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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2021/10/21 13:00
イケメンだけど恋愛観に難ありの敏腕上司と、ウブで生意気な新人編集の職場恋愛♥
灰田ナナコ先生の人気作『理想的恋愛の条件』を原作としたBLCDが11月24日に発売されます!!!
西脇瑛二役に佐藤拓也さん、片桐白兎役に八代拓さんといった豪華キャストを迎え、ファンからの期待が高まる本作。今回は収録を終えた主演のお二方へのインタビューを大公開しちゃいます♪
先輩後輩の関係である佐藤さんと八代さんが、お互いの役との共通点や作品の見どころについて語ってくださいました。このインタビューを読めば、BLCD『理想的恋愛の条件』がより楽しめること間違いなしです!
写真左:佐藤拓也さん/写真右:八代拓さん
※敬称略
――収録を終えてのご感想をお願いします。
八代:原作を読ませていただいた時、白兎と西脇さんどちらもジャンルの違うプライドの高さがあって、すれ違いつつもその高い壁を乗り越え交わっていくというのが面白いし、周りの人に支えられながら進展するところがとても暖かいなと思いました。どういう風に演じようかなと考えていたんですが、収録してみたら佐藤さんが実の上司のようで、演じている最中も色々と影響されたり振り回されたりしながら着いていって……気づいたら終わっていた、みたいな。こんなに委ねていいのか?っていうくらい(笑)。
でもそれが白兎であり、この二人の関係なのかなと。すごく演じていて楽しい作品、楽しいキャラクターでした。
佐藤:原作自体がすごく読みやすい作品で、お芝居の距離感をどうやっていこうかなと読み込んだ時に、メインの二人もそうなんですけど、編集部の面々もすごく個性的で、かつ風通しの良い会社だなと思って。実際のアパレル業界や出版業界がどうかは分かりませんけど、みんな楽しそうに仕事しているところがいいなっていうのが作品全体の印象でした。
白兎くんは、たぶん自分が持ってる周りへの影響力をまだ自覚していない状態なんですけど、思った以上に西脇や編集部のみんなが彼に影響されていて。ちょっとずつ変化して、気づいた頃には白兎自身も成長を見せているのが良い循環だなと思います。
劇中で西脇の「お前そういう顔するんだ」っていうセリフがあるんですけど、今日八代くんとお芝居していて、「そういう表情のお芝居するんだ」みたいな発見が多くあったのも印象的でしたね。
――お二人はBLでメインの共演が初めてだとうかがいましたが、いかがでしたか?
八代:BLという括りだけではなく、佐藤さんは目指すべき背中をしていらっしゃる先輩なんですが、 BL 作品は贅沢に時間と言葉を使い、掛け合いも多いので、そういう意味ですごく幸せな時間でした。
あとは上司役ということで、劇中で白兎が追い詰められ西脇さんに助けてもらうシーンがあり、演じてる人とキャラクターは別ではあるんですが、やっぱり頼もしい上司の役が自分にとって頼もしい先輩だったりすると、自分の感情が入りやすいです。そういう意味では色んな面で助けられて、すごく勉強させていただきました。ありがとうございました。
佐藤:恐れ入ります。もっと言ってください(笑)。
僕は八代くんと色んな作品で共演していますし、アニメやゲームでもお声を聴かせていただいていますけど、すごくレンジの広い声が使えて器用な人だなっていうのは思っていて。あとはどの現場行ってもそうなんですけど、お仕事に真摯に向き合っていて、人に愛される方だなと思っていたので、白兎というキャラクターと交わる部分がありますよね。今日お芝居の掛け合いをしていてもそれを感じました。
あと、収録の合間に色んなお話をさせてもらったんですけど、いい意味で貪欲な姿が見れたので、もっともっと色んなところでご一緒したいなと思いました。
――どんなお話をされたんでしょうか?
佐藤:喉のケアの話とか、あとは年齢とか立場においてのパフォーマンスの変化とかですね。僕のわかる範囲で。
――上司部下・先輩後輩である西脇と白兎に通じるところがあるかもしれませんね。
佐藤:そういう質問を面と向かってされることあまり多くないので、僕も答える過程で「自分はどうなんだろう?」って自分の中で確認ができたりと、収穫がありました。ありがとう。
八代:いえいえいえいえ……!
――発売を楽しみにされている方へのメッセージをお願いします。
八代:この「理想的恋愛の条件」は、単純に恋愛ストーリーとして人と人との関わりが丁寧に描かれているんですが、その関係性だけにスポットをあてず、会社や周りの環境も丁寧に描写されています。その中には共感できるような感情の変化とか、人との交わりが見られるので、本当にどなたにでも楽しんでいただける作品なんじゃないかと思います。是非、そういった白兎と西脇の物語と作品全体の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
佐藤:好きな人や想い合える人がいるっていうのはやっぱり素敵だなってこの作品通して思いました。また、社会人のお話なので、若さだけで突っ走らず、大人だからこそ色んなことを考えてしまうことがあって、そういうちょっとビターというかほろ苦い感じが、暖かい空気の中に差し込むところが、この作品の魅力の一つだと思うんですよね。聴きながら共感する瞬間が随所にある作品だと思います。
原作ファンの方、このドラマCDから知ってくださった方、どちらにも愛していただける作品になればいいなと思っています。
八代:あと……マジで西脇さん、ほんとエロいんで!
佐藤:なにそれ、お前が言うなよ!(笑)
八代:白兎くんもそう言っているので……是非そこも注目して聴いていただければと思います。
佐藤:西脇もエロいかもしれないですけど、白兎がエロくなきゃ西脇くんも色々と元気にはならないですからね。そこは強く言いたいです!(笑)
――ありがとうございました!