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「お前やっぱ光ちゃうやろ」未知のナニカへ堕ちていく運命の物語、開幕

お～～青春BLが始まる～～!! と思ったら、ちょっと様子が異なります！ これは、続きが気になり過ぎる……。展開に要注目のBLがこちら！



体育用具室らしき場所で向かい合う二人は、よしきと光。田舎で一緒に育ってきた同級生です。「うあー そこ気持ちえー…」と快感で口半開きなのが光。ムフフなシチュエーションに突入かと思いきや“ぐん”とは……!?



物語の始まりは、蝉時雨が降り注ぐ真夏。先生の悪口からくだらない話題で盛り上がり、二人の仲の良さがうかがえます。そこからよしきが切り出したのは、光が陥った半年前の“事件”について。


なんと光は、山の中で1週間行方不明になり、その記憶がないのだとか。浮かない表情のよしきに対して、光は「おれが居らんくなってさみしかった？」「愛の告白でもする気なん？」と茶化し気味です。


ちょっと嚙み合わないように見える二人。実はよしきには一つの確信があったのでした。目の前の光は、光ではない!! その疑いを、ついに光にぶつけると……



えーっ!! いきなりのホラー展開!! よしきもさすがに、ここまでは予想できていなかったのでは……。


何が起きたか分からず、思わず浮かべてしまったような微笑みと、恐怖が入り混じった得も言われぬ表情！ 対して、光は「お願い… 誰にも言わんといて…」と超切実です！


抱きつき、すがりながらも「お前を殺したない…」と物騒なことを言う光。それを聞いたよしきは、絶句状態です。


「どちらにせよ光はもうおらんのや… それやったらニセモンでもそばにいてほしい…」――と、"ナニカ"を受け入れてしまうよしき。 この決断がよしきにもたらすものは希望の光か、はたまた――!?





衝撃的な告白を受けてから一夜、心に引っかかるものがある様子のよしきですが、「アホか 時間ないんや 早よ学校行かな」と、どうやら光(らしきナニカ)と、日常を過ごすことを決心した様子！ がんばれ～、よしき～～!!

と、ここでチラ見せは終了！ 続きが気になる皆様はぜひ、コミックスを手に取ってください！ なお、この後の展開は動画やWeb連載でも楽しめますので、こちらもチェックを♪

『光が死んだ夏 1』作：モクモクれん

STORY
光はもうおらんのや…それやったら――。
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。
巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。

 
(C)モクモクれん／KADOKAWA