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上下巻BLは名作が多い、は本当か?2024
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2024/06/07 18:00
2024年5月15日(水)、ホテル雅叙園東京にて「BLアワード2024授賞式」が開催されました!
作家様から編集部の方々、関係者の皆様まで総勢約400名にご参加いただき、記念すべき第15回BLアワード2024を飾るにふさわしい授賞式となりました!
今回は、そんな授賞式の様子を皆様にお届けします‼︎
授賞式の会場は100年近くの歴史を持つ「ホテル雅叙園東京」。
会場に入るとその広さに圧倒されました……! 体育館ほどの広さがある大宴会場は、BLアワードカラーのブルーの照明で彩られています!
16時の開場とともに、参加者の皆様が続々と来場されました。
会場はあっという間に人でいっぱいに! こんなにたくさんの方々がBLに関わっていることに感無量です……!
立食形式で行われた今回の授賞式では、会場中央にローストビーフやお寿司、から揚げ、パスタなど様々なお料理が並んでおり、食事を楽しみながらご歓談いただくスタイルでした!
大好きな先生方が集まってどんな話をしてるんだろうと、思わず気になってしまいます……。
司会は、声優の平川大輔さんと波多野和俊さん!!
ちる箱でもお世話になっているお2人の素敵なお声は、思わず聞き入ってしまうほどでした。
そしてヒロシ社長からの挨拶&乾杯によりお待ちかね授賞式がスタートです!
グラスを高く掲げてささやかな「乾杯」の音頭とともに、心地よい音が会場に響き渡りました。
授賞式では、ランキング全12部門の中から、BLCD部門・BLCD声優部門を除く10部門3位までの作品を表彰させていただきました。
多くの皆様に見守られながら、巨大なスクリーンに映し出された受賞作品が読み上げられていきます。
ご参加いただいた1位受賞作家様には、壇上でヒロシ社長から記念品をお渡しいたしました。
一部、先生のコメントをご紹介いたします!
有識者部門 第1位
『相原君と嘉島君はラブコメかもしれない 1』
キシモト先生
「はじめまして、キシモトです。この度は『相原君と嘉島君はラブコメかもしれない』が、有識者部門で1位を受賞させていただき、本当に嬉しくありがたく思っております。編集者さんや漫画家さんなど、BLと漫画に深く携わっていらっしゃる方々が投票されるということを知って、本当に光栄に思ったんですが、正直今ここに立ってスピーチさせていただいていることが夢なんじゃないかなって思うくらい、今でも信じられない気持ちでいます。受賞させていただいたことを、沢山の方に作品に触れていただいたことを励みに、また誠実に作品に向き合って精進しつつ、執筆していきたいなと思いました。ありがとうございました。」
ディープ部門 第1位
『PUNKS△TRIANGLE』
沖田有帆先生
「この度は、このような光栄な機会をいただきありがとうございます。ここに立ててお礼を言える機会がすごくありがたくて光栄ですし、関わっていただいた編集の方々や皆さんのおかげとすごく感謝しています。本当にありがとうございました」
小説部門 第1位
『天官賜福 2』
墨香銅臭先生
(平川さんが代読)
「この度はこのような賞をいただき大変驚いていますが、とても嬉しく思っています。読者の皆様の温かい応援と支えに感謝いたします。子どもの頃からたくさんの人に愛されるような物語を作り上げるのが夢でした。私の作品を好きでいてくれる読者の皆様一人一人が、私の夢の一部とも言えます。皆様の応援の声一つ一つからいつも愛を感じて励みになっています。改めて本当にありがとうございます」
webtoon部門 第1位
『夜画帳』
Byeonduck先生
「ちょうど『夜画帳』が完結したタイミングにwebtoon部門が新設され、ノミネートされるなんて本当にラッキーだなと思いましたが、このように受賞までできるなんて思いもよりませんでした。しかも日本で直接授賞までされるなんて、本当に感無量でございます。ご招待いただいたちるちるBLアワードの関係者の皆さま、そして愛の力で投票してくださったすべての読者様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます」
フェチ部門 第1位
『セックスドロップ 2』
しっけ先生
(平川さんが代読)
「残念ながら仕事の都合上出席することが叶いませんでしたが、この度ベストフェチ部門にて一位を頂戴し誠に光栄に思います。このような賞を頂けましたのは、私個人の力ではなく作品に寄り添ってくださった関係者の皆様のご協力や読者の皆様の応援のおかげだと思っております。ほんのわずかでも誰かの心に残るような作品を描いていけるようこれからも精進してまいります。本日はありがとうございました」
エモーショナル部門 第1位
『この手を離さないで 2』
咲本﨑先生
(平川さんが代読)
「このような賞をいただくことができ光栄です。『この手を離さないで』という作品、晴斗と雅という人間を愛して支えてくださる読者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。最後まで彼らを見守っていただけると嬉しいです。この度は本当にありがとうございました」
次に来る部門 第1位
『モンスターアンドゴースト 1』
ヒメミコ先生
(平川さんが代読)
「この作品がデビュー作となりますが、たくさんの方に青年誌だと思われていた作品なので、BLの読者様にもちゃんと楽しんでいただけるのか非常に不安なところがありました。そんな中で本当に自由に描かせてくださった担当さんや編集部、読者の皆様にも大変感謝しております。こうしてBLという名の付く賞をいただけて安心させていただくことが出来ました。この作品は4月に2巻が出たばかりでまだまだ続いているものではございますので、今後もどうかご一緒に楽しんでいただけますと幸いです」
シリーズ部門 第1位
『ギヴン 9』
キヅナツキ先生
(平川さんが代読)
「今回はありがとうございます。応援して下さった皆様に心から感謝しております。また、『ギヴン』を描くにあたっては様々なご縁に恵まれて沢山の方にお世話になりました。完結を迎えられたこと何より安心しております。本日は皆様にお礼を申し上げる機会をいただき、ありがとうございました」
ラブコメ部門 第1位
総合コミック部門 第1位
『40までにしたい10のこと』
マミタ先生
「リブレさんでの連載は当初、『40までにしたい10のこと』とは全く違うファンタジーBLを予定していました。直前になり、『本当に今描きたいものってこれなのかな』『今描きたいものって何だろう』とすごく考え直して、どうしてもおじさん受けが描きたくてこの話になりました。編集の方々にはすごくご迷惑をお掛けしたんですが、無事たくさんの方に読んでもらうことができまして、ほんとうによかったなと思っております。この度は本当にありがとうございました」
ご歓談で賑わう中、なんだか会場が真っ赤に……。
授賞式のためにお集まりいただいたBLアワードスペシャルフラメンコチームによる男性フラメンコショーです!
バイラオール(踊り手)は、中原潤さん、鈴木時丹さん、カンタオール(歌い手)はダニエル・リコさん、ギタリストは北岸麻生さん、パルメーロ(手拍子)は三枝雄輔さん!
ショーが始まる前には、掛け声を教えていただきました。これで盛り上がる準備はバッチリです!
オープニングアクトから、音楽ソロ、ダンスソロ2曲、最後に少し遊びを含めたエンディングで構成されており、メイン演目「フェアリー」では、黒い衣装に身を纏ったダンサーの皆様が、力強い足踏みやリズミカルな手拍子と共に激しいダンスを披露。
情熱的なパフォーマンスに会場は釘付けでした! 思わずお食事の手が止まってしまう方も……!!
最後まで力強いパフォーマンスの連続だったフラメンコショー。
BLアワード授賞式を締めくくる素晴らしいステージでした!!
最後に、ヒロシ社長による閉会の挨拶で授賞式は締めくくられました。
楽しい時間はあっという間ですね……。
あらためて、BLというジャンルの盛り上がりを実感することができた授賞式となりました。
授賞式後、ご参加いただきました受賞作家様方にインタビューをさせていただきました!
――今のお気持ちをお聞かせください。
マミタ先生 BLアワードの1位は憧れだったので、純粋に嬉しいです。昔から応援して下さっている方々が毎年票を入れたよと言ってくれるのですが、これまで上位に入れたことが少なかったので、良い結果がファンの方々にも見せられてよかったなと思います。
沖田有帆先生 先ほどのスピーチでは緊張して言えなかったんですが、『PUNKS△TRIANGLE』は過去に一旦連載が終わったこともあり、もしかしたら作品として単行本にならなかったかもしれない作品でした。そのとき読者さんから本作への反応や応援をいただいていたので、絶対早めに単行本にしたいという思いがあって。「.Bloom」さんに持ち込んで……からの受賞だったので、その過程も含めてすごくありがたいことだなと思っています。ありがとうございます。
ヒメミコ先生 『モンスターアンドゴースト』は、1話を出した時に青年誌や少年誌といわれることが多かったので、BLという言葉のついた賞をいただくことができて、「仲間に入れてもらえたのかな」「楽しんでもらえたのかな」と思いました。
キシモト先生 実は全然実感が湧いていなくて、ここに来てもまだ受賞させていただいた実感が湧いていないんですけど、ありがたいなという気持ちはずっと感じています。
Byeonduck先生 このような豪華な授賞式に初めて参加するので、すごくドキドキしておりました。次回も機会があればぜひまた参加したいと思います。
――ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
マミタ先生 この度はたくさん応援していただいて、3部門で受賞することができてとても光栄に思っています。まだ連載が続いている作品もありますし、『40までにしたい10のこと』も続編が始まりますので、ぜひこれからも2人を見守っていただけたらなと思います。
沖田有帆先生 いつも応援ありがとうございます。これからも引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
ヒメミコ先生 続く限りできるだけ長く満足のいく物語を描き続けていられたらと思います。あとは、「本当にハッピーエンドになるのかな」という部分を気にされている方もいらっしゃるかと思いますが、私はハッピーエンドがすごく好きなので、疑わずに最後までご一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
キシモト先生 『相原君と嘉島君はラブコメかもしれない』の連載が再開していなくてお休み中なんですが、また再開すると思うので、もし未読の方はこれを機会に見てくださったら嬉しいなと思います。
Byeonduck先生 日本の『夜画帳』ファンの皆さん、本当にありがとうございます。
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大盛況の中幕を閉じた「BLアワード2024 授賞式」。少しでも会場の雰囲気が伝わりましたら幸いです!
このようなイベントを開くことが出来たのも、ひとえにご出席いただいた皆様、関係者の皆様、そして日頃からちるちるを支えて下さっているユーザーの皆さまのおかげです! 本当にありがとうございました!