も、もちろん楽しみですが、ボーイズラブ調査に、高鳴る胸を押さえきれません。
 まずはニューヨーク市立大学大学院で勉強している友人と、アメリカの一大チェーンブックストアBarnes&Nobleの5番街店へ。まず店では、広大な売り場の2階の片隅に、3棹のマンガコーナーを発見しました。
 マンガはもうこちらで、Mangaと表記されていて、すでに英語になっています。マンガコーナーにあるのは、当然、ほとんどすべてが日本のマンガの翻訳。アメリカオリジナルのマンガは一応あるのですが、ほとんど置いていないも同然なので、3棹もの棚を日本のマンガが占領しているのは、なかなか壮観です。そのなかで、ボーイズラブ・コミックスもちゃんと、置いてありました。Barnes & Nobleのほかの店でも、Manga充実度はかなりのもので、あちらこちらの店のMangaコーナーをチェックしまくる謎のひとと化した結果、アメリカで一番棚が多かったBarnes&Nobleには、なんと10棹ありました。Mangaではなく、Graphic Novelsと表記されているお店も数軒あって、そういうところでは、古いタイプの大判のアメリカのマンガ(あんまり面白くない…)が、多めに置いてあったりします。
 Barnes & Nobleは、ネット書店ももっていて、マンハッタン内なら24時間以内に配達してくれるサービスもあります。Yaoi(こちらでは、BLよりYaoiのほうが通りがいい)で検索すると、出てくるのは331アイテム。当日買いができるので、ネットユーザーも結構いるのでしょう。現在一番売れているのは、『Junjo Romantica』第6巻(中村春菊さんの『純情ロマンティカ』。純情は日本語のままですね)、2位は『Love Is Like a Hurricane』第5巻(島崎刻也さんの『恋はいつも嵐のように』)、3位は『Love Pistols』第5巻(寿たらこさんの『SEX PISTOLS』。セックスが悪いのか、セックス・ピストルズの音楽ファンが間違って買ってしまうからか、題名変更されてます)。あとは広河ゆんさんの『Loveless』が何巻分も上位に食い込んでいました。
 日本のBLは、1冊で完結する単行本作りがされていて、巻数を重ねていても単発の単行本のような体裁をとったり(一冊ずつ題名を変えるなどして)、実質的に1巻であっても、「1巻」と数字をいれずに、2巻から番号をふったりなどして、どちらかというとシリーズ化を嫌う傾向があると思います。2巻や3巻は、1巻を購入したひとにしか、売れませんものね。
 がしかし、アメリカのYaoiはむしろシリーズものがメインです。何巻も巻数を重ねていくことで、読者を引っ張っていきたい、開発した新規読者は逃がさない、という気迫が感じられます。少数精鋭のオタクファンが対象だからでしょうか? 志水ゆきさんの『LOVEMODE』は10巻が出ていました。あちらこちらをみた感じでは、『SEX PISTOLS』、『LOVEMODE』、『純情ロマンティカ』が人気を独占しているようです。
 島崎刻也さんの『恋はいつも嵐のように』は、わたしは知らなかったです。どうも、ちょっと過激なエッチシーンが売りのようですね。日本で人気のあるマンガと、翻訳されているマンガが、微妙にずれているのも興味深いです。かなり古めのマンガ(評価が定まっているから?)と、最近人気の新しいマンガとが混在して出版されています。
 ほんの少しであるけれど、日本以外のYaoi商業誌もあります。アメリカの腐女子も創作しているものね。ただ、題名が『Yaoi Hentai』って…。Hentaiって、編隊でも変体でもなく、変態ですよね(笑)。英語になっているとは知っていましたが、Yaoiとくっついていると、ものすごいインパクトです。商品の説明文を読んでみると、「超人気、変態でセックス満載のYaoi Hentai第3巻(Volume 3 of the ultra popular kinky sex-full Yaoi Hentai)」。うーん、素敵すぎる…。

紹介者プロフィール:桃園あかり
腐っていることを周囲に隠していないカミングアウト済み貴腐人。しかし流石に、子どもからはBLをどう隠すかが最近の懸念。職業は、意外にまじめなプロフェッサ?。思うより職場のスーツ率が、低くて悲しい。

コメント3

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等級であるかと

レス返しになり失礼致します。
『YAOI HENTAI』楽しんで戴けて嬉しいです。

この場合の『HENTAI』は恐らく『BEST』に近い
用法ではないかと思われます。
恐らく『HENTAI』がマンガに対する褒め言葉としても
転用される様になり、そこから更に転用されたの
ではあるまいかと。

因みに申し上げますと。
海外の同人サイト上ではかつてYAOIの等級として
『LEMON』『LIME』『CITRUS』と言う言葉が
用いられていました。
LEMONが18禁以上、LIMEが15禁相当、CITRUSは
1

匿名さん

HENTAI

葡萄瓜さん

『Yaoi Hentai』、わたしも早速注文してみました。
濃厚な味わいですよね。
「Hentai」っていうのは、男性向けのエロのことらしいのですが、その女性版っていう意味なのかしら?
いずれにせよ、日本のBLとの違いが、メチャクチャ面白かったです。

褒め言葉としての『HENTAI』

『Yaoi Hentai』はAmazon経由でVol.1からVol.3まで
入手して居りますが、中々に濃厚な味わいです。
物語の展開としては王道に近い感覚でしょうか。
只、解釈の違いによるギャップは若干感じられるかも
知れません。

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