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上下巻BLは名作が多い、は本当か？2024
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2022/06/13 18:00
「好きなものを誰かと共有する。」
これって本当に素晴らしいことですよね!!!
絶賛沼活中の皆さん、自分の好きなジャンルや作品を、友人やフォロワーに共有した経験はありますでしょうか？
筆者のような共感属性のオタクは、好きなものを分かち合い共感されるときに人生で一番の喜びを享受する傾向にあります。伝われ、この気持ち……！（切）
でも、好きなものをうまく伝えるって、ほんっっっとうに難しいのも事実。
そのジャンルを愛しているからこそ、押し付け布教はマズイですし、避けたいところ……。
私にとっての、みなさんにぜひ魅力をお伝えしたいジャンルは「タイBL」です。
悲しい時も、苦しい時も、皆さまの心をいつも支えてくれたタイBL。世界を中心に巻き起こるタイBLブームを、もっともっと日本の皆さんに知って欲しい……！
ということで今回、
「タイBL未視聴の人を沼落ちさせるための実践アプローチ」
について、様々な角度から分析・検証していこうと思います。
布教対象の分析方法など、他ジャンルでの布教でも活用できることも盛りだくさんです！
タイBLをすでに好きな方は、大好きなタイBLを自分たちの力で盛り上げていく参考になれば幸いです〜！
◆目次◆
・分析１：どんな人に布教するのが正解？
・分析２：どんな情報を布教すれば正解？
・結論：未視聴ターゲット層をタイBLに引き込むには
・効果検証：アプローチの実践
・まとめ
具体的な方法を考える前に大事なのが、「どんな人に向けて布教するか」を定めることです。対象のことを知らなければ、うまくできる布教も成功しないかもしれませんよね。
今回は、電通報の「ドラマ、どんな見方をしてますか？」で紹介されている「ドラマクラスター」を参考に、筆者の偏見をもとにタイBLドラマにおける視聴者をいくつかのグループに分類してみました！
まずは「タイBLに対する関心度」をもとに、3つの視聴者グループがあると想定してみました。
①タイBL大好きグループ
このクループの人たちはすでにタイBLにハマっている人たち。これまでの人気作だけでなく、新作にも関心度が高いです。情報収集に長けている、という特徴も！
②中間グループ
タイBLへの思い入れはさほどで、なんとな～くの習慣で見ることがあるという程度。ただ、ジャンルなどへのこだわりは強かったりすることがあります！
③追随グループ
「今盛り上がっているもの」を見ようとするタイプの人が、このグループに属します。流行や話題性に敏感な方が多い印象です！
さてさて、これでタイBLの視聴者の関心度を3グループに分けることができました！ やったね！
これをさらに細分化し、「情報への関心・積極性」「タイBLドラマの関心」に分けた分布図を作成しました。
細分化した結果、それぞれのグループは大きく2つのクラスターに分けることができると推測しました。このクラスターとその特徴について、詳しく見ていきましょう！
まず、タイBLドラマ大好きグループについてみていきます。
このグループに属する人たちは大きく
①タイBLドラマ大好きクラスター
②実写BLドラマ大好きクラスター
の2種類に分けられると推測しました。この2クラスターの特徴は、他クラスターと比べ圧倒的にタイBLが好きであり、ドラマの俳優に関する情報や最新の情報にめちゃくちゃ詳しいということが考えられますね！
続いては、中間グループについて見ていきます。
このグループに属する人たちは
①雑食BLクラスター
②厳選BLクラスター
の2種類に分類してみました。この2つのクラスターはBLは好きだけど実写にそこまでのこだわりはない、または好みがとてもはっきりしているパターンが多く、タイBLに関して言えばそこまで情報に関心がないという特徴が考えられます。
最後に、追随グループについて見ていきましょう。
今回の分析では
①流行関心クラスター
②低関心クラスター
の2種類に分けて考察します。この2つのクラスターは、そもそもBLにあまりなじみがないが、流行に敏感であるクラスターと、流行に疎いクラスターに分けられ、タイBLを知らない可能性もひじょ～に高いです！
筆者の独断と偏見により作成した分布図から、タイBLを取り巻く視聴者の特徴が見えてきましたね！
では実際、どんな人にどのような方法で布教すればいいのでしょうか……？
これまでの分析によって得られた情報は以下の通りです↓
①タイBLドラマの関心と情報への関心・積極性には、正の相関関係がある
②中間グループ・追随グループをタイBLに引き込むには、情報への関心・積極性を高める必要がある
なるほど……。情報への関心を上げることで、今までタイBLに興味のなかった人やタイBL自体知らなかった人（中間グループ・追随グループ）の中から、沼落ちする人が現れるかもしれないですね……！
でも実際、そのような人たちの情報への関心をあげるにはどうすればいいのでしょうか……？
以上の分析をもとに、一つの仮説を抽出しました。
情報への関心は情報量の多さと相関関係がありますよね！
つまり、タイBLに興味のない人が属する中間グループ・追随グループにアプローチするには、
「今、タイBLがとにかくアツい‼‼魅力ハンパない最高‼‼」
といったドラマに関する情報提供を、積極的に行えばよいのでは……⁉
このように当たり前と思われることも、細かい分析を行うことでより説得力が増しますね♪
分析1では、「どんな人に向けて布教するか」について考えました。また、視聴者を細かく分類わけしていく過程で、「どのように布教するのか」についても仮説を立てることができましたね……！
中間グループ・追随グループに向けて、タイBLドラマに関する情報を提供し布教する。
分析2では、このタイBLドラマに関する情報を提供に着目し、「実際どんな情報を布教すればいいのか」について考えていきましょう！
今回は、gooランキングの「TVドラマの初回を見るときの決め手」を参考に、日本の視聴者がドラマ視聴の事前情報として何を重要視しているかを考えてみました！ここからタイBL視聴者に向けた情報の種類を推測していきます。
なるほど……。一般的に日本人は、ドラマを見るときに、
①俳優・女優
②ストーリー
③設定・ジャンル
が決め手となっていることがわかりました！
今回、日本でタイBLを盛り上げる方法を考えているので、中間グループ・追随グループが求める事前情報に、この日本人の特徴を当てはめて考えていきます。
そうすると、中間グループ・追随グループに向けてタイBLドラマに関する情報を提供し布教するためには、①俳優②ストーリー③設定・ジャンルを中心とした情報提供が望ましいことが考察できますね！
この三つの要素分解をもとに、ここからは実際のアプローチ方法について考えていきます。
「作品はとにかく顔から入る」
「イケメンこそ私の生きがい」
…というように、作品選びの軸は「顔」であるという視聴層には、タイBLに出演している俳優を紹介しましょう。
通称「推し選び」と呼ばれる行動ですが、この「推し選び」を効率的に行う方法として以下のサイトを紹介します。
◆The Most Favorite Thai BL Couple 2022 – Vote Now
このサイトは「2022年、一番熱いCPを決めろ！白熱タイBL推しCP選手権！」といった趣旨の投票ページです。
世界で人気を博している様々なタイBL俳優を、人気順に一覧することのできるこちらの優良サイト。
他の俳優紹介ページと比較したときの本サイトの利点がこちらになります！
①世界一般的に人気の高い俳優が一目でわかるため、マッチング率を高い水準に持っていくことができる。
②情報が俳優の顔に限定されておりその見易さから初心者でも負担が少ない。
初めてタイBLを知る人にとって、たくさんの俳優の中から自分の推しを見つけるのは大変ですよね……。
そこで、すでにランキングされており比較的人気の俳優・作品をしることのできる当サイトを使うことで、「顔」重視視聴者層のスムーズなタイBL視聴を促すことが可能となるのです！タイBLが初めてだという友人には、ぜひここで推し選びをサポートしてあげましょう。
「イケメンは良いとして、ストーリーも重視したい」
「胸キュン、足りてる？」
分析に基づきターゲットを分析、そのターゲットが求める情報についての具体的なアプローチ方法を考えました結果、
結論：タイBLになじみのない中間グループ・追随グループをタイBLに引き込むには、様々なサイト（アプローチ①／アプローチ②）を駆使し、「いかにイケメン俳優がたくさん出演しているか」、「いかにたくさん作品がつくられているか」を中心とした情報収集の手助けを行うべき
という結論を導くことができました!!!!（拍手）
しかし、ここまでは机上の空論にすぎないことも事実。結論を導いてみたものの、この方法実際有効なの……？ という疑問がのこりますよね。
ということで次章からは、実際に筆者が上記のアプローチ方法を（多少改変して）実践してみました検証結果を、皆さまにご報告いたします。
今回使用するSNSはインスタグラムです。
アプローチ①で紹介しましたサイトから上位10組（2022年6月現在）を選び、以下のような投票を実施しました。
実施方法：ストーリーの投票機能を用いて好きなCPを選んでもらう。
実施日：6月
詳細：
筆者のサブ垢（フォロワー100人ほど）を使用し、The Most Favorite Thai BL Couple 2022 – Vote Nowで使用されていたタイBL俳優の画像を2組ごとに5セットトリミングした。「以下10組の中から好きなCPを選んでください」とタイトルを設定後、ストーリーの「アンケート機能」を用いて全体公開した。
留意点：
この検証方法のデメリットとして
・投票結果が1スライド事のパーセンテージに限定されてしまう
・複数投票が可能
ということが挙げられるが、有効投票は一人につき一投票のみであると注意喚起を徹底、投票結果に関しては「アンケート機能」の「投票数」に着目することで上記の問題を解消した。
よって筆者のフォロワー（友人）の心に最も刺さったCPは「ZeeNuNew」であることが分かりました。
実施目的：「ZeeNuNew」の魅力をアピールしファンを増やす
実施方法：「ZeeNuNew」を中心としたストーリーの定期更新
実施日：6月
詳細：
筆者のサブ垢（フォロワー100人ほど）を使用、彼らのピン写やツーショットを筆者の独断と偏見でピックアップし、一週間を目途にストーリーを用いて全体公開した。
留意点：
あくまでさりげなくヤバめの限界オタクを演じることが重要。
強制力を働かせるのではなく、フォロワー側からのアクション、関心を待つことが必要。
