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Netflix映画「ニュー・オリンポスで」が切ないけど萌えどころ満載だった

2023/11/14 16:00

忘れられないジャム指舐めシーン

 

 

2023年11月1日(水)からNetflixで配信開始したイタリア映画「ニュー・オリンポスで」がめちゃくちゃ良質のゲイ映画だったので全力でおススメしたい!!!

出会ってから30年以上の時を超えた「人生BL」であり、本気の濡れ場あり。普段ヨーロッパ映画はあまり見ないな~という方も、甘々パートの福利厚生の良さは是非体感していただきたいところ。切ないストーリーですが、BLファンにも観てほしい作品です!

余すことなく伝えたいので、今回はネタバレありでお伝えしていきます!

 

◆目次◆
1.初々しい恋の始まりがトキメキすぎる
2.忘れられない性なる一夜はてんこもり
3.運命のあやで枝分かれする人生と忘れられない恋
4.(ネタバレ)再会した2人の選択は……

 

あらすじ
1970年代のローマ。映画館で偶然出会ったエネアとピエトロは、やがて激しい恋に落ちていく。だが、そんな2人を運命が引き離す。

 

 

 

ローマに滞在していた医学生のピエトロと、映画監督を目指し学ぶ学生エネア。ゲイのハッテン場となっていた映画館「ニュー・オリンポス」にて、2人は出会います。

実はその前に映画撮影の現場で出会っており、一目惚れだったのですが、「ニュー・オリンポス」で初めて言葉を交わしゆっくりと距離を縮めていく初々しい2人。仲間もいて慣れた様子のエネアと、初心で心の準備ができていないピエトロの様子がかわいらしいです。

そんなピエトロに「もし無理ならピザでも食べよう」とイタリアらしい思いやりを見せるエネアが紳士! 一見するとピエトロ×エネアなのですが、濡れ場上でのポジションは逆。男前受けすぎんか……。

イタリアの、少しセピア色の町並みで育まれる恋が何とも美しいです!

 

 

そして、いよいよエネアのお家に足を踏み入れたピエトロ。初めはまだ二の足を踏んでいましたが、衝動を抑えきれずキスをします。

その日は、これでもかというほど甘い初エッチの日でしたーー。
興奮しすぎて乳首を舐められただけで出してしまうピエトロに、「いいんだよ」と優しく包み込むエネア。やっぱり男前。でもすぐに二回戦目に突入し挿入。ベットの軋む音がリアルです。夕日に照らされるお尻の産毛が神々しい!

すっかり日も落ちた事後は、ピエトロが医学生と聞いて「俺ここが悪いんだ」と体に手を当てさせてお医者さんごっこをしたり、ロマンティックな音楽と共にダンスをしたり。ダンスでも経験のないピエトロをエネアがリード。本当に男前受け(以下略)。

その後また盛り上がってしまい恐らくもう一回戦を経たと思われ、素っ裸でソファーに座り、ジャムを指で救って舐めさせ合ってからの攻めフェ……と、なんとも濃密な一日を過ごしたのでした……。

 

 

 

そんな幸せな時間を過ごし愛を強めた2人ですが、街で起きた抗議デモの混乱により離れ離れに。

その後数十年間、2人は何度かニアミスするのですが結局会えず。ピエトロは映画監督になったエネオの記者会見もこっそり見に行きますが、そこでゲイであることをカミングアウトしたエネオと新しい男との仲睦まじい姿を見せつけられ、落ち込みながら退散。

エネオのムキムキ彼氏アントニオがまたいい男で、エネオを心から愛し、心配してくれる重めのスパダリなんです。喧嘩してたのにいつのまにかエチエチな雰囲気になっていたり。「僕がこうなったのは君のせいだ」というキラー台詞まで発する始末です。

しかし初監督映画であの夜のジャムのシーンを再現させていたエネオ。その完成した映画をピエトロは見ていました。絶対に「俺やん……」と思ったに違いないよ……。ピエトロは医者になって妻を持ち、エネオもパートナーを持ちながらも、お互いに心の片隅に想いを引きずっているのです。

 

 

エネオが撮影現場で事故に遭い、ピエトロの元に運ばれてきたことで再会した2人ですが、目の事故だったためしばらくエネオには主治医のピエトロの顔が見えません。しかし、おそらく声で何となく察してるんだな~ということが窺えます。


「時間も空間も越えられる」という言葉を胸に、ひっそりと想い合っていた2人。包帯が取れてお互いに目を合わせた時、積年の想いが溢れます。その様子を見たピエトロの妻が彼に言った「ずっとあんな目で見てほしかった」というセリフが切ないのですが、それほど熱い視線をエネオに向けていました。

再会した2人はどうなったのか。エンドロール前に、手紙の中でピエトロが書いていた「あの時ああしていれば今頃違う運命だったかもしれない」というIf世界線が映し出され、情緒がぐちゃぐちゃになるのですが……しかし、あの「ニュー・オリンポス」のママが永遠に色褪せない愛について語っていた言葉が胸に染みいります。
 
 
***********
 
 
いかがでしたでしょうか? 運命に従って進んでいく人生、たとえかりそめあっても色褪せず輝いている愛を描いた、良質なロマンスドラマ「ニュー・オリンポスで」。しばらく引きずらずにはいられない重厚な作品です。

気になった方は是非ネトフリでチェックしてみてくださいね!
 
 

ニュー・オリンポスで』監督:フェルザン・オズペテク

 

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