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今年の流行といえば…〇〇BL⁉ちるちる記者が選ぶBL・オタク流行語大賞2021♥

2021/12/01 16:45

ライトBL、バーチャルライブ、推し事、今年の流行をおさらい◎



皆様、なんと……今年も残すところ、約1か月しかありません!!!!
12月1日には「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、一気に年末感が醸し出されてきました(?)。ちなみに2021年の年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」だそうですよ!

ということで、今回は流行語大賞の発表にあやかりまして「BL・オタク流行語大賞2021」をまことに勝手ながら選定していきます!!! ちるちる記者が厳選した「BL・オタク業界用語」をジャンルや種類ごとにわけてご紹介♥

「確かにこれ流行ったな~」や「あれって今年の出来事だったの⁉」など、今年の思い出に想いを馳せていただき、共に2021年を締めくくる準備をいたしましょう!!


【目次】

《腐女子編》

・これぞ新感覚……! BL設定・属性

・令和式のオンライン活動

・腐女子の生態をピックアップした作品

《オタク編》

・進化する、推しへの愛情表現

日常化する推し事

・最新技術が盛りだくさん⁉ バーチャル沼




これぞ新感覚……! BL設定・属性



数々の設定や属性が存在するBL作品ですが、なかでも、今年特に注目を浴びたものを8つ紹介していきます! 確かに今年こういう系統の作品を読んだかも……とご自身の性癖・嗜好とともに振り返ってみては?

「ライトBL」

今年はBL業界のなかでも、エロ展開がほぼない初心者でも読みやすい作品が流行しました! ピュアで可愛いゆるきゅん展開はBL初心者の心を鷲掴みにし、上級者には新鮮さを届けてくれます♥ エロ描写が少ないことで、ドラマ化や映画化にも広がり、普段BLを嗜まない方でも触れやすいのがライトBLの魅力の1つ。BL文化を周囲に布教するきっかけにもなりそうですよね◎

「ブロマンス」
2021年といえば、ブロマンス作品の流行も忘れてはいけません! 生来「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」という意味で使うために造られ、日本では性的関わりのない男同士の篤い友情を示します! ゆるく濃い特別な友情……非常に萌えますよね♥ 


「シチューBL」
2021年2月にツイートされ、瞬く間に話題となった『絶望に啼け』の試し読み。公開から3日間で3.3万RT、いいね数は6.5万、さらにはトレンド入りも果たし、一躍話題の作品となりました! シチュー……? と困惑する方もいるかと思いますが、その由来は読み終わる頃にはシチューが完成する……⁉ 修正部分をシチューの具材で置き換えてるという斬新さが話題となりました!


「中華BL」
今年は中国の大人気ファンタジーBLが日本でも大流行しました! 『魔道祖師』と『天官賜福』のアニメを視聴した方も多かったのではないでしょうか? かくいう筆者も大大大好物でした……♥ 長髪の美青年たちが優雅な衣装を揺れ動かす一挙一動からは目が離せません!また、『魔道祖師』に引き続き、『天官賜福』の日本語版小説の発売も決定したようなので、中華BLブームはさらにひと波もふた波もきそうですね~!

「タイBL」
海外BLのなかで中国と同様に注目を集めている国……それはタイです! タイBLドラマが今年はとにかく熱かったッ!! イケメン俳優たちが創り上げる純愛物語にハマる人が続出しました。日本でも『SOTUS』や『Until We Meet Again』の日本語版小説が発売したり、各種配信サイトで原作ドラマの配信がスタートしたりと大盛り上がりでしたね◎

「#創作BL」
近年はpixivやSNSに気軽に創作漫画が投稿できる時代となりました! 「#創作BL」のタグから神作品に巡り合えたという経験をお持ちの方もいるのでは? そして、SNS上でのバズりや話題が起因となり、コミック化・ドラマ化に繋がる作品も少なくはありません! BL漫画の世界の日常に迫り、今年ドラマ化した絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男も創作BLの1つでした◎

Dom/Sub(ドム/サブ)ユニバース
ユニバース界の期待の新星と呼ばれている「Dom/Sub」は二次創作はもちろんのこと、商業BLでも近年着々と刊行を増やしています! 男女の性それぞれに「ダイナミクス」と呼ばれる第二の性・「Dom/Sub」が存在する世界がテーマとなっており、その関係性やコミュニケーション方法は様々。まだ履修したことがない方はこれを機会に新しい扉を開いてみるのもいいかもですね◎

「ポメガバース」

受けと攻めをポメラニアン化させるという天才すぎる設定は、二次創作や創作BL界隈で反響の嵐でしたね♥ 体調不良やストレスからポメ化してしまったキャラ、その治療方法は周囲がチヤホヤすること……! という圧倒的平和なストーリーには癒ししか詰まっていません!! 筆者も推しCPのポメガバースパロディを読み、無事に昇天した過去があります……可愛いは罪です(拝)

(番外編)「長編シリーズBL完結」

2021年はなんと言っても、長編シリーズBLの完結ラッシュでしたね◎『カーストヘヴン』や、『秋山くん』、『クリムゾン・スペル』に『五十嵐くんと中原くん』、などなど。う〜ん多い……。長年愛読していたシリーズの完結は、ファンにとっては嬉しいような、寂しいような、複雑な心境ですよね。名作シリーズの完結に立ち会えたことは実に嬉しいことですが、それと同時にロス現状に陥ることも……。しかし、別れの分だけ新しい出会いもあるはずです! 2022年もきっと心を動かされる名作に巡り会えることでしょう♥

令和式のオンライン活動

 


今年は多種多様なもののオンライン化が日常的になりましたね。それは会社や学校といった分野だけにとどまらず、腐女子界隈でもセオリーとなりつつります!

「オンライン即売会/Webオンリー」

 Web上に会場を設置し、サークル出店をするという画期的なシステムで、そのジャンル・CPを愛する方々とオンライン上で交流できます! 無料配布を閲覧したり、通販サイトのリンクを押せば、実際に神本を購入することもできます。オリジナルのアバターを動かして、色々なサークルを巡るのはオンラインゆえの楽しさですよね! オンライン上なので、どこからでも参加ができ、普段遠征がなかなかできない人でも気軽に即売会に参加することができます(握手)

「ポイピク」
今年はTwitterのTLで「ポイピク」という単語を目にする機会も多かったのではないでしょうか! 筆者は大変お世話になりました◎ ポイピクとは「この絵、Twitterに載せるにはハードルが高い……」と投稿するのをついつい躊躇してしまう落書きや練習絵などを、他人の目を気にすることなく気軽に投稿できるサービスです。閲覧者は公開された絵に対して匿名で絵文字を送ることもできます!

個人的に、絵師さんにとっての落書きは筆者にとっての美味しい供給なので、ポイピクに救われた1年でした! 2018年にサービスを開始したポイピクの登録ユーザー数は、今年の2月に200万人、そして8月に330万人を突破したそう。これは驚異的なスピードですよね……!

腐女子の生態をピックアップした作品




今年は例年につづき、オタクや腐女子にスポットを当てた作品が注目を集めました◎

「同人女の感情/私のジャンルに「神」がいます
昨年度SNSにあげられ、話題となった同人誌を愛する女たちの物語。今年2021年には第2シーズンの連載がTwitter上で始まり、再度話題にあがりました◎ 書き手や読み手のBLや同人に対する熱意と葛藤が感じ取れる本作では、「おけけパワー中島」というオタク概念がたびたびトレンドにあがることも……! 同人女たちの愛と嫉妬、その先の救済ストーリーを見ていると、即売会に行きたくなりうずうずしちゃいました!!

この他にも今年は「note」といったメディアプラットフォームや、ご自身のブログで腐女子としての経験やあるあるを発信する方も多かった印象がありますね! 世代やジャンルが違っても、色々な腐女子の生態を覗き見ることができて、非常に勉強になりました◎

 

常々進化する、推しへの愛情表現



近年は推しに対する愛情表現もレベルUP!個性溢れる推しとの向き合い方にも注目が集まりました◎

「本人不在の誕生日会」
SNSを利用している方は、1度はこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。「本人不在の誕生日会」とはその名の通り、推し本人が目の前にいるわけではないけれど、ファンが個人的に誕生会を開くといったものです◎ なかには推しグッズが飾られた祭壇を用意したり、ケーキを食べたりする方もいるそう。

非オタにはなかなか受け入れられない文化……私も推し誕生日には両親に「〇〇くん、ハッピーバースデー!」と書かれたホールケーキを食べさせた経験があります。「誰だか知らないけど、ケーキ美味しいわね!」と言われました、はい……。

また、2021年はこうした誕生日会にも大きな変化があったみたいなんです!
競馬のレースタイトル権を買い、「〇〇くん、お誕生日おめでとうレース」と名付ける方や、タワーライトアップ権を使い、推しの色に建造物を染め上げる方など、多様性あふれる生誕祭が各地で開催されています♥

「オタクKPコール」
今年はTikTok・InstagramといったSNSで、コール文化も盛り上がりました! 本人不在の誕生会はもちろんのこと、オタク仲間との集まりの場でコールを楽しむ人も増えているようです……! そのなかでも「#推しへの愛は深く」のハッシュタグで投稿されている乾杯コールは確かに有名ですよね◎

推しに貢ぐ金は高く。推しへの愛は深く。同担様は〇〇!

最後に推しの名前をコールし「KP!(乾杯)」と締めるこちらの乾杯コール。「同担様は〇〇」の部分には「大歓迎」「ごめんなさい!」など、「同じ相手のファンを受け入れられるか」についてリズミカルに答えていくようです。

コールのアレンジは無限大!
推しへの愛が爆発したコールをを取り入れれば、誕生日会やオフ会がより華やかになること間違いなしです! これからの趣味仲間との忘年会・新年会シーズンでも活用できるかも……!


「『尊い』を超える⁉ 愛情表現ワード」
行動だけでなく、言葉としての愛情表現も年々加速していますよね!
例えば、
「ぴえん超えてぱおん」というこの言葉。ネット上で瞳をうるうるさせた絵文字や「ぴえん」という単語を1度は見たことがあるのではないでしょうか? 「ぴえん」とは嬉しい時、悲しい時、どちらでも使える感極まって泣きそうな気持を表す言葉であり、「ぴえん超えてぱおん」という言葉はより一層感極まっているときに使用するようです◎

そして、「エモい」という言葉にも進化系があります。それは「エモエモのエモ」というもの……見るだけで「エモい」を遥かに超越する重い感情が詰まっているように感じますね! 推しを見たときに発してしまう愛情表現ワードも、日々進化し続けているようですね♥


日常化する推し事

 


ありきたりな日常を推しとともに過ごす、それこそが至福の時間……♥ 推しをより一層身近な存在に感じるためのアイテムや推し活の楽しみ方は無限大です!

「#推し事/推し活」
これらのハッシュタグがついたSNSの投稿に見覚えはありませんか? 二次元・三次元にかかわらず、自分の推しと過ごす日常をSNSにあげる人が年々増加しています◎ おしゃれなカフェに推しのアクスタやぬいぐるみを持ち込んで、一緒に写真を撮ったり、推しのうちわやペンライトを片手にイベントを楽しんでいる写真を投稿したりと、自分の推し活を記録に残すスタイルが流行中なんです! 最近は「勝たんしか推し」といった推しに対する熱意のこもった単語を使う若者も増加しているとか……!

「推し活・応援グッズ」
上記で紹介した「推し活」より充実させるアイテムも注目を集めています! 100円均一でなどでも特設コーナーが用意されていたりと、日常化する推し活をサポートしてくれるお役立ちアイテムも充実しているみたいです◎ なかでも今年はサンリオが力を入れる推し活グッズ「推しのいる生活」が流行しました。推しのアクスタを飾る「アクリルスタンドのお部屋」やオリジナルネームタグはたびたびSNSで話題に上がりましたよね♥

「推しグラス」
透明なグラスに推しの名前を書き、オリジナルのグラスを作成する文化も流行しましたね◎ 推しグラスの魅力は「手作りであること」と「シンプルであること」に加えて、 「推しの名前が入ってるだけでも、テンション上がる」という心理があるみたいです……! 確かに推しの名前ってその字面を見かけるだけで、嬉しくなっちゃうものですよね♥ グラスに名前を記入するだけなので、誰でもリーズナブルに手作りグッズを作れちゃいます!

最新技術が盛りだくさん⁉ バーチャル沼

 


技術の進歩がもたらす潤い……! 仮想空間と現実の見事な融合も令和ならではのコンテンツですよね◎

「バーチャルライブ」
初音ミクをはじめとする様々なアーティストが実現してきた二次元と三次元をつなぐ夢の空間。近年はそうした技術もさらに向上し、バーチャルライブを開催するコンテンツやジャンルが増えてきました! キャラクターの仕草や表情までも完全再現されていることにより、臨場感は桁違い◎ 技術の発展がありがたくて仕方がない今日この頃ですよね……(感謝)

「VTuber」
アニメキャラ、声優、2.5次元俳優……に続いて絶賛活躍の幅を広めている「VTuber」も最新トレンドですよね。ゲーム実況や歌ってみた動画など、多様な活動を通して人気を博しています! 最近ではスーパーやコンビニの食玩やコラボ商品といった日常生活のなかでも「VTuber」を見かけることが多くなってきました! 最新技術×個性的なキャラクターのコンビネーションは新しい世界を見せてくれるかもしれませんね~!

*****

さて、いかがでしたか?
2021年を彩ったBL・オタク用語をおさらいすることはできましたか?2022年は一体どのような年になるのか、今年を振り返りながら来年の流行を予想するのも面白いかもしれませんね!
もしよろしければ、コメント欄にて皆様なりの流行語大賞をお書きいただければと思います♥

 

担当記者:飲むようぐると
周囲から「生まれてくる時代間違えてない?」と度々言われる古の腐女子。今日も元気に地雷畑を突き進みます!!

 

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コメント1

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(1/1)

「皆様、なんと……今年も残すところ、約1か月しかありません!!!!」

うわ、そこはかとなくつらい冒頭だぁ……。

流行ったというほどでもないけど個人的に目に留まったのは「ゾンBL」ですね。BL外でも、今年は謎にゾンビを見かける機会が多かったなと。

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