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気軽にお泊り会をする仲に！仲良しエピソードをたっぷりお届け♥

◆目次◆
1.まさに「彼のいる生活」、作品ならではの距離感
2. 幼馴染から恋人へ！心理描写へのこだわり
3. 待望のDVD発売! 見どころは？

佐藤瑠雅さん&坂井翔さん「ちるちる」特別インタビュー

1. まさに「彼のいる生活」、作品ならではの距離感

 

――本作を演じられたご感想についてお聞かせください。

佐藤瑠雅さん(以下、佐藤さん) あんなに髪の毛を切ったのが久しぶりだったのですが、短いのもいいなと思いました。もう少しで撮影が1年前になるので、もう1回あの長さにしてもいいな。

――そんなに前に撮影されていたんですね。

佐藤さん 僕たちは結構前に出会って、一仁と夏川を体験したのですが、皆さんは放送の4月から知ってくださって。なんか変な感じだよね。

坂井翔さん(以下、坂井さん) 皆さんから見る僕らの関係性と、実際の僕らは多分だいぶ違うんじゃないかなと思う。もう結構会ってるもんね。

佐藤さん 1年前に撮影してから、公開されるまでの半月ぐらいにちょこちょこ会っていたので、存在が当たり前みたいな感じ。

坂井さん それこそ『彼のいる生活』みたいな感じですね。

――「佐藤瑠雅"写真集ファン感謝祭イベント"」でも、今でも頻繁に会ってるとおっしゃっていましたよね。

坂井さん 大体東京に来ると、まず僕から瑠雅に連絡します。前までは瑠雅から連絡をくれたんですけど、最近は僕から「瑠雅暇？」って。

佐藤さん 連絡が来た時は毎回、「先に言ってよ」って思います。

坂井さん 会う2時間前くらいに連絡しちゃうんです。僕の中ではそれぐらいの存在になっています。

佐藤さん 共演しただけで、この距離感になることはあまりないですよね。

坂井さん ない！ それこそ、作品ならではですかね。BLの相手ということもあり、距離が詰まりやすかったのかな。

佐藤さん 同い年っていうのも大きいかもしれないですね。

2.初対面でサシ飲み!?コミュニケーションでナチュラルに縮まる距離

――ドラマでは初共演とは思えないぐらい、幼馴染みの関係値が構築されていたお2人。撮影の最初はどのようなコミュニケーションを図られたのでしょうか。

佐藤さん 初めて会った時に、衣装合わせと本読みをやりました。本読みの帰りに、僕がすぐ「この後ご飯行かない？」って言って。新宿の大衆居酒屋に行きました。2人席で飲んで食べていろいろしゃべっていましたね。

坂井さん 今思うとすごいよね。初対面でよく行けたなって。

佐藤さん 撮影に臨んで、「どういう感じで演じる？」 みたいなことから、「プライベートは何してるの？」みたいな深いことまで話しました。今考えると初対面で、今後共演で長く撮影するのに、ここで仲悪くなったら終わりですよね(笑)。

――ご趣味のことなど、共通の話題はありましたか。

坂井さん 趣味はあまり被ってないかもないかもね。僕はビリヤードが好きですが、瑠雅はビリヤードはやらないので。あとは、僕はバスケが好きなのですが、瑠雅は元々はサッカーをやっていたり空手をやっていたり……。ルート的には全然かぶってないですね。

佐藤さん 共通の趣味はないかもね。

坂井さん ゲームも僕がやったことないようなものばっかりやってた。あとは僕はどどちらかというとオタクってこともあって、原作があるものとかをやっていることもあって。

佐藤さん 持っているゲームも多分違う。僕は「龍が如く」とかが大好きです。RPG系は「ドラクエ」が大好きです。

――お泊まり会をするときは、どのような話をされているのでしょうか？

佐藤さん アニメを流しながらお酒飲んだり……。

坂井さん YouTube見たりとか。

佐藤さん 2人きりだと無言の時間もありますが、それが気にならないんです。

3.幼馴染から恋人へ！心理描写へのこだわり

 

――ドラマの本編では、2人が幼馴染みから恋愛感情へと好きが変わっていく様子が丁寧に描かれていました。演じる際に意識したことを教えてください。

佐藤さん 一仁は感情を隠さなきゃいけない役柄だったので、目の芝居やちょっとした顔の筋肉の動きをすごく意識しました。

坂井さん 僕が意識をしたのは距離感です。意識して触るのと、何も気にせずにポンって触るのとは違うので、その距離感を大事にしました。後から分かるのですが、一仁は1話から夏川のことが好きですよね。それに対して夏川は、最初は恋愛感情というよりも「いいやつ(だと思っている)」みたいな感じ。撮影は1話から順番に撮るのではなくバラバラだったので、夏川の気持ちを確認するのが難しかったです。
加藤(綾佳)監督が、本当に親身になって相談に乗ってくださって。 相談しながら、「ここは距離的にはもうちょっと近づいて」とか、「好きとかまだ好きじゃないの部分を、いかに視聴者に悟られないようにするか」を意識していました。

――加藤監督とは、何度も相談を重ねられたのでしょうか。

佐藤さん 最初はやっぱり役に定着できなくて。監督がしっかりアドバイスを下さりました。後半になって、自分の中で「夏川はこうだ一仁はこうだ」というものができてからはしたいことをディスカッションさせていただいて、それをすごく親身に受け止めてくれる監督だったので、お芝居がのびのびできました。


――お2人で、相談しながら演じることはありましたか？

坂井さん 僕からは「一仁はこうじゃない」とかは1回も言ったことない。

佐藤さん 僕からもなかったよね。それが、僕のお芝居の好きな部分でもあります。打ち合わせをせず「相手がこう来るだろう」と思っているものと全く違う芝居をしてきたときに、僕がどう反応できるかとか、こうやったら相手はどうやって返してくれるんだっていう駆け引きを、お芝居中にやるのが好きなんです。

坂井さん 僕は準備していないとできないです！