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推しカプが死ぬオタク、限界行動起こしがち

2023/03/05 16:00

推しカプの死を経験したオタクだ、面構えが違う

 

その日、人類は思い出した……推しカプのキャラが作中で死ぬ喪失感を……公式にキャラの生死を握られている恐怖を……。

皆さんは推しカプが作中で死んだこと、ありますか?アニメや漫画で、無慈悲なまでに主要キャラクターがバタバタ死んでいく世知辛い昨今。「推しカプが戦いの中で死んじゃった……」「受けor攻めが未亡人になっちゃった……」という経験がある方も多いかと思います。


しかし、我々が心にぽっかり空いた穴をそのままにしておくはずもない。

悲惨な結末を公式が迎えてしまったからこそ、自らの手で推しカプを"""絶対に"""幸せにしたくなるのがオタクの性!

というとで、今回は「推しカプが死んだオタクがやりがちな怪奇行動」を集めてみました~! 同志の皆さん、お互い手を取り合って強く生きていきましょうね……!!

 

◆目次◆
1.原作で2人が生きている集団幻覚を見始める
2.来世に望みを託して推しキャラを転生させる
3.パロ作品に現実逃避
4.米津玄師のLemonを聞いて「概念ソングじゃん……」
5.謎理論を展開しはじめる
6.創作物を見た後に公式から現実を押し付けられて爆死

 

 

 

推しは死んでいなかった……そんな展開など存在しなかったんや……。

そう言わんばかりに、2人が原作の時空でしれっと生きていて、2人で笑い合いながら普通に幸せに暮らしている創作物、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

仕方ないじゃない、生きている推しの笑顔がみたいんだもの。沢山のオタクが生存ルートモノを作り続けていけば、それはやがて現実になるんです!!!(※なりません)

何も知らない側の人間からしたら、「え……このキャラ死んだ筈なのに、なんで何事もなく生きている創作物が溢れているの……?」と脳が混乱すること間違いナシ。うるせぇ行こう!(pixivへ)

 

あるはずのない集団幻覚を元気に作り出していくオタクの方々は、執着を通り越してなんだか健気に見えなくもない……かも……?

 

 

「もう2人が生きて幸せになれないなんて無理辛い耐えられない……」「せや! 来世に託して幸せな未来に転生させたろ!」

公式の世界線で結ばれないなら、私が来世で推しカプを幸せにしてみせる! そんなパワフルな狂気に溢れるオタクが多いのも、推しカプが死んでいる界隈に住まう者の共通点。ほのぼのした世界で、命の危険に晒されることなく暮らしてほしいんですよね。

 

しかし、筆者はこのことを推しカプの死を経験したことのない友人に話したら「いや、普通に考えてその思考回路には至らないよ」と至極冷静に返されてしまいました。Why……?

 

幸せな来世でほのぼのスクールライフを送る推しカプはいくつあってもありがたいです(合掌)。推しカプもオタクも幸せに生きてくれよな。

 

 

 

先ほどのスクールライフに加え、アイドルパロやヤクザパロ、人魚姫パロにリーマンパロなど……。元気なオタクの妄想力は無限大。たくさんの世界線で健やかに生きながら愛を育む推しカプの姿がみたいんですよね!

しかし、これって純粋に楽しんでいる人から見れば、ただただヤバい狂気行動と捉われがちですよね。

 

「え、それバトル漫画でしょ? それにこのキャラ死んだのに、何でアイドルになってるの?」と言われた暁には、こちらは無言を貫くしか選択肢は残されていません。

うるせぇよ。そんなこと皆わかっててたのしんでんだよ。

ちなみに筆者が住み着いていた推しカプは、原作の時空よりも公式のスピンオフで出された学園パロの創作物の方が多かったです。やっぱり推しには幸せに生きて欲しいもんね。pixivの海に浮かぶ推しカプはあればあるほど健康に良いよね。

 

 
 
「切り分けた果実の片方の様に 今でもあなたはわたしの光」→「推しカプじゃん!!!!(号泣)」

これ、ジャンル問わず推しカプが死んでいたら経験する道だと思います。米津玄師さんの『Lemon』って概念ソングとしての汎用性が半端ないんですよね。
 
2018年の紅白歌合戦でLemonが歌われた時には、Twitterで「これ私の推しカプイメソン」というツイートが溢れたとか。
 
ちなみに筆者は、友人と自カプの概念ソングだけでカラオケに行ったときにLemon争奪戦が起きたことがあります。オタクによるLemonの圧倒的支持率、恐るべし。

カラオケで歌って涙を流しているオタクが居たらきっと同志です。手を取り合って強く生きていこうな……ッッ!

 

 

推しカプが死んだオタクは、これ以上失うものがない。するとどうなるか?
そう、怪文書とも捉えられる謎理論を展開し始めます。

「それは公式が勝手に言ってるだけだから推しがこの世からいなくなったとは限らないじゃん」→???
「私の中では私が公式」→???????


こんな暴論を目をパッキパキに充血させながらさらっとふりかざしてきます。彼らは推しカプの死で1度脳を破壊されたことによって強化されているんです。生命力半端ねぇ。

 

 

自分の中で内包された謎理論をドーピングしたことにより、たくましくなったオタク。しかしやはり、公式から突き付けられる現実には抗えません……。

幸せ満載な創作物をキメてハッピーになってるところに、公式の無慈悲な現実の投下。嗚呼、夢ならばどれほどよかったでしょう……。

公式により精神ジェットコースター状態のオタクは、そのまま「辛い無理」とか細く鳴いて爆死します。

しかし、推しの死が推しカプをより一層輝かしているのも事実。推しの死がなかったら、情緒を狂わされる苦しみや悦びも知らなかったのかもしれない……。

現実を少しずつ受け入れて、そのうえで元気に推しカプに狂っていきたいですよね!!

 

******

以上、「推しカプが死んだオタクがやりがちな怪奇行動」でした! いかがでしたか?

推しカプの死を経験したことがない人から見れば「どういうことだ……???」となる怪奇行動かもしれませんが、経験している人には何か通ずるものを感じてもらえたのではないでしょうか?

辛いことを乗り越えた俺たちは強い!!! これからもおめめガンギマリの珍獣として健やかに生きていきましょう♪

担当記者:ブチ太郎
あま~い幸せ満載ストーリーを読んだ後は暗くておも~いストーリーが読みたくなっちゃう系腐女子。この世の絶望を味わった後に幸せをつかむ受けを見てはニチャニチャと笑っている。
 
 

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