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あなたはどのオタク?「ちるちる オタクタイプ診断」爆誕!
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2025/06/09 16:30
カントボーイ……それは、見た目も中身も「男」なのに、なぜか女性器があるという矛盾と背徳の塊。性別の境界をズラしてくるド癖な刺客なのです。
「えっ、ふたなりとは違うの?」「女体化ってわけでもない…?」と思ったそこのあなた!!!!! もうカントボーイ沼に片足突っ込んでいます!
膣も子宮もある女の身体……しかし、心も姿も男。このギャップ、そしてえも言われぬエロス……それがカントボーイの魅力。しかも最近では、一次の同人界でも爆伸び中という情報も!!!
というわけで今回は、「カントボーイ」って何?から、人気の高まり、萌えどころまでぜんぶ解説しちゃいます♥
◆目次◆
1.そもそも「カントボーイ」とはなんなのか?
2.カントボーイの人気度動向
3.海外ではもっとデリケートなジャンル
4.おすすめカントボーイBLを紹介♥
「カントボーイ(カントボ)」とは、“女性器を持つ男の子”を指す言葉です。
英語の “cuntboy” が語源で、「cunt=女性器」「boy=少年」から成る、かなりストレートな造語です。日本ではそのままカタカナ表記で使われるようになりました。
※ここでは女性器と訳していますが、ニュアンスとしてはもっと砕けたものを想像してください。
ポイント
・見た目や性自認は男
・でも性器は女性器
・男性器はない(=ふたなりとは別物!)
よく混同されがちですが、カントボーイは「男ふたなり」ではありません。「チソがなくなっている!」「女性器ができてる!!!」というギャップに萌えるジャンルです。
最近、見かけることが多くなったカントボーイですが、気になったのでGoogleトレンドでの検索動向を調べてきちゃいました(笑)。最も検索需要があったタイミングを100として、その数値と比較した割合で表示されています。
「カントボーイ」という言葉が日本で検索され始めたのは、2014年ごろ。当初は限られた層の中で使われていましたが、2020年以降、検索数がじわじわと増加。そして近年では、Googleトレンドでも過去最高の注目度を記録するなど、密かにブームが加速しています。
とくに同人界隈では人気で、がるまにのBLランキングには、カントボが1位と3位に同時ランクイン(2025年6月4日時点)するなど、目に見えて人気度が上がっています。
※「カントボーイ」という言葉がX(旧Twitter)で初めてつぶやかれたのは2011年。今思えば、ここからすべてが始まっていたのかもしれません……。
“cunt”という単語は英語圏ではかなり下品な表現です。言い方によっては侮辱ととらえられることも……。
日本語で該当する言葉がないということでそのまま呼ばれているのですが、日常会話では絶対に出てこないようなインパクトの強い言葉です。
そのため、英語圏ではセンシティブに扱われることが多く、直接表記を避けて「C-boy」「cboy」「andromorph(アンドロモーフ)」などの言い換え表現が用いられることもあります。
とくに「andromorph」は、性的な単語が含まれないため、近年使われることが増えています。
日本では「カントボーイ」という言葉そのものが外来語で、もともとの意味に敏感な文化的背景が薄いため、ややカジュアルに使われがちな印象です。
と、ここまでカントボーイの概念を説明してきましたが、最後に極上のカントボーイが登場するBL作品をご紹介します!
STORY
田舎にある祖母の家を訪ねると、家の中にいたのは八尺様だった。逃げる間もなく組み敷かれ快楽を与えられ続ける。八尺様の力によってカントボーイにされた青年が、まだ知らない快楽へ落とされていく…。
八尺様にチソを奪われ、女性器を作られてしまう男がここに爆誕!!!!
整理をするために祖母の家にやってきた男は、そこにいた八尺様に強●されてしまいます。八尺様の大きい口と舌でフェをされ、ゴクゴク体液を飲まれたかと思えば、お尻のあたりに手をあてられ、股間のあたりがツルンと……。男はその状況を驚く前に強制的に種付けされてしまいます♥
男なのにセッをするために体を作り替えられ、尊厳を蹂躙されるのが可哀想でドスケベ満点です。BLなのに受けにチソがない違和感に、自分の中の新たな扉が開かれていくのを感じます。
さらに、身体の奥には子宮までできており、八尺様の粘着質な孕まセッが、断面図で詳細に描かれて入れるのも高ポイント!
八尺様は身体もチソも全てが大きいので、軽々しく男の身体を持ち上げて、奥の奥まで突っ込む迫力が素晴らしいのです!
膣を作られ、快楽を覚えさせられ、逃げられない。そんなカントボ沼にぜひ一緒に浸かりましょう。
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以上、ちょっとディープな「カントボーイ」の紹介記事でした!
性自認は男のまま、でも身体は女の子。そんなギャップが生み出すエチとエモの混在感がいいですよね。
ふたなりでも女体化でもない、カントボというジャンルならではの快楽と葛藤は、今まさに創作の中で熱く広がりつつあります。
カントボに関する補足情報や、好きなカントボ作品などコメント欄で教えていただけますと幸いです♥
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担当記者:けちゃっっぷ |
コメント1
匿名1番さん(1/1)
「カント」というスラングが持つ危うさについての注釈が入っているのは良いですが、苦手な人間からするとこれも女体化です。自認など複雑な背景も一部あるとは思われるものの(大半はヘテロ女性でしょうけれども)これをBLというカテゴリーに加えるのは本当に辞めていただきたい。
異性間の行為にトラウマがあって男女ものを意図的に避けている者もいますから、性というデリケートな領域においては企業様には棲み分けや分類を徹底してほしいものです。
昨今の界隈を見ても、しばしば別ジャンルとして確立すれば良いのにと強い違和感を覚えています。