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「ガチお兄ちゃんはどう考えても受け」そう思っていた時期が私にもありました

2022/01/11 16:00

近所のお兄ちゃんは攻めで、ガチのお兄ちゃんは受け、そうだよなパトラッシュ



こんにちは! どんな属性のキャラも問答無用で受けにしたがる歪んだ人間です!!! そんな筆者ですが、ある偏りのありすぎる思想を持っていました。それが、

【「近所のお兄ちゃん」は攻め寄りだけど、「ガチのお兄ちゃん」は圧倒的受け】

というもの。極端思想ここに極まれり。お兄ちゃん面していたあの子やこの子を、攻めて犯してぐずぐずに……(至福)。
しかし、ちるちる検索キーワードランキングには「ガチ兄弟」も「年下攻め」も、TOP10どころか100位内にも入っていませんでした。なにゆえ???????

ということで今回は、BL界における「お兄ちゃん」キャラの何たるかを大解剖!
受けなのか攻めなのか、はたまた全く別の何か(?)なのか……。無駄に本気を出して検証しましたよ~~~!

◆目次◆
各「お兄ちゃん」の受け攻め率を算出する

調査結果1.BLレッドリストに「お兄ちゃん」が載る日も近い?

調査結果2.2022年は「お兄ちゃん」受け躍進の年? 兄受け割合の推移

BL学会による新年大考察大会

 

各「お兄ちゃん」の受け攻め率を算出する

 
まずは前提として、「お兄ちゃん」が左右どちらにいがちなのかを調査いたしました!
今回の数値を求める方程式は以下の通り。例によってちるちる詳細検索を使って求めます。
ちなみに明確に「お兄ちゃん」感を出すため、幼馴染の場合は「年の差」タグを併用しております~!(筆者の好み)

◆お兄ちゃん受け攻め方程式◆

「ガチ兄弟+年下攻め」タグ該当作品数(=兄受け作品数)÷「ガチ兄弟」タグ該当作品数ガチのお兄ちゃん受け率

「幼馴染+年の差+年下攻め」タグ該当作品数(=兄受け作品数)÷「幼馴染+年の差」タグ該当作品数=近所のお兄ちゃん受け率


これで年下キャラ(弟)の攻め率が分かる、ひいては兄の受け率も分かる! 天才!
筆者の予想(好みに振り回された希望的観測)では、ガチお兄ちゃんの受け率が60%、近所のお兄ちゃんが30%ほどでした。果たして結果は……?

ガチお兄ちゃん……202÷914=0.221……
受け率=22%

近所のお兄ちゃん……427÷1459=0.292……
受け率=29%

筆者の予想、見事に大外れ。どちらのお兄ちゃんも攻め率がはるかに上回りました。それどころか、近所のお兄ちゃんの方が受け率が高いという結果に。
BL事情をあまりにも読めてないため、筆者はちるちる記者を名乗るのをやめようと思います……。

~閉会~

~再開~

衝撃の事実に打ちひしがれた筆者でしたが、それ以上に気になる調査結果が得られたため復活しました。BL学会で問題を提起するため、皆様にプレゼンいたします。

調査結果1. BLレッドリストに「お兄ちゃん」が載る日も近い?

 
まず皆様に見ていただきたいのは、2010年から今までの刊行作品数。先ほどの方定式と同じ、以下の方法で算出しています。

ガチお兄ちゃん作品……ちるちる詳細検索「ガチ兄弟」タグで検索
近所のお兄ちゃん作品……ちるちる詳細検索「幼馴染+年の差」タグで検索

その結果がこちら!



??????????????? なんか10年間でめちゃくちゃ減ってませんか??????
Why Japanese people……why……。

「ガチ兄弟」がメジャーではないのは薄々感じていましたが、「幼馴染+年の差」までこんなに減っているとは思わなんだ……。

しかし、衝撃の事実はこれだけではなかったのです。

調査結果2.2022年はお兄ちゃん受け躍進の年? 兄受け割合の推移

 
次にご覧いただきたいのは、各「お兄ちゃん」が受けとなっている割合の推移です。先ほどの方程式を2010年から2021年まであてはめ、割合を算出いたしました。結果はいかに……!?


兄受け復活しとるやないかい……。
ガチ、近所ともに2016年ごろに一回目のピークを迎えました。その後近所の兄受けに至っては0件の年もあるほど落ち込みましたが、2019~2021年の三年間で再び大きく上昇。何やら希望の光が見える結果になりました。

しかし、なぜ作品数自体は減っているのに、兄受け作品は増えているのでしょうか。神様のいたずら? 歪んだ腐女子の陰謀?

その答えを探るべく、それらしい考察を練りまくりましたよ~~~!

BL学会による第一回兄受け大考察大会


 (1)そもそも年の差や「兄」と呼ぶような関係のBLが減った説


ちるちるの詳細検索によると、2010~2015年の「年の差」作品は4040。一方、2016~2021年になると2693作品に減ってしまっています。それに伴い、必然的に「幼馴染+年の差」の検索結果も減少傾向に。
ちなみに「ガチ兄弟」で検索すると2010年~が313作品、2016年~が150作品でした。半減しとるやないかい。

「兄」という本来立てるべき存在を組み敷いてゴリゴリ突き、メスにする……。そんなインモラルみある(しかない)ダブルパンチ作品が、だんだん限定的になってきているのかもしれません。
年の差やどこか危険を感じさせる2人より、年齢が近く健康的な関係のカプが最近のトレンドなんでしょうか……?

(2)兄を受けにする先生はいろんな兄受けの話を描く


例えば2015年にDear,クレイジーモンスターでガチ兄弟の執着愛を描いたmotteke先生は、2018年にかわいくない兄貴を喘がす方法で(義)兄弟を描いています。また芽玖いろは先生は、彼の初恋は、毒か或いは。で幼馴染の恋を描いている一方、双極という双子の兄弟BL作品を発表しているんです。どれも兄が受けです。
本当~~~~~になんとなくですが、「兄(特にガチの兄)を受けにする先生は、兄や叔父、教師など年上が受けの作品やどこか暗くてとげのある作品をコンスタントに描く」傾向があるような気がします。

逆に「幼馴染+年の差+年下攻め」で検索した場合はその限りではありません。幼なじみがドMでツンデレなんですがを描いた野花さおり先生は、イケメンの先輩が実は童貞で純情でしたのような正統派(?)コミカル年下攻めBLも執筆しています。また、黒木えぬこ先生みーくんと5回のおねがいはインモラルとは程遠い、微笑ましい年下攻めBL。そして後者の先生方は、「兄弟」や「幼馴染」、「年下攻め」以外の設定も描いているイメージがあります。



ここから導かれる考察は以下の通りです。2010年ごろに兄弟や幼馴染の一大ムーブメント(?)が起き、いろんな先生が兄弟・幼馴染BLを描きます。やがてブームは過ぎ去り収束しますが、ガチ兄弟大好きインモラル派の先生方だけが兄受けを描き続けたためにこのような結果になったのでは……ないで……しょうか……(自信喪失)。

個人の感想(極)という感じなので、違っていたらバチボコに叩いてください! 

(3)兄受けと闇の時代に相関がある説


皆様、こちらの記事は読みましたでしょうか? 未読なら今すぐ読んできてほしいのですが、要約すると「2016年は闇全盛期、その後じわじわ光の時代に! 2021年は光! 光! 光!!!」といった内容です。
そして2022年のBLトレンド予想記事では、「闇BLが来る」という証言がちらほら。

勘のいい皆様はもうお分かりかと思います。そう、闇BLが本気を出すと兄受けも本気を出すんですよ……! 特に「ガチ兄弟」は、何かとインモラルなテイストになりがち。そのため、光が眩しすぎた2017年以降は表舞台に立ちづらかったのでは……? ほらおいで、もう怖がらなくていいんだよ……。

******

これからは闇の時代が再到来し、一度はレッドリストに掲載された兄受けがBL食物連鎖の頂点に勃つ……。そういうことなのでしょう。

歴史は繰り返すといいますし、2022年は2016年を凌駕する暗闇の世界が訪れるかもしれませんね……(暗黒微笑)。

担当記者:たまち
あほえろと鬱を交互に摂取してバランスの良い生活を送っています

 

 

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コメント3

投稿順 | 最新順

英語のWHY JAPANESE PEOPLE, WHY!? めっちゃ笑わせた。あありがとうございます!

匿名2番さん(1/1)

一番好きなカプ設定が「兄弟」なので、この先もずっとずっと兄弟モノの作品希望です…
なんていうか、相手を長年好きだったり、そこからの執着だったりと、そういうのが根底にあるから、兄弟が好きなんだな。

匿名1番さん(1/1)

パトラッシュ から飛ばしてますね。

私の個人的な感じでは、昔はBLジャンル=背徳感という感じが強かったし、男同士の関係の幅も狭く身近な兄弟ネタが多かったのかもしれないな・・・なんて。
擬人化とか転生とかあまり無かった様な。
今は本当に様々な関係性の作品がありますもんね。

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