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攻めにキュンとするシーンランキング1位のあの仕草を徹底検証！

攻め「挿れるからな……」コンドームビリッ
受け「はうぅ……♥」

ってシーン見たことあるじゃないですか。 ありますよね？

こう攻めが余裕の無い顔で受けを押し倒して、コンドームの袋を口でビリっと開けるやつ。どうやらこのシーンが性癖のオタク達の間では「口ビリ（くちびり）」と呼ばれているようです。
たしかに「口ビリ」って、BLを嗜む紳士淑女なら誰しもが見たことあるしなんなら「BLあるある」の部類に入るくらい脳内で想像余裕案件なのではないでしょうか？？

そんな中、どうしても「口ビリ」で萌えたくなった筆者は意気揚々と「口ビリ」シーンがある作品を探したわけです。あんなに見たことあるんだからきっとたくさんの作品で「口ビリ」が見れるはず♥　しかし！ ふたを開けてみればあら不思議！

「全然ないやないかーーーい！」

全然ないんです。筆者は100冊に近い数のBL作品を読み漁りましたが、今回見つけることが出来たのはわずか6作品！ あんなに私たちが見てきた「口ビリ」が！? この既視感の割にこんなにないものかと本当に驚きました。
ということで今回は、圧倒的既視感「口ビリ」はなぜ少ない？ BLあるあるを徹底調査いたします！もちろん、筆者が探しに探した「口ビリ」爆萌え作品も合わせてご紹介しますよ♪

是非最後までチェックしてください！

なぜ「口ビリ」が少ない？　挿入前シーンの真実！

①そもそもゴム付けない
これもBLあるあるなのですが、「そもそもナマでエッチ」派の作品がひじょーーーーうに多いです。
男同士だから大丈夫だよね！ と中出しして感じちゃう受け……♥ も可愛くて最高なんですが！ 「口ビリ」を見るためにはコンドームを付けてセックスしている作品を探さなくてはなりません。また、コンドームがしっかりついている描写がある作品がそもそも限られているのも事実。あれ、ここにゴムの箱が置いてあるけどゴムちゃんとつけてるのかわからんぞ？修正でちんこがよく見えんな現象が今回の調査で多々ありました。

ここで、皆さんにアドバイス★(突然) ゴムを付けてエッチするシーンを探すときはゴム有エッチを描いている作家さんの別作品をチェックしてみましょう！ しっけ先生、碗島子先生などの描く作品はだいたいゴム有です！（もちろんナマもあります） 作品ごとではなく作家さんごとに見ていくと作家さんの性癖なんかも分かってきて面白いですよね。今回の調査では「ゴムの有り無し」も作家さんの趣味や癖によるということが分かりました！

②ゴム付けるシーンのバッサリカット
気づいたらなんかゴム付けてるという作品も多いです。前戯から挿入までの時間をカットし、エッチシーンがテンポよく進んでいくのでメリットが大きいし理解はできるのですが、「口ビリ」至上主義としては「そこも見せてよぉ」と涙目になってしまいます。
「開けて装着する」過程が省かれる以外にも、封が開いたコンドームの袋をアップにして「装着しました」感を演出したり、手で開けたり、すでに封が開けられていて裸のコンドームを出してきたり、うまーく「口ビリ」を避けてくるんですよね……もしかして私、避けられてる？（自意識過剰）

③あるあるになりすぎてしまった？
「口ビリ」避けの理由としてやはり個性が無くなってしまっているのかなと感じます。良く見過ぎるからこそ作家さんたちは避けているのかもしれませんね！ でも「あるある」シーンは需要が高いからこそ「あるある」になりえた訳です。この激萌えシーンを是非もっと増やしてくださいおねがいします神様仏様作家様～涙。

BLファンが「口ビリ」に既視感を覚える理由

 
筆者はこの既視感の理由として同人作品によく登場しているシーンなのではという仮説を推奨します。例えば5月6日のゴムの日に流れてくるイラストってほとんどがコンドームを口にくわえたイラストではありませんか？筆者のオタク垢ももれなくゴムの日のいいね欄は「口ビリ」イラストで埋め尽くされています(笑)。このように商業BLではないシーンでは定番として今なお愛されているというのが、既視感の一つの要因でしょう。

そして筆者が考えたもう一つの理由は、「萌えすぎて記憶に残る」というものです(笑)。だってエロいから！ コンドームを咥えているだけで受けも攻めも120％エロさ倍増するから！ みんなこのシーンが好きだからこそきっと思い出してしまうというのはあると思っています！

「口ビリ」にギャン萌え♥ 作品紹介！

さて、ここでは筆者が約100冊の中から探し出した爆萌え口ビリシーンのある作品をご紹介♪
作品探しの参考に是非お使いください♥

『かわいいは僕のキズ』作：如月マナミ

あらすじ
小さい頃から「かわいい」と褒められ続けてきた南は、それが原因で、あるトラウマを抱えてしまう。
面倒事を避けるべく、大学生活では顔を隠し、友達も作らない日々。
たまに喋るのは、同じゼミでいつも黒マスク姿の馬淵だけ——……。
しかし、ひょんなことからお互いの素顔を見てしまい、馬淵が元モデルで驚くほどの美形であることを知った南。
馬淵の顔を隠す理由に親近感を覚えたものの、深入りしたくない気持ちから「自分はゲイだ」と告白し距離を取ろうとする。
それなのに、馬淵は南を追いかけて、更には突然キスまでされて…！？
元モデルの超絶イケメン×トラウマ持ち美少年の、もだキュンラブ♡

結ばれたふたりの初エッチで「口ビリ」を発見しました！「痛かったら言って」と相手を気遣う攻めの馬淵。モデルで超美形の彼の口でコンドームが開封されます♥ 伏せがちな目がセクシーさ倍増！これはもうゴムのパッケージになりたい(迫真)。

これから初めてのエッチなんだ……と改めて実感するようなシーンで受けの南くんも思わず「うわ……」とドキドキ顔を赤らめてしまいます。ウブかあああ！ カワイイ100点満点あげちゃいます。

『25時、赤坂で』作：夏野寛子

あらすじ
新人俳優の白崎由岐(26)は、大学の先輩で超人気俳優の羽山麻水(28)と同性愛ドラマで共演することになった。ゲイ役の芝居感が掴めない白崎は、男に抱かれてみようとハッテン場へ。そこでなぜか羽山に捕まり、相手を買って出られる。
〝芝居のためのセフレ協力〟。即物的に始まった関係だったが、精緻な美貌と圧倒的なオーラの羽山に甘く心ごと抱き込まれ、白崎は恋心を自覚した。
しかしドラマ撮影は終わりに近づき―――。

話題の大人気作品で「口ビリ」を発見！こちらも初めての挿入シーンで見ることが出来ます！ 「痛くしちゃうかも」という羽山の宣言に「いーです。痛くても」と健気な白崎。受けの方が余裕な感じがしてこれはこれで堪らないですよね♥

いつもめちゃくちゃイケメンだけど「口ビリ」羽山も顔が良すぎ！ まつげがすっげー長い(笑)。長すぎて5度見くらいしちゃいました。この角度から見られるのも「口ビリ」ならではですね！

『かくして抱かれることになりまして』（『掘られ惚れられなんとやら』に同時収録）　作：まぶた単

あらすじ
高校時代の同級生だった西野修と佐々木涼太。
セックスが下手だと彼女に振られた佐々木は、イケメンで高校時代からモテていた西野に指南を求める。
そんなつもりじゃなかったのに……！
佐々木は西野のテクでトロトロにされてしまい……。

『掘られ惚れられなんとやら』の同時収録作品での一コマに注目！高校時代に惚れた男を抱けるってなったらそりゃ興奮しますよね！余裕の無い表情でゴムを「口ビリ」する西野！！ そこまでされるつもりはなかったのに！と佐々木も困惑した表情を見せます。

それでも西野のテクでトロトロにされてしまっていて、ほだされ受け入れてしまう……♥ 佐々木のドキドキがコチラまで伝わってしまうような「口ビリ」でした！

『ポルノの書き方教えてよ』作：いさき李果

あらすじ
【元AV男優×官能小説家、凸凹同級生の再会BL!】
頼まれると断れない、いい人を演じ続けてはストレスを溜め込み続けている苦労人会社員・奈良原は、昔流されて一度だけAV男優をしたことがある。その映像を見たという高校の同級生・佐倉が突然現れ、「セックスしてるところを見せてくれ!」と迫って来た。かつて、優等生を演じ続けていた奈良原が、唯一その本性を見せていた相手・佐倉は、大人になって昔からなりたかった「小説家」になれたのだという。しかしその内容は「官能小説」。まったく分からない官能について知るため、資料になってくれと半ば脅すようにお願いされて、奈良原は断り切れず一緒に暮らしながら官能資料になることになるが……?

今年11月に発売された新刊にも「口ビリ」シーンを見つけましたよ！「官能小説」執筆の参考にするために「挿入アリのセックス」をすることになった奈良原と佐倉！ 今まで挿入はしていなかったため奈良原の「口ビリ」で読者の興奮は最高潮♥

佐倉もそれを見て小さく息を吐きます。なんて繊細でエッチなシーンなんだ……。しかしこの日は挿入せずにエッチ終了。焦らされまくりの佐倉と私たち(笑)。このあと無事挿入できるのか？ 是非お手に取って確認してみて下さい！

『恋するママと逃げるパパ』作：SILVA

あらすじ
オネエママ・廉に運命の出会いが訪れる！
姪っ子の万葉を一日預かっていた辺田先生は、Barフランで兄の匠と落ち合う約束をしていた。「パパは凄くカッコいい！」とはしゃぐ万葉を微笑ましく見つめていた廉だったが、現れた噂の人は超好みのイケメンだったのだ！
大人気『辺田先生の診察室』スピンオフ作品登場

大人なラブシーンにも「口ビリ」がありましたよ！ オネエママ廉と天然たらしの匠の初めてのエッチ！ 男性に抱かれた経験がないノンケの匠を経験豊富な廉がリードします♥

片手で後ろをほぐしながらの「口ビリ」！ 余裕のあるママさんがカッコよすぎてノンケでも読者でも心のメスが引き出されてしまいます！！ エッチの続きを求めてしまいそうなオトナなエロス溢れる「口ビリ」を是非お楽しみください！

『カーストヘヴン(2)』作：緒川千世

あらすじ
あつむはクラスの最底辺(いじめの標的)として、辛い毎日を送っていた。
だが、憧れの存在である久世に救い出され、ハイクラスの「ジャック」となった。
久世から与えられる快楽に溺れ、違和感を覚えるも抗えない。
「本当の君は何?」あつむの問いかけに対し、久世は――…。

大人気シリーズ『カーストヘヴン』の2巻から、冒頭のエッチシーンでの「口ビリ」をご紹介♪ 元々ターゲットにされていたあつむの真面目な雰囲気とは裏腹な淫乱っぽさにもなんのその、優しく声をかけ「口ビリ」からの挿入していく久世。

ふたりに流れる雰囲気が甘々で作品冒頭でありながらお腹いっぱいになってしまうシーンになっていますよ！


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いかがでしたでしょうか？

口ビリシーンをまとめてみるとかなりバリエーションがあることが分かりましたね！
王道でありながら王道たる萌えを備えた「口ビリ」！

皆さんのお好きな「口ビリ」シーンを是非探してみて下さいね♪

担当記者：るるるたまご 推しを泣かせるために人生をかける拗らせ腐女子。勝たんしか推し。自分は光の腐女子だと信じている。