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【迫りくる巨塔】チン…がデカい攻めにありがちなこと
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2022/05/01 14:00
突然ですが皆さん、ここ最近「攻め視点」BLがジワジワ来ているってご存じですか?
BLの作品数&人気がますます高まる今日この頃。
さまざまな設定やキャラ属性が日々生みだされ、完全無敵なスーパー攻め様だけが良しとされていた時代は過ぎ去りました。
そして、今や「ヘタレ」「ほだされ」「わんこ」など、どこか足りないカワイイ攻めやダメ攻めたちが登場するBLが急増!!それに伴い、これまで受け目線で進行するのが一般的だったストーリーも、攻めの目線から語られることが増えつつあるのです!
ということで今回は、近年数を伸ばしている攻め視点作品について、その魅力をドドーンとご紹介! 皆さんを、めくるめく『攻め萌えの沼』へと誘います!!
調査の結果、2017年「184冊」がピークで攻め視点の作品数が多いという結果に! その前年の2016年から一気に数が三桁に跳ね上がっていますが、その理由は一体!?
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2017年を振り返ってみると、はらだ先生『にいちゃん』や市梨きみ先生の『さよならアルファ』、鈴丸みんた先生の『キューピッドに落雷』などBL史に名を刻むような名作が多く刊行された一年だったことが分かります。
そんな中、攻め視点作品として名を連ねたのも、おげれつたなか先生『はだける怪物』、ウノハナ先生『気まぐれなジャガー』など、いずれもレジェンド作品ばかり。
『はだける怪物』作:おげれつたなか
これらの攻めたちに共通する特徴を探してみると?
……三者とも、もれなく『ほだされ』属性の攻め!
そして、『ほだされ』と相性抜群な『誘い・襲い』属性の受けも三作品に共通しています!
そう、何を隠そう2017年は受けリードだった一年。
攻めが攻める、受けが受け身という字面通りの関係性がひっくり返った、まさに記念すべき一年だったのです!!!
続く2018年も、作品数は『173冊』と多いまま。
この年には、S井ミツル先生の『めぐみとつぐみ』やはらだ先生の『よるとあさの歌Ec』などが攻め視点作品としてカテゴライズ。
……『天然』だったり『ツンデレ』だったり、どこか様子のおかしい、いやいや個性豊かな受けに攻めが翻弄された一年だったと言えそうです。
『よるとあさの歌 Ec』作:はらだ
その後の2019~2021年に関しても作品数は3桁をキープ!
2022年も、どこまで数を伸ばせるか注目したいところです!!
ほだされ攻め×誘い受け、赤裸々すぎる攻めの嫉妬にキュンッ♥
STORY
嫉妬を知ったプレイボーイ攻×抱かれるほどやらしくなる優等生。『俺しか知らないカラダ』待望の続編!!! セフレ、恋人、その先もずっと…想いと距離が深まるカップルストーリー。『言おうか? 俺の恋人だって』付き合いだして半年、高橋は石黒をもう手放せはしないと感じていた。自分とは何もかも正反対で、一途に想いを向け続ける石黒が可愛く思えてたまらない。そんな石黒にいつのまにか、かなり親しい男の友人が出来ていたようで…? 好意に慢心していた高橋は、なんだか面白くないと感じる自分に戸惑い…。嫉妬と執着に甘く痺れるコイツは、俺しか知らないままでいい―…。
ワンコ攻めの視点で綴られる、先輩(生き霊)との日々
STORY
新米刑事の溝尻(みぞしり)は、物腰柔らかで見目麗しい先輩の日野(ひの)に、刑事としての憧れ以上の好意を寄せていた(性的な意味で)。 ある日、発砲事件の容疑者が逃走中との知らせを受け、溝尻と日野の二人は、張り込みを命じられる。その道中、一人コンビニに立ち寄った溝尻に聞こえてきたのは、銃声──。 それは逃走中の男が日野に向けて発砲した音だった。病院に搬送された日野は意識不明の重体に…。 上司から自宅謹慎を言いつけられた溝尻は、自責の念に苛まれながら自宅アパートに戻るが、そこで彼を迎えたのは、病院のベッドで意識を失っているはずの日野で──!!?? ワンコ系後輩刑事×美形先輩刑事(生霊)の、えっちな妄想と不可思議な現実が交錯するサイケデリックBL!
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担当記者:すず |