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上下巻BLは名作が多い、は本当か？2024
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2024/05/02 18:00
BLファンの皆さん！ 経済回してますか～！？
先日推しカプの新たなキービジュアルが公開され、「もしかして匂わせコーデしてる！！？」とTLがてんやわんやの大騒ぎになっている筆者です。今年も無事に財布の紐がゆるゆるの1年になりそう(合掌)。
そこで、今年も「BLファンに聞く！推し活に関するアンケート」を実施いたしました！
ちるちるユーザーの皆様を対象にBLはもちろん、BL以外の「推し」についてリアルな実態を調査しています。たくさんのご回答、ありがとうございました……！
ユーザーの皆さんはどんな推し活をしているのでしょうか……？ 早速調査結果を公開いたします！
◆目次◆
回答者の年齢分布
BLファンのBL活動状況
BLファンのBL以外の推し活状況
オタ活について
今回のアンケートは2023年12月にBLレビューサイトちるちる上で実施しており、回答人数は443人でした。
平均年齢は36歳となっており、主に20代～40代の方を中心にご回答いただきました。
1,000円～5,000円と回答した方が最も多く、ちるちるユーザーの1ヶ月あたりのBL関連消費額の平均は10,805円という結果に！
単行本換算で15～16冊あたりというところでしょうか。
中には月に7万円以上使うという方も！
BL単体と比較して5,000円～1万円以上と回答した方が増加し、BLを含めたオタク趣味全般の1ヶ月あたりの消費額は平均で17,134円でした。
5万円以上使うという方も全体の1割程度おり、愛の深さがうかがえます！
これらを加味して1年間の平均消費額を推定してみると、BL単体では129,660円、BLを含めたオタク趣味全般では205,608円となりました！
2022年に矢野研究所が行った調査によるともっとも高い年間消費ジャンルは『アイドル』の平均93,704円でしたので、BLファンが趣味に費やす金額はかなり高い傾向にあると言えそうです。
好きなものには惜しみなくお金を使うBLファンですが、一体どんなBLやコンテンツが好まれているのでしょうか？
ジャンル別にみると商業BLの他、創作系が人気を博している様子。また、海外ジャンルも票を集めており、特に中国と韓国が優勢となっています。
2023年は『魔道祖師』や『天官賜福』を始めとした中華BLの勢いが止まらなかったことがアンケート結果からも分かりますね！
コミックからBLを知った、という方が過半数という結果に。本屋さんでもBLの表紙、目立ちますもんね！
そして、二次創作の影響もかなり大きく、BLファンがBLファンを生む永久機関が爆誕しています。
複数回答とはいえ、非常に多くの作品に一定数以上の票が集まりました！「アニメは見ない」と回答したユーザーが全体の5%程にとどまっており、BLファン層との一致率は脅威の90%超！
『BANANA FISH』『ユーリ!!! on ICE』など5年以上続編がない作品も依然として人気が高く、根強いファンを獲得しています。
また、BLファンの約半数は男性アイドルグループに興味があるという結果に。日本産アイドルグループは事務所のスキャンダル後も旧ジャーニーズが独占状態にあり、主な人気グループは昨年とほぼ変わっていない印象です。
K-POPは認知度の高いBTSに加えてStray Kidsが票を伸ばしていますが、その他のグループやオーディションデビューのアイドルはまだまだ浸透に時間がかかるのかもしれません。
2022年に引き続き、『アンナチュラル』や『逃げ恥』といった2010年代後半制作のドラマの人気が根強い結果となりました。
Z世代に限定しても全体ランキングの上位は変わらず、10年以上前のドラマもいまだに人気を博しています。
少女漫画を読んでいると回答したユーザーは約8割。特に30代では9割弱が読んでいると回答し、全体的に漫画を読むことが好きなユーザーさんが多い傾向に。対してZ世代は7割強と各世代でもっとも低い結果となりました。
過去作品の人気が高かったアニメやドラマと異なり、10年以上前から連載されている漫画はZ世代にはあまり読まれていないようです。
長年不動の1位だった『あんスタ』が3位に、『ツイステ』『刀剣乱舞』が順位を上げる結果となりました。
『原神』は二次創作の人気もあってか昨年から大幅に順位アップしています！
Z世代で「興味あり」と答えたユーザーが昨年の45％から37％に低下し、全体では昨年の30％から17％に半減という結果に。
上記以外のコンテンツでは『ヒプマイ』『パラライ』など音楽を主軸にしたコンテンツが人気となっているようです。
声優やアーティストを好む層との親和性も高く、リアルのライブも盛り上がります！
BLファンは読み専、見る専が大多数という結果に！ また、SNSでの交流やグッズ収集も積極的に行っている方が多いこともわかりました。
アフターコロナとなり、外出需要が増加したためか「グルメ・食べ歩き」「ライブ・フェス」が昨年よりも票を伸ばした結果となりました。
オタクイベントのアフターに気になっていたレストランやカフェに行ってみる、聖地巡礼がてら周辺を観光するなどオタ活と同時並行で行える趣味だと楽しさも2倍ですね♪
以上、BLファンの推し活調査でした！
