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2023年はアレがくる!!!次に流行るBLコンテンツ大予想会

2023/01/01 12:00

タテヨミ作品、激重共依存、王道CP……2023年の顔になるのは?



充実した2022年に別れを告げ、心機一転……2023年を迎える準備はできましたか?
筆者は自分へのお年玉を握りしめて、さっそくBL本を漁りに近所の書店に向かいました♥ 今年もたくさんの神作品が誕生するに違いない……と思うとワクワクしちゃいますね! 今年は一体どんなBLコンテンツが流行するのでしょうか~!!!

ところで、実は昨年の今頃、ちるちるでは、2022年に流行するであろうBLコンテンツ予想を実施していたのです。昨年度は、『高良くんと天城くん』のような短編連載を筆頭とするショートBLや、壮大な世界観のファンタジーBLが流行すると予想していました!
実際に2022年はエジプトBLとして『ENNEAD』一世を風靡し、予想は見事に的中……! したよね……? 年末企画で度々紹介した『60億分のふたり』といった闇寄りBLの流行も予言できた気がします!!

ということで、今回は2023年にNEXTブレイクするであろう、BLコンテンツを徹底調査していきます~!!! 皆さまも「今年はこれが流行る……!」と共に予想を立てて楽しんでもらえると幸いです♥

 

◆目次◆
1.こだわりの設定続々…「新バース」!!!
2.1周回って王道しか勝たん!「王道オメガバース」
3.応援したくなる可愛さ♥ 魅惑の「ショタ×おに」
4.その重さが沼……!!「クソデカ感情ド闇BL」
5.スクロールでサクサク読める!「タテヨミ」

 



昨年はオメガバースの派生として、「ケーキバース」が商業作品にも登場しました! オメガバースの派生設定は二次創作でブームになる傾向がありますが、きっと2023年も商業の世界に浸透する新バースが誕生するのではないでしょうか……! ちなみに筆者は癒し溢れる「ポメガバース」が好きでした♥

2023年にヒットするであろう、新バース予想ということで、今回取り上げるのは「アイスバース」と「センチネルバース」です!!!

「アイスバース」とは、【アイス】と【ジュース】と呼ばれる2つの特殊種族がいる世界線となっています。【アイス】は普通の人間よりも体温が低く、【ジュース】と結ばれることで身体が溶けて死んでしまうという特殊な体質を持っているのです……(泣)。死んでもいいから大好きな人と結ばれたい、相手のためなら溶けてもいい……そうした健気さや切なさが「アイスバース」の鍵となっています。これはメリバ好きや悲恋好きの方にかなり刺さるのでは?(名推理)。

次に紹介する「センチネルバース」の世界線には、五感が発達している超能力者【センチネル】と、センチネルを精神的・物理的・魂的にサポートする【ガイド】、どちらにも属さない普通の人間の3種族がいます。
こちらはかなりオメガバース設定と似ているところがあり、【センチネル】1人では制御できない超能力を、自分の運命の相手となるガイドとセックスすることで制御できます! バトルアクションや超能力ものの作品が好きな方には非常に響く設定ですよね……!

この他にも、商業BL界に新たなバース旋風が巻き起こるかもしれません!!





「男性と女性」以外に第2の性別が存在する、オメガバースには、エリート体質の支配階級【α】と、中間層でもっとも人口が多い【β】、そして発情期を理由に社会から冷遇されている下層階級の【Ω】の3つの性別が存在していることが有名ですが、カップリングとしてはその組み合わせは無限大……。

運命の番という設定ゆえに一般的に【α】×【Ω】のカップリングが多くなりがちですが、【α】×【β】など、定められた運命に抗うドラマチックカプも近年は増加傾向なんです!
しかしですね、そうしたカップリングの可能性を広げつつあるオメガバースですが、2023年は1周回って「王道カップリング」が流行るに違いないと筆者は推理します!!!!

運命の相手を前にすると心臓が高鳴り発情してしまう、本能に抗えず理性に呑まれる構図はオメガバース作品の見せ場ですよね……!
昨年は『αの花嫁 共鳴恋情 (1)』や『この手を離さないで』が王道オメガバースとして人気を博しました♥ 自分のことを【α】だと信じていたのにもかかわらず、相手(攻め)を前にして発情衝動がはじまってしまい……という流れが大好物すぎる(じゅるり)。

今年も王道展開の【α】×【Ω】のBLが再び流行するのではないでしょうか!?
運命に翻弄され、惹かれあう推しカプ……やはる王道オメガバースしか勝たん!


αの花嫁 共鳴恋情 (1)』作:岩本薫/幸村佳苗 

 



【あらすじ】
アルファとして生まれた高校生の江森理玖は、社交界デビューのため、首藤家のパーティーに出席した。首藤家といえばアルファの頂点に君臨する名家だ。現首藤家の当主・首藤圭騎は、オメガに限らずアルファでさえも支配するほどの魅力を持っている。理玖も間近で見た圭騎に憧れを抱かずにいられなかった。
しかし圭騎と初めて顔を合わせたその夜、
アルファのはずの理玖の体は火照り、甘い匂いを漂わせ……!?
プライドをかけたα×α(Ω)の、運命の恋!

 

この手を離さないで』作:咲本﨑

 



【あらすじ】
つなぎとめたい 恋に出逢った。

《持てる者×持たざる者》が互いを求め合う
極上のジュブナイル・オメガバース。

とある問題を起こし、αのエリート校から一般校へ転校してきた晴斗。
季節はずれの転校生に色めき立つ教室で1人だけなぜか当たりが強い、生徒会長の雅と出会う。まるで正反対な性格と境遇の2人は、反発しながらも強く惹かれあい次第にお互いの心の奥へと踏み込んでいく。
しかし、晴斗のフェロモンにあらがえない雅の身体は、やがてコントロールがきかなくなっていき――。
未熟で、痛くて、壊れそうなーー美しき青春の日々。





年の差BLと言ったら、「おに×ショタ」しか勝たんッ!!! と思っていた時期が筆者にもありました。しかし、時代は大好きなお兄さんのために背伸びをして奮闘するショタを応援する時代……つまりは「ショタ×おに」の時代なのですッ!!!!
健気でうぶなショタも良し。生意気な小悪魔系ショタも良し。ショタ攻めには無限の可能性が秘められています。そして、それと対となるお兄さん受け……年の離れたショタに迫られてタジタジになっているお兄さん受けを見ていると、幸せホルモンが弾けますよねぇ~♥
皆さんはどんな「ショタ×おに」シチュエーションがお好きですか?

個人的には、中山幸先生の『ショタおに (1)』は外せませんね……。幼馴染の高校生のが好きで好きでたまらない小学生……可愛くてたまりません~~♥ 意識してほしいのにいつも子ども扱いされてしまって、モヤモヤする姿も焦れったくて可愛らしいですし、少しでも大好きなお兄ちゃんとの距離が縮まれば、目を輝かせて喜ぶショタ攻めは至高そのものです。思わず「がんばれ~!!!」と応援したくなるカップリングです♥
また、ん村先生の『金髪お坊ちゃまと日本人執事』も、金髪ショタが日本から来た新しい執事に一目惚れをしてしまう、と~っても胸キュンな「ショタ×おに」作品です!

ショタおに (1)』作:中山幸

 



【あらすじ】
「おれが責任とって悠兄を幸せにするんだ。」小学生の椿は幼馴染の高校生、悠のことが大好き。だけど年の離れた悠からは大切にしてもらいつつ、いつもなんだかんだ子供扱いされてしまって……。一生懸命背伸びして、空回りして、もだもだして、時々ドキドキするようなきらめく日々。SNSで大人気の癒しBL、ついにコミックス化!!背伸びしたいショタ×おっとり高校生おにいさんのあまキュンほっこりデイズ♪



金髪お坊ちゃまと日本人執事』作:ん村

 



【あらすじ】
お屋敷で使用人に囲まれて暮らす坊ちゃま9歳は唯一のアジア人である田中に興味を持っている。坊ちゃま曰く、NINJAの国・日本から来たのが珍しいから構ってやってるだけとのこと。
そんなある日、使用人部屋に押しかけた坊ちゃまは髪をセットしていない田中を見てうっかり恋に落ちてしまう。
後日、坊ちゃまたっての希望で田中は専属のお世話係を務めることになり――。
ショタVS天然の愛しすぎるラブロマンスが開幕!






執着や依存といったカテゴリーは通年通して人気がありますが、2023年にNEXTブレイクするのは、ズバリ「クソデカ感情が描かれたド闇BL」の関係性でしょう……!

「このマンガがすごい!2023」のオトコ編で1位を獲得した『光が死んだ夏』をはじめ、2010年代に発売された『夜はともだち』『心中するまで、待っててね。』がTikTokを中心に再ブームとなるなど、ダークBLブームの波動を感じます。これはかつての2017年のように、闇BLブームが来るのでは!!!!!?!?(闇属性オタクの願望)

近年メリバやバドエンの作品は少なめですが、心を抉る闇のBLがもっと増えてほしい……。待ってます。


光が死んだ夏』作:モクモクれん

 



【あらすじ】
光はもうおらんのや……それやったら――。
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。
それでも、一緒にいたい。
友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。
時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。
新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。



60億分のふたり』作:でん蔵

 



【あらすじ】
イジメを苦に自殺を図った結果、死ねない体と超能力を手にした香藤。そんな折、学年カーストトップでイジメの元凶である織田と再会し、力で織田を殺してしまう。憔悴する香藤だったが、織田は生き返り、香藤同様"他人の心の声が聞こえる"という特別な力に目覚める。様子が気になった香藤が覗きに行くと、そこには昔の傲慢な様子とは打って変わった弱弱しく怯える織田の姿が。
そして対面したふたりは気づく――お互いの心の声が聞こえないことに。
「ふたりでいる時だけは全て忘れて"普通"になれる。」
地獄のような世界で、お互いだけが唯一の理解者となってしまったふたりは、まるで精神安定剤を求めるように互いに依存を深めていく……。





縦にスクロールすることでサクサク読める「タテヨミ」コンテンツの勢いは、2023年もさらに加速することでしょう……! 読みやすさはもちろんですが、カラー漫画という点も推しポイントです♥ 色がつくことでキャラクターの表情がより鮮明に理解できたり、えっちな描写もさらに興奮しちゃいますよね……!!!

個人的には冒頭でも紹介し、現在2部が連載中の『ENNEAD』は外せませんね。SNSや広告で見かけて気になっている方も多いのではないでしょうか!  エジプトの神々が織り成す神話BL、解き明かされていく伏線やキャラクターたちの交差する思惑、そして官能的なエッチシーンがたまらん1作となっています♥ タテヨミ形式のおかげで読む手が止まらず、即日読破間違いなしです!

また、王族×妾を取り巻く、仄暗い感情に満ちた中華BL『愛も憎しみも沈黙の中で』など、タテヨミには注目作が数多くありますので、今度も目が離せません!

ENNEAD』作:Mojito

 

 

【あらすじ】
神を貪るのは誰だ――――
遥か遥か昔。
「エネアド」と呼ばれる九柱神のうちのひとり、セトの暴政にエジプトの地は疲弊していた。他の神々までセトに頭を下げるなか、まだ神に名を連ねていない若者ホルスが反旗を翻す。
傲慢で奔放なセトを玉座から引きずり落とさんと戦いを挑むホルス。
二人の関係は次第に執着と欲望を孕んで……!?
エジプト神話をもとにした一大叙事詩BLがここに開幕!



愛も憎しみも沈黙の中で』作:QiangTang

 



【あらすじ】
母親を守るため、悪い噂が絶えない親王の妾として嫁ぐことになった沈玉。可憐な沈玉への愛が溢れて止まらない親王と彼は愛を深めていく。しかし、そんな二人を王妃は黙って見ているわけにはいかず……? 歪んだ愛情・独占欲・嫉妬が渦巻く物語が始まる。

 
******
さてさて、いかがでしたか?
今回の2023年トレンド予想の答え合わせは1年後……!
果たして、2023年はどんなコンテンツが流行しているのでしょうか~♥ 皆さんも「コレが流行するに違いないッ!!!」と思い当たるものがあれば、是非とも教えてくださいね!


担当記者:飲むようぐると
周囲から「生まれてくる時代間違えてない?」と度々言われる古の腐女子。今日も元気に地雷畑を突き進みます!!

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

中華後宮モノも良いのですが魔道祖師みたいな仙人武侠モノも増えてほしい!

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