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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2022/05/22 20:00
薬って飲みすぎると効かなくなることもあるらしいんですよ。同じように、皆さんも不憫受けを摂取しすぎて生半可な不憫受けじゃ満足できなくなってませんか? 「はいはい記憶喪失ね、からの?」みたいになってませんか?
筆者にも、彼氏から死ぬほど束縛され毎日疲れ切っていた友人がいました。早く別れな! と周囲は言うものの彼を愛しているから別れられない……。もはやストックホルム症候群のような状態に現実で遭遇するとビビりますが、BLの話になるとなぜか興奮が止まらないんですよね。
心を痛めるとわかっていても、不憫受けの風味がする作品にはことごとく手を出してしまう……。もっと! もっと強い不幸が見たい(最低)そんなあなたにお届けしたい、非道かもしれないが萌え不可避な「かわいそうすぎる受け」選手権を開催しま~~~~す!!!!! ヤッタネ!
それじゃあ早速、予選を勝ち抜いた精鋭たちを紹介するぜ!
ヤンデレから激重で歪な愛をバシバシに向けられて、困惑どころか恐怖感すら覚える受けちゃん。非常にいとしいです。
ヤンデレくんは愛し方が変わっているので、平気で人を閉じ込めたり、拘束したりしますね。時と場合によっては刃物を持ち出すこともあるので、受けは気が気じゃありません。手を離せない受けをどんどん孤立させてしまう……そんな激重ヤン様。
ドロッドロの独占欲で精神も不安定。そんな厄介な相手から死ぬほど愛されてお気の毒ですが、こちらとしては大感謝です! あざす!
◎監禁ヤンデレワンコが描かれている作品→『可愛い先輩の飼い殺し方』作:市梨きみ
「写真をバラまかれたくなかったら、俺の言うこと聞け」
現実では立派な脅迫罪ですが、脅しから始まる恋ってありますよね! 脅迫に、下のお口を使っちゃお! ……とか言っちゃって。口封じしようと思ったら反対に下のお口が塞がれちゃったよ! ……なんつって。
脅されて体を繋げるうちに、心もほだされていく……。それも脅し愛の魅力の1つかもしれません。脅し脅され、それが執着なのか恋愛なのかわからなくっていく2人……。たまりませんな。愛っていうのは、必ずしも分かりやすいものではないんですよ。
◎脅され受けの復讐劇が描かれている作品→『嫌い、大嫌い、愛してる。』作:ARUKU
過去のトラウマが原因で一歩を踏み出せない受けちゃんが、攻めの登場によって克服に向かうのが尊いのです……。ときには、トラウマの要因がまさに目の前の攻めという泥沼BLを挟んでアクセントにするのも良し。
◎セックスへのトラウマ克服が描かれている作品→『ヤリチンによるトラウマ克服×××』作:ゆずしを
どん底ですね。可哀想。(シコシコ)
多額の借金を背負った絶望的な状況。しかも自分のせいじゃないとこがポイント。健気で素直だから、クズな親戚とか元彼に騙されるんですよね。もう体を売って稼ぐしかないのか……。そんなときにお金持ちの攻めがスーパーヒーローのように現れ、受けを助けてくれるのです。まさに起死回生!
借金の連帯保証人になるほどの、人の良さと天然さを併せ持つ受。そんな受けには、ちょっとくらい強引な攻めのほうが似合うのかもしれません。
◎元カレの借金返済で身売りする受けが描かれている作品→『あいとまこと』作:森世
親からの過剰な抑圧は、思春期に反動となって現れるって、どこかで聞いたことがあります。抑圧に限らず、親からの暴力や過干渉によって辛い日々を過ごしている受けちゃん。そんな事情を表に出さないよう、外では気丈に振舞っていても大丈夫、攻めがちゃんと異変に気付いてくれます。
◎母親からの性的抑圧による反動が描かれている作品→『青春なんて気易くない』作:おおや
コレ系はなんと言っても痛々しい描写が特徴なので、まず好みが分かれます。(筆者は付箋を貼るくらいSUKIですが……)しかし、この痛みを乗り越えることで、我々の興奮はさらなる高みへ到達できるのです……!
◎DV彼氏からの離脱が描かれている作品→『錆びた夜でも恋は囁く』作:おげれつたなか
◎情緒ぶっ壊れ記憶喪失受けが描かれている作品→『ネガ』作:はらだ