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「欲しいBLが本屋さんにない!」そんなときは…

2022/04/13 18:00

欲しい本が見つからない…本にまつわる疑問徹底解説



突然ですが、皆さまは普段どのようにしてコミックや小説・雑誌本を入手していますか~?? 実際に書店に足を運ぶ方もいらっしゃれば、通販サイトで本の入手を検討する方もいらっしゃることでしょう!
しかし、もしも欲しい本が見つからなかったら……? 売り切れていたら……?
そうです。必ずしも自分の欲しい本が店頭や通販サイトに並んでいるとは限らないのです!!!(悔)。

このほかにも「重版するってネットに書いてあったけど、そもそも重版って何?」や「特典ってつくのかな?」といった書店や通販サイトへの疑問を抱えている方もいらっしゃることでしょう!! ということで、今回は欲しい本が手に入らないときの対処方法や重版の意味など、皆さまが日頃から疑問に思っている本に纏わるQ&Aを、書店員経験のある筆者がお答えしていきます♥


①何度行っても、探しているコミックが見つからない……



何度も棚を行ったり来たりしても、欲しい本が見つからない……。とお悩みのそこのあなた!! 書店で本をお探しの場合は、気兼ねなく書店員に聞いてみてください……!一緒になって探してくれます。在庫の補充ができていなくて棚に並んでいないパターンや、特設コーナーを別に設けていて通常の本棚に置かれていないことなども多々。実際にアニメ化やドラマ化作品は別の棚で大きく展開していることもありますので、要注意です……。

そのため、諦めずに売り場のエキスパートである書店員に声をかけてみてください!! だいたいの書店員はお客さまよりも売り場のことを熟知しています。筆者自身もよくお客さまから声をかけられますが、おおよその在庫を把握しているので、全力でお手伝いできます!!!(燃)。

作品によっては在庫がなくても、お取り寄せのかたちで商品を用意することもできますし、近日中に入荷があるかもしれないので、在庫の有無を書店員に確認してみましょう……!

②具体的に問い合わせってどうすればいいの……?



書店員に確認してみましょう……! といったところで、本の問い合わせの仕方がわからない方もいらっしゃるかと思うので、ざっくりと解説していきましょう♥

本の問い合わせに必要なもの……は正直特にありません。
欲しい本の「タイトル」がわかっていれば、在庫の有無はどこの書店でも調べられるかと思います。略称などではなく、正式名称を一言一句間違えることなく伝えましょう……!
逆にタイトルが間違っていたり、あやふやだと、類似するタイトルの作品やスピンオフ作品、小説版なども在庫検索にヒットしてしまうことがあり、調べるのに時間がかかってしまいます。

またライトノベルのようにタイトルが長い作品や、タイトルを口にすることにやや抵抗がある作品もあると思います……。
そうした場合にはタイトルをメモした紙や事前にネットで調べた作品の紹介ページなどを書店員に見せて「この本を探しているのですが……」と伝えるのも手です!! 書店員側からしても、そうしたものを提示してもらえると大変助かりますし、スムーズに在庫を調べることができます!

あとは、莫大な数の書物を識別するために1冊ずつに振り分けられているコードを提示することも、欲しい本を正確に問い合わせる良い手段です。
コミックやライトノベルには、裏表紙に「ISBN」と呼ばれる、「978」から始まる13桁の数字コードが記載されています。
新刊は時期によって、まだISBNコードが振り分けられていないこともありますが、既刊ならばこのコードを伝えることで即座に商品を調べてもらえるでしょう!

ちなみに雑誌には雑誌コードと呼ばれる、雑誌を識別するため数字のコードが存在します。一般的には「数字5桁-数字2桁」の配列で、数字2桁の方には発売した月の数字や通巻番号が使われることが多々あります。
例えば、とある雑誌の4月号が欲しいとなったら、基本的には「数字5桁-04」が雑誌コードとなります。推し俳優の特集が組まれた雑誌や、推し作品の付録がついたマンガ雑誌、アニメ雑誌などを調べる際にはこちらのコードを活用すると便利かもしれません……!

ISBNコードや雑誌コードは基本的に本の裏表紙に記載されていますが、手元に書籍がなくても、Amazonや楽天といったネット通販のページの詳細欄にも載っているので、書店に向かう前に事前に調べられます!!



②「重版」したらしいけど、お店にコミックがないのは何故?



この作品……重版したって聞いたけど、入荷していないんですか?」 といった主旨のお問い合わせも多くいただきます。皆さまのなかにも「重版」という単語を聞いたことがある方も多くと思います! そもそも「重版」ってなんぞ……?? と疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

重版」とは、簡単に言えば対象の出版物を初版と同じ版で再販することです。重版が決まれば「重版決定」、重版が出来上がってその作品が販売されることを「重版出来」と言います。

再販ってことなら再び書店に並ぶはずなのに、なぜ重版の情報が流れてきたのにお店には並んでいないのか……? この疑問の答えは実に単純なもの!! 重版品が店頭に並ぶまでにはタイムラグがあるのです。

仮に「重版が決定しました~!!」というお知らせが公式サイトにUPされたとしましょう。実は「重版決定」から実際にそれが店頭に並ぶまでには、3~4週間かかるとされています。また、「重版出来」のお知らせだった場合には店頭に並ぶタイムラグはおよそ1週間程度となっています。そのため、お知らせがきたといっても、すぐには店頭に並ばないのです……。
重版品の入荷の有無、入荷日などは取り扱い書店や通販サイトによって異なるので、利用する書店等に直接問い合わせてみましょう♥

③書店特典はもらえるの…?



特典を配布するコミックや小説も近年多くなっていますよね。推し作品のポストカードやしおりは是非とも手に入れておきたいところ!!! けれども紙単行本につく特典は、基本的になくなり次第配布を終了してしまいます。確実に特典を手に入れたい方は事前に書店に問い合わせをしたり、予約するのがおすすめです♥ 予約品用に配布を特典を避けておいてくれます。心配な方はご予約時に「特典もお願いします」と一言告げておけばより安心ですね……!

通販でも備考欄などに特典の有無が記載されていることがあるので、要チェックです。万が一、記載がない場合には通販サイトに問い合わせしましょう!! 出版社や作家さんに問い合わせはタブーですので、取り扱い店舗や通販サイトに直接問い合わせをお願いします!!

また書店ごとに特典の内容や絵柄が違うこともあるので、そうしたものは公式サイトや公式Twitterで事前に調べておくことをおすすめします~!!

④発売日なのに書店にコミックが見当たらない!!?



「発売日なのに買いたかったコミックが店頭に並んでない!?」
「コミック売り場にも、新刊コーナーにもどこを探してもない……。」
そういった現象に頭を悩ませたことはありませんか? ななんと、実は地域によっては発売日が公式発表のものからズレていることがあるんです!! 東北や北陸の一部地域、中国・四国は発売日から1日遅れ、北海道・九州は2日遅れで販売されるとされています。
そのため、該当地域にお住まいの方は事前に購入予定の書店に発売日を聞いてみるのも良いと思います……!

また、特装版などの特別な商品は逆に入荷が速いケースもあるので、その点も要チェックですね。特にそうした商品は通常版よりも入荷数が少ないため、絶対に欲しい方は事前に予約や取り置きをお願いしておくといいかもしれません!

⑤通販で売り切れていたら、どうすればいいの…?



近年は書店に足を運ばずともネット通販で簡単にマンガやラノベを購入できる時代ですよね! 筆者も全巻セットなど持ち帰るのが大変なものは通販を利用しています。しかし、もし通販で売り切れていたらどうすればいいのでしょうか??

新刊や発売年が最近のものは、通販上で一時的に品切れていても定期的に在庫が復活することがあります……! そのため、売り切れ表示が目に入ったとしても絶望するにはまだ早いですッ!!! 発売日前後は在庫変動も激しいので、随時「売り切れ」と「在庫あり」表記が入れ替わることも……。ゆえにこまめに通販サイトをチェックするのがおすすめ♥ また、どうしても発売と同時に手に入れたい方は、事前予約をしましょう!

また、発売から年月が経っている書籍は絶版(生産が中止・終了した本)していることもあるため、書店でも通販でも新品で手に入れるのが難しい場合があることも頭に入れておいてください……(涙)。


******
さていかがでしたか……? 
皆さまが抱いていた本に関する疑問等が少しでも解消されたら、なによりです♥ 気になっていたコミックや愛読しているラノベなどを皆さまが無事にGETできるように健闘を祈っておりますッ!!!


 

コメント10

投稿順 | 最新順

匿名4番さん(2/2)

何かこの流れ既視感あるなと思ったら、数年前に炎上した某作家さんのBL業界批判を思い出したw

「BL業界は今、ドエロいのでなければ大半の出版社編集部は受け付けません」
「相当にAV化していて、エロを描かない作家の仕事は無いと言っていい状況です。」

好きでエロ描いてる作家も多い中、そう言い切った作家さんは今やBLアワード○位受賞してるから時代は変わったんじゃないですかね〜???

匿名8番さん(1/1)

大暴れ中は何を言っても通じないと思うw
カーーーってなって時って、他人の話って入って来ないから。

匿名7番さん(1/1)

長文で暴れてる人は編集部への怨念が強すぎじゃないですか?
個人的な恨みがあるようにしか見えませんよ。
言ってることが支離滅裂でおかしいんだけど、自分では気付けないくらい私怨でいっぱいになってるんですかね。

匿名1番さん(2/2)

2番さん
BLはニッチだから売れないって編集部は言うけど商業BLが男女ものだったらコンビニ成人誌でしょ。話題作でるわけないかと。2次創作とか同人サイトでじゅうぶんじゃん。
商業BL以外のエロ控え目、物語重視のBLは世界的にブームになってるから編集部の言い訳。

どれもこれもストーリーほとんどないまま短いページ数でいきなりセックスさせて、恋愛エロ漫画じゃなきゃBLと認めない編集部…どうかと思う。

萌えはストーリーものから歴史物、ファンタジー、恋愛、エロまで充実してて、アニメやゲームもたくさんあるのに、日本のBLはAVみたいな読み切り恋愛エロ漫画しかない。もう少しちゃんとつくってほしい

匿名6番さん(1/1)

逆にエロが読みたいんなら、電子でここのエロ特化サイトはどうですか 
女性向けサイトのLCコスメティックが運営してますけど、BLもTLもけっこう読めますよ
https://www.l-love.jp/sd/page/00001jbz/

匿名5番さん(1/1)

BLメインで購入しているので新刊の非BL作品がどこにあるのかわからず、
店員さんに聞いて探してもらったら、BL棚にありました。(そっちかい!)

匿名4番さん(1/2)

最近のBLは映画みたいなストーリー重視の作品も多いと思いますけどね
アホエロもストーリー重視もどちらも好きなので、選択肢が広がって自分の好みの作品に出会いやすくなった気がします

匿名3番さん(1/1)

匿名1番さんはエロ本に親ころされたの…?
美味しいもの食べていっぱい寝るといいよ

匿名2番さん(1/1)

BLはやっぱりニッチなので、商業的に何巻も出るように大当たりするのは難しいのでしょうね。
でも出版社もいろいろがんばってますし、エロばかりじゃなく今はファンタジーも流行ってきたので編集部の怠慢とかはないと思います。
同人で売れてるBLもぼほ“表紙も内容もはAVみたいなのばっかり”な気がするので、それはそういうを希望する読者が多いと感じます。

匿名1番さん(1/2)

一巻完結エロで売れたら続編みたいなことやってるから、売れないAVみたいな扱いになって書店に並ばなくなるんでは?

一巻で終わるようなの買いたい人はなかなかいないと思う…。
世界的にBLブームきてるけど、売れてるのはタイとか韓国とか中国の商業BLか、ちぇりまほとかBL出版社以外が出してるBL。日本の商業BLだけ話題作ない。編集部の怠慢だと思う。
BLは同人の方が儲けになるってBL作家に言われてるのどうかした方がいいかと。
絵にひかれて読んでもどっかで見たようなエロしかなくて内容スカスカ…
ストーリーもキャラクターも関係性もスカスカで表紙だけの多すぎ
表紙はAVみたいなの多すぎて買いづらいし、中身のないAVみたいなのばっかり乱発するからBL好きなだけで変なイメージもたれる

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