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【ドラムは攻め率100%!?】バンドBLのパートごとに受け攻め率出したら偏ってた

2021/10/24 14:00

ドラムはド攻め? ギタボはニコイチ?? バンドマンBL、受け攻め率を紐解く!



皆さんは、バンドマンBLはお好きですか?

筆者は生粋のBL好きであり月イチ以上は必ずライブハウスに足を運ぶバンド大好きライブキッズ。
つまり、BLとバンドマン……好きなもの×好きなもの=めちゃくちゃ大好き ……???

ということでバンドマンBLも大好きです。

バンドマンが登場するBL作品と言えば『ギヴン』シリーズ、『同級生』シリーズなどなど、激情的な音楽と恋愛模様を描いた名作揃いですよね。
そんな魅力的な作品が数ある中で、メインキャラの担当パートに注目して作品を読んだことはあるでしょうか?

今回は、バンドマンBL……中でも

・「バンドマン同士」のカップリング限定の、純・バンドマンBL
・ランダムに12作をピックアップ!
・オーソドックスなバンド編成であるボーカル・ギター・ベース・ドラムの各パートの受け、攻めの数と割合

を調査しました!

集計結果はこちら……!はい、ドンッ!
いかがでしょうか? 
分かる分かる~!と共感……それとも えっ!意外!? でしょうか?

それでは何故このような結果になったのか? 考察も交えつつ、早速パートごとに見てみましょう!


ボーカル:受け率75% 攻め率25%


受け:6(ギタボ1・ベスボ2)
攻め:2

まずはやっぱり、バンドの顔となる華やかなフロントマンのボーカル
バンドにあまり詳しくなくても、ボーカルの人だけは知ってる!という経験もあるのではないでしょうか。印象に残りやすくカリスマ性があり、リーダー的存在のキャラも多いですよね。つまり「主人公」向きなんです!

そんなボーカルはBLでは受け率が75%と高め。しかし全く攻めにならないわけではなく、オールマイティーなパートです。
リーダーシップと包容力で、迸る愛を受け止める度量があるということでしょうか!? 自身の身体こそが楽器であるボーカルは、心身ともに大切にしなければいけませんからね……。
バンドマンBLでは、ボーカリストキャラの「」や「」が物語の肝になることも……。


ギター×ボーカル

union』作:イシノアヤ

 


あらすじ
高校軽音学部時代に結成された同級生(*ひとりだけ1コ上)バンド・ケチャッパーズ。ヒットチャートにその名を連ねるようになった今日この頃、OLのおねえさま方をこよなく癒し、女子高生の目を♡にする彼らのバックステージとは……?どこまでもゴーイングマイウェイな若田部(ワカ)の手綱を相棒の橋谷(タニ)さんは握ることができるのかーーー

 

ボーカル×ベース(元ボーカル)

よるとあさの歌』作:はらだ

 


あらすじ
女にモテたくて仲間とバンドを始めた朝一。そんな朝一がボーカルを担当している弱小バンドにサポメンで入ってきたヨル。ライブの後のちょっとした「お遊び」の時に起こった一度のアヤマチ。それをきっかけに、ヨルは朝一への想いを明らかにしていく。「男同士なんて気持ちワリィ…」と嫌悪感しかなかったはずの朝一なのに、衝撃的なヨルの歌声に思わず欲情し、場所を問わず乱暴にカラダを求める日々へと変わる。朝一を一途に想い続けるヨルを軸に、めまぐるしく加速する欲望、暴走する嫉妬、それぞれのキモチの行方は……?

 

ギター:受け率30% 攻め率70%

 
受け:3(ギタボ1)
攻め:7(ギタボ1)

バンドと言えば! と言っても過言ではないのが花形パートのギターですよね。ステージ上の力強い演奏姿は、性別問わずスター性があって惹き付けられます。まさにザ・バンドマン! かと思えば、しっとりとした引き語り姿にギャップを感じたり……♥

奏者人口が多いため比較的楽器を始めやすく、一目でバンドマンと分かる目を引く楽器の為、キャラクター像としては目立ちたがり屋、モテたがり、陽キャ、器用、盛り上げ上手 といったイメージがつきがちなギタリスト。やはり実際のライブでもギターは目立ちますし、モテるためにギターを始めたぜ! なんてキャラも見たことがあります。

どちらかと言えば攻めの傾向が高めですがその華やかさからか全体的にBL出演率は高く、左右どちらもこなしています!
ギターの音色のように、男らしく激情的に迫るギタリスト攻め……イイ……! ボーカルの幼馴染、なんてイメージもあったりしますね。ライブ中は激しくギターをかき鳴らしているその指が、ベッドで相手の肌を滑る様はなんともえちえちです♥


 

ボーカル×ギター

愚か者のあいの唄』作:じゃのめ

 


あらすじ
「お前なんか大っ嫌いだ」ゴミ捨て場に倒れたまま歌っていた男、富田富蔵。行き場のない男の声を聞き、バンドに誘ったギターの八千代。その瞬間から[CHOUCAS](シュカ)での居場所をもらった富蔵だが、ライブハウスに向かう途中、占い師から「運命の人現る」と声をかけられ 出会いを求めてふらふらと彷徨っていたーー。ロックな世界の片スミに生きる男たちの等身大のラブストーリー。不器用な奴らに捧げるブルース。

 

ギター×ベース

世界の果てで、待ってる。』作:松下キック



あらすじ
野菜の収穫、牛の乳搾り、指一本で叩くキーボード、エトセトラエトセトラ…。しがない田舎の広報誌を作るため、慣れない作業に奮闘する泰我。実はチャート1位常連のロックバンドのギタリスト。だけど訳あってただいまボイコット中…というか左遷中。離れていても想うのは、ライブ中にキスを仕掛けてきた、同じバンドのベーシスト左右のことばかり。


ベース:受け率100%


受け:7(ベスボ2)
攻め:0

シビれる低音で音楽を支えるベースは、今回の調査では驚異の受け率100%
しかしギタボに比べるとその登場作品数はかなり少ない……! 声に惚れた! はバンドマンBLの定番ですが、なかなか「お前のそのベースラインに惚れたぜ……! 」展開は起こらないものですね。

フロントマンよりも直情的でなく、ちょっと排他的な印象があるからか、ベーシストキャラはなんとな~くセクシー担当、奔放な自由人、ちょっと変わり者、変態? なイメージがつきがち。同じ弦楽器でも王道のギターではなくあえてベースを選ぶあたり、楽器や音楽に対してのちょっとしたこだわりのようなものも感じるパートです。浮世離れした猫のような雰囲気が余計にネコっぽいのでしょうか。(タチネコ的な意味で) 艶めかしくネックを這い、太い弦をはじく指弾きベーシストの指は色っぽくてたまらん……っ!

しかしベースは、派手なメロディよりもリズムを支えるパートということもあり、1人で演奏するよりもバンドとして他の楽器と合わせることで圧倒的に楽しくなるパート。涼しい顔して、実は一番バンド活動を楽しんで大切にしているのはベーシストのあの子かも……?


ギター×ベースボーカル

悪い仔猫の性感帯』作:秋月ルコ

 


あらすじ
大学生ながらバンド「退紅(あらぞめ)」でボーカルとベースを担当する夜(よる)はバンド内恋愛を繰り返していた。今回も新加入メンバーの一葉(いちは)とHしてしまう。悩みながらも今までの男にはない一葉の優しさと一途さに惹かれる夜。一方の一葉は、夜のつかみどころのない愛し方に戸惑い!?

 

ギター×ベース

ネコジタスパイキー』作:のばらあいこ

 


あらすじ
日和のライブはいつも、脱ぐは、はしゃぐは、最後はぐだぐだ。実力派のベース・みーたんの遠慮の無いダメ出しに、ムカつき落ち込むが、気付けば彼のことばかり考えてしまう。そしてユル~いバンド生活はみーたんの引き抜きの話に揺れる!!作者インタビューと『秋山くん』おまけ漫画収録☆おれのギザギザハートよ、君に刺され!調子コキのおバカ×真面目黒ネコ。
ストレートで乱暴な愛情表現に、にゃんこはなついてくれるのか!?



ドラム:攻め率100%


受け:0
攻め:3

ドラマーに必要なのはリズム感と体力!
ということで、バンドのリズムの要となるパートのドラム。
「ドラムはスポーツ」なんて言われることから、フィジカルが強い筋肉キャラだったり、楽器の特性からも、縁の下の力持ち保護者キャラバンドのオカン・オトン的イメージが強いのではないでしょうか。

ライブではステージの後方に配置されることが多いため、視野が広く、物理的にも精神的にも他メンバーをよく見て支えるような包容力のあるキャラが多い印象です。更にビートを刻む正確さを求められるため、意外と黙々と真面目に反復練習の出来る堅実な人が向いています。つまり真面目で世話焼きオカンなスポーツマン系男子……!? (主観)

そんなドラマーは今回攻め率100%

更に内訳を見てみると、ドラム×ベース……所謂リズム隊同士でCPになることが多いようです。どっしり構えた圧倒的な安定感と安心感で、スルッと腕から抜け出してしまいそうなベーシストだってしっかり包み込んで抱きしめてやんよ! ってこと!?

実際にバンドのリズムを支えるベーシストとドラマーは、息を合わせるためにライブ中にアイコンタクトを取ったり、日常生活でも自然と以心伝心するようになったりと、他パートに比べてもより密接な関係になりやすいとかなんとか……♥


ドラム×ベース

戀ノ棘』作:咲乃ユウヤ




あらすじ
インディーズバンドを舞台に少年たちの恋が錯綜する…!!インディーズバンド・アザレアはリーダーでベースの錆、ギターのコウスケ、ドラムの紘都にボーカルを加えたユニット。メジャー指向の強いコウスケが満足するボーカルがいなくて困っていたが、普段はボーっとしているが、憑依型の歌声をもつゆめの参加によってライブは大成功!アザレアはメジャーデビューに向けて突き進んでいく。そんなある日、錆の過去に深く関わっている人気ボーカリスト・リョウが楽屋に現れてーー…!?

 

ドラム×元ベース

ジーブズE.P.』作:長谷川せと

 


あらすじ
もう一度はじめられるなら 人気上昇中のバンド“ジーブズ”。ミキは結成時のメンバーであり、かつてはベーシストとして在籍していた。しかし、ドラムの遠藤への想いを自覚し脱退してしまう。バンドを辞めてから5年、後ろめたさを抱えたまま怠惰な日々を送っていたミキの元に突然遠藤が現れる。どうして今更? 何のために?動揺するミキに遠藤はもう音楽はしないのかと尋ねるが、ミキの答えは投げやりだった。するとその数日後、遠藤が行方不明になったと連絡が入り…


*****************************

いかがだったでしょうか?
個人的には、ボーカルとギターが王道なのは予想がついていましたが、ドラム受けがかなり少ないというのは結構意外でした……!
それぞれの楽器の持つ雰囲気やパブリックイメージによって、キャラクター性にも特徴が出ていますね!

もちろん今回ご紹介した以外にも、世の中には様々な楽器編成のバンドが存在します。BL作品でも、これからは登場キャラクターのパートにも注目してみると楽しいかもしれません♪

記者:こんぬ

 

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

記事の発想がすごいな
楽器から連想する性格も頷いてしまいました

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