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平喜多ゆや先生ご逝去
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2024/12/01 18:00
心に残る重い読後感、どこか考えさせられる複雑なストーリー。闇BLの魅力は挙げたら切りがない!(ガチ) 闇BLには、一度沼ったらズブズブハマって、抜け出せない魔力があるんです!!!
相手を深く愛しすぎるが故に禁忌を犯してしまう者も……。愛し合う彼らに待ち受けている運命は必ずしも明るいわけではないかもしれませんが、過酷な環境で愛を育む2人の尊さは永久不滅!!!
というわけで、今回は2024年に発表された作品の中で個人的に激推しの闇BLトップ5をご紹介! 2024年は豊作すぎて、選定に苦労しました!(汗)
◆目次◆
5位.「考察系BL」にゾクゾクが止まらない!
4位.背徳マシマシの3人が帰ってきた!待望の2巻!
3位.二重人格攻めから目が離せない!ラスト必見の傑作♥
2位.文学作品のような闇BL
1位. 共依存し合う彼らの逃避行が切ない!
STORY
大学生のニコラスは、引っ越し先の街で奇妙な男と出会う。
店の前で佇む男に「右足と左足、どちらから店に入るべきか」と尋ねられたことをきっかけに、
ニコラスは優柔不断な男に代わって身の回りのことを決める
「決定代行」のバイトを引き受けることになった。
しかしその頃街では連続殺人事件が起こり、ニコラスの中にとある疑惑が芽生え始める。
──もし自分の選択が、誰かの命を奪っているとしたら…?
思惑が交錯する考察系BL!!
第5位は、しちみ先生の『shilly-shally』! 大学生のニコラスは、引っ越し先の街で優柔不断な男・アルバートに出会います。ひょんなことから、彼の代わりに選択を行う「決定代行」のバイトを引き受けることになったニコラスですが、実はただの選択ではなくて……。
STORY
眉目秀麗で恐ろしく似た容姿を持っている双子の大学生・有弥瑠璃と有弥翠。そして二人の高校時代の古典教師・宇佐美馨。
彼等は生徒と先生だった頃から三人だけの特別な関係を持っていた。
宇佐美を追いかけ教師を目指す双子は教育実習で母校へ行くことになるが、その準備中、自身が通う大学の図書館司書・酉市と宇佐美が旧知の仲だと判明し――。
歪みはじめた、インモラルな関係。
STORY
「…和耶の好きなようにしてほしい」
高卒で働きながら細々と暮らす諒雨は、ある日学生時代に好きだった青年・和耶と再会する。しかし、再会を機に和耶に「自分は二重人格である」と打ち明けられる。ずっと好きだった優等生で優しい和耶とチャラくて狡猾な別人格の和耶。二人と接しているうちに次第にどちらの和耶にも惹かれていく諒雨は――…?
第3位は、アサヮ先生の『イドの遺言』! 学生時代に恋をしていた攻め・和耶と再会した諒雨。久しぶりに再会した和耶は「二重人格」で……。
二重人格ゆえに抱えてしまう不安や執着。諒雨へのクソデカ感情を募らせた和耶の予想外の行動に、驚いたことは今でも忘れません!!! 「えっ、どういうこと!?」思わず声が出るほどの衝撃展開に、ページをめくる手が止まらなくなってしまいます。
複雑なストーリーが綺麗にまとまる秀逸さ! 本作も最後まで読むと、必ず読み返したくなるラストシーンが待ち受けています!
STORY
”痛み”を介し、熱を帯びた彼らの鮮烈な物語。
母親と、その恋人が取り巻く家庭環境に苦悩する淀井。
トラウマにより、グロテスクなものに性的興奮を覚えてしまう村瀬。
ある日、村瀬が苛烈ないじめに遭っているのを目撃した淀井は、激昂し止めに入る。
それをきっかけに交友をはじめたふたりは、お互いの持つ"痛み"を知り、関係を深めていく。
ふたりのほの暗い青春に、光は差すのか――。
第2位は、南寝先生の『午後の光線』! 非BLレーベルから刊行された作品ではありますが、男子2人の複雑な交わりに胸を揺さぶられたので、ぜひご紹介させてください……!
家庭環境に悩む淀井と、トラウマからグロテスクなものに性的興奮を覚える村瀬。傷を負った2人が徐々に心を通わせていく様子に涙が止まりませんでした……。
「死」をテーマとした本作ではありますが、切なさを感じる展開と、暗い闇の中を支え合って生きる2人から伝わる愛に、ほのかな温かさを感じます。ネタバレになってしまうので詳しくは控えますが、黄昏~闇オタクの方にはぶっ刺さるはず……!
重厚なストーリーもそうですが、作中に出てくる日記の表現などが詩的で素晴らしい! 文学作品のような読み応え抜群の作品です!
STORY
「これでふたりとも殺人犯だね!」
清掃員として地味ながら堅実に働く楓、女性のヒモとして自堕落な生活を送る亮。かつて幼なじみだったふたりは、誰にも言えない秘密を共有していた。8年ぶりの再会、亮のために人を殺めた楓、激しく求め合いながらの逃避行、次第に明らかになる亮の過去の罪――互いを強く愛するが故にそれぞれが手を汚した、ふたりの殺人犯の行き着く先は救いか、それとも…。ストーリーテラー・kanipanが放つ、衝撃の問題作。
第1位は、kanipan先生の『行方不明。』! 執着愛で共依存し合う彼らはお互いのために手を汚し合い……2人の行き着く先とは一体!?
殺人を犯してまでも、相手の幸せを願う楓と亮。自分と他人の人生を懸けてまで犯したショッキングな行動に、本当の愛とは何か考えさせられる作品です。 重い読後感と共に、心地よい切なさも感じて……何とも言えない儚さで胸が「キュッと」締め付けられます。
執着作品は数あれど、ここまで執着し合う作品も珍しい気がします。激ツヨ執着愛で共依存し合う2人を拝みたい方は必見です!
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いかがでしたでしょうか?
「背徳」、「禁断」、「執着」で溢れた闇BL。この3種の神器から演出される世界観に少しでも興味を持っていただけたら幸いです!!!
皆さまのお好きな2024年に発表された闇BLがございましたら、コメントで教えてくださいね~♪