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「バウムクーヘンエンド」とは?胸に突き刺さる“結ばれない”結末

2025/04/03 16:00

BLの禁じ手!?涙の引き出物エンド



「この2人、絶対くっつくと思ってたのに……そっちとくっつくの?!」
「え、最後までフラグバキバキに立ってたのに?」
「まさかの……片方が別の人と結婚!?」

読後、モヤモヤとした寂しさと喪失感が残る。そんなエンドに出会ったことはありませんか? そう! このなんともインパクトのあるエンディングを「バウムクーヘンエンド」と呼びます。

読者に衝撃を与えるこのエンドを、この記事で徹底解説します!

 

◆目次◆
1.バウムクーヘンエンドとは?
2.バウムクーヘンエンドの特徴
3.バウムクーヘンエンドのパターン
4.バウムクーヘンエンド(?)作品

 

 
バウムクーヘンエンドとは、「結ばれそうなほど仲の良い2人組の片割れが、別の相手と結ばれる」エンディングのこと。名前の由来は、「AがBと別の相手の結婚式に参列し、その後ひとりぼっちで引き出物のバウムクーヘンを食べるような結末」から来ています!

バウムクーヘンは、年輪のような層が重なることから、「幸せが続く」「永遠の愛」 の象徴とされる縁起の良いお菓子。結婚式の引き出物として定番なのもそのためです。しかし、バウムクーヘンエンドにおいて、このお菓子は 「Aが選ばれなかったことの象徴」となるんです……

•Bの結婚式に呼ばれたA
•祝福しなければならない立場
•でも、本音では複雑な気持ち
•帰宅後、引き出物のバウムクーヘンを開ける
•ひとりで、それを食べる

ひとりでバウムクーヘンを食べるAの姿
これこそが、バウムクーヘンエンドの切なさを象徴しています。


特徴的なのは、AとBの間に特別な関係が確かにあったということです!

•二人の間には深い絆がある(相棒・親友・運命の相手に見える)
•読者は「この2人がくっつく」と思う
•しかし最終的にBはC(別の相手)と結ばれる
•Aは取り残される(祝福する、もしくは何も言えないまま終わる)

つまり、AとBの関係は「恋愛になりそうだったのに、ならなかった」。そのうえ、BはAではない誰かとくっつく。……書いているだけで胸が痛くなってきました。

 
具体的にはどんな展開がバウムクーヘンエンドなのか……? そこで、作品で見かけるバウムクーヘンエンドの例をあげてみました!


①最終回でいきなりフラグの立っていなかった相手と結婚

少年漫画で描かれる傾向にあるエンド。少年漫画では恋愛を主軸にしていないことから、2人が距離を縮める様子が省かれ、ラストで「結婚した」という事実のみ判明することも。

②正ヒロインとは別のキャラクターと結ばれる
主人公と、メインヒロインとして描かれていないキャラクターが結ばれるエンド。ときには追加キャラと結ばれることも……。男性向けアニメ作品に起こりやすい展開。

③三角関係の中で、ライバルポジションのキャラクターと結ばれる
三角関係の中でも、主人公と、いわゆる“当て馬”のライバルポジションであるキャラクターが結ばれるエンド。BLや少女漫画などでこのような展開が見られるのは極めて稀。

 
メインCP以外が結ばれるというのは、基本的にBLにおいては禁じ手と言えると思います。そんなバウムクーヘンエンドですが、BLにも存在するのでしょうか……?


がっつりバウムクーヘンエンドの作品は見つかりませんでしたが、「バウムクーヘンを食べながらバウムクーヘンエンドを体現するシーンが出てくる作品」を発見しました!
 

千葉教官はなびかない 1』作:金魚鉢でめ



あらすじ
自動車学校の教官はモテる。それも、爆裂に――!
柔らかな物腰と丁寧な指導、そして甘いルックスで女子生徒からの人気NO.1を誇る教官の千葉。しかし、生徒からのモテっぷりも「所詮恋愛ごっこ」と一蹴し、まったく本気にはしていない。そんな彼の新しい生徒としてやってきたのは、「スーツの王子様」というあだ名で教習所中の話題になっている謎の男・八乙女。見た目もふるまいもあだ名通りの王子様だが、技能実習で組み合わせが被った教官の千葉を前にすると、初対面のはずなのに何故か挙動不審で…?

 
バウムクーヘンエンドの極みとして完璧な描写をしている本作。なんとバウムクーヘンを泣きながら食べるシーンがあるんです!
千葉教官には元カレがいましたが、元カレは別の人と結婚。参列した彼の披露宴後に、一人きりの車内で静かに涙を流しながらバウムクーヘンを食べる千葉教官……。これ、 バウムクーヘンエンドの概念を完全に具現化してませんか!?

「付き合ってたのに、結ばれることはなかった」「友人として笑顔で見送ったけど、本当は…」というどうしようもない切なさが、バウムクーヘンという象徴的なアイテムに凝縮されています。こんな過去を抱えた男が、 八乙女のまっすぐな愛にどう向き合っていくのか。 じれったくて、切なくて、でも甘い。バウムクーヘンを泣きながら食べた千葉教官と八乙女の恋行方を、見届けるしかありません!!!

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以上、「バウムクーヘンエンド」についての解説でした! いかがでしたか?


皆さんの印象に残るバウムクーヘンエンドがありましたら、ぜひコメントで教えてくださいね!

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