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【心の筋トレ】闇が深いからこそ強烈な光を放つ…ダークで重いBL名作選【闇の腐女子】

2021/07/10 16:00

過激な濡れ場、ハードな心理描写!闇の名作で心を虐めて鍛えよう!


 
ところでみなさん、最近運動はしていますか? あんまり家を出られず、運動はしていないなぁ……という方も多いかもしれません。
記者は家でもできる筋トレを日課にしています。やっている最中は「早くノルマ終われ〜!」と思うくらいキツいのですが、そのキツさが逆に気持ちよく、終わった後もスッキリとして充実感があるものです。

そんな「痛気持ち良さ」が筋トレの醍醐味の一つでもあるかと思いますが、BLでもそういった、「キツいけれどじっくり読んでしまう作品」というのがありますよね。読んだ後は充実感と共に、「筋肉痛」のように心の痛みが数日間後を引くことも。でもそれは心が成長している証(なのか?)!

今回はそんな「痛気持ち良さ」を持つ、辛いけれど面白い闇の名作BLを、こちらのアンケートでユーザーの皆さまにお寄せいただいた作品を中心に、5作品お届けいたします!
 

心も体もミシミシ痛む歪んだセックスシーンに注目

 
 
僕たちがなくしたもの
作:名目古グリズリー

作品詳細

 

あらすじ
幼い頃から互いの身体をオモチャにしてきた光斗と俊哉。DKになっても爛れた関係は続いていた…そんな中、俊哉は光斗に彼女がいる事を知り激昂。自分も女を作る…と宣言し、関係清算を図るのだが…日常と化した変態行為の先にあるものは!!?


◆名作ポイント
幼い頃に触りっこを初めてしまった延長線上で体の関係にある高校生たちのお話。何と言っても「濡れ場のキツさ」がこの作品の見所! 後ろに10本くらいペンを入れられたり、擬音・喘ぎ声・体液マシマシのどちゃエロなので、刺激を求めている方は楽しめると思います。

攻めの言葉責めもほとんど罵倒のようなものもあり、お尻の穴がミシミシ、受けが苦しそうに喘ぐたびに心もミシミシ痛む……。恋愛的な執着なのか、はたまた肉体が快楽を求めてしまうのか。心が置いてけぼりになってしまう様子が切なくてもどかしいです。女の子とのえっちシーンもあるので、受けNTR(寝取られ) 好きなドM読者さんにもオススメしちゃいます(暗黒微笑)。
コミックス後半の同時収録作品はハッピーな感じなので、お口直しもバッチリですよ♪

物理的にも精神的にも「重い」名作小説

 
彼は死者の声を聞く
作:佐田三季
イラスト:梨とりこ

作品詳細

 

あらすじ
グラフィックデザイナーの斎木が取引先で紹介されたのは、画家として成功した幼馴染みの神成だった。斎木が羨望してやまない才能を持ち、今は亡き斎木の姉・朋と魂で繋がっていた男。朋の死は斎木に罪の意識を、神成には斎木への憎悪を植えつけていた。そして死者が見える斎木の左肩には、今もなお朋がいるのだ。十年ぶりの再会は、斎木を過去に――まだ神成が斎木を慕い、姉が生きていた葛藤の日々へと引きずり戻していく――。


◆名作ポイント
ただでさえ分厚いのに内容もずっしりと重い小説です。ちるちるでも「京極夏彦の文庫くらい分厚い」というレビューがあるレベル。それだけ読むのに体力が要る作品だけれど、全部読んでよかった! と思えるラストシーンまで読んでほしいです。

知的障碍を持っていた亡くなった姉と、激重執着を向けてくる幼馴染の神成。霊が見える主人公・斎木は姉の霊と、自分よりも絵の才能のある2人への劣等感に苛まれ……嫉妬や恨みや偏見や罪悪感や、人間のドロドロとした感情を全部書いたような描写に感情移入してしまい、読んでいて辛くなるかも。でもこれが物語を読む醍醐味だよなぁ……と思わせる充実度の高い名作です。

愛を求める「W受け」のドロドロハードラブ

 
寄越す犬、めくる夜
作:のばらあいこ

作品詳細

 

あらすじ
舞台はヤクザ経営のカジノ。バイトの新谷はチンピラ・菊池がやっていた金の横領に巻き込まれ、制裁を受けることに。制裁は「菊池をカメラの前で犯すこと」。泣きじゃくる菊池を犯した新谷は、同情のまま家に連れ帰る。同居しながら菊池の借金を一緒に返そうとする新谷だったが、ヤクザの情婦である須藤に1回30万円の肉体関係を持ちかけられ……。
ヤクザ・チンピラ・情夫・△関係・公開レイプ・変態プレイ、そして重厚なストーリー……と腐女子の好きなもの全部入り!!


◆名作ポイント
攻め1人、受け2人を中心に複雑な人間関係・肉体関係を描き出す、リアルな裏社会モノ。とにかく、BLでここまで書いていいんだ……という設定やストーリーの重さで、シリーズものゆえに尺も長いので、是非とも覚悟をキメて読んでいただきい!
登場人物たちがそれぞれに可哀想で、それゆえに可愛くて、それぞれの繊細な心理描写「彼が今こうなのはこういう過去があったからなのか」と読者を納得させる圧倒的ストーリー力。
プレイの内容もかなりハードでマニアックなものも。3P、撮影、お漏らし、パンスト(実はこれには深いワケがあるのですが……)、などなど、妥協のない濡れ場。「愛されたい」という切実な気持ちが気持ちよさと入り混じっているドロドロなエッチシーンがてんこ盛りです。でも一つ一つがどこか切ない……。

「普通」でいられない彼らがたどり着いた幸せとは

 
にいちゃん
作:はらだ

作品詳細

 

あらすじ
幼い頃、よく遊んでくれた年の離れた近所のにいちゃん。優しくて、面白くて、何でもくれる名前も知らないおにいちゃん。でも、にいちゃんに触られているところをお母さんに見られて、にいちゃんどこかに行っちゃった。にいちゃん、どこに行っちゃったの……? BL界の鬼才・はらだによる初Canna Comicsがいよいよ発売! 「……ねえ、にいちゃん。にいちゃんのこと許して理解できるのは世界で唯一、俺しかいないよ?」


◆名作ポイント
小学生の主人公・ゆいが近所のお兄さんに家に連れ込まれ襲われるというなんともアウトなシーンからスタート。2人の関係が発覚して「にいちゃん」は引っ越し、親は過保護に。そこからゆいくんの運命の歯車は狂い出します。学校では優等生ですが、自分でお尻にペンを突っ込んで、犯されるところを想像しながらオナニー。性格も実は腹黒な小悪魔系美少年といったところでしょうか。

「にいちゃん」と再会したゆいくんは復讐を開始。なんとこの体格差でリバ! 図体のデカい男が、罪悪感で怯えたり病んでメソメソしたり犯されて命乞いしたりするところに興奮するよ! という方におすすめです(暗黒微笑)。
普通ってなんだろう。普通って「幸せ」なんだろうか? というメッセージ性の強い作品。THE・メリバなラストシーンは、痛々しいけど、でもなんだか涙が出るような幸福感に包まれます

人骨もあるよ! 中学生同士の切実な情事

 
ワンダーラスト
作:柳沢ゆきお

作品詳細

 

あらすじ
数年振りの同窓会で集まった男女4人の幼なじみ達。田舎に残り家業を継ぐ「チャリ」、唯一の家庭持ち「シュージ」、紅一点「ヒカリ」、そして誰からも好かれる「ノン」……。だが、彼らが集まった本当の理由は、学生時代に行方不明になった「ヨリちゃん」からの手紙によるものだった。中学最後の夏休みに消えたヨリちゃんからの手紙…それが思春期時代に起きた彼らの秘密を暴いていくきっかけとなる――。交錯するそれぞれの想い、そして秘められたひと夏の禁忌。それは “愛” か “執着” なのか。主人公・ノンが愛と友情の先に行き着いた “ワンダーラスト” とは……? BL×サスペンス、新たな境地に柳沢ゆきおが挑む!!


◆名作ポイント
男女が同窓会のような雰囲気で昔を振り替えっているシーンから始まり、最初はコメディかな? という雰囲気なのですが、彼らは中学時代に男女7人の仲良しグループで、その日はグループの一員で死んだはずの「ヨリちゃん」から届いた手紙によって集まったということが明らかになります。そこから少しずつ紐解かれる「ヨリちゃん」の謎、そして皆が「好きだった」ノンちゃんと、「あの夏」の謎とは……。
中学時代の回想と現在を行き来しなが展開していく物語です。ガッツリの死ネタで、人骨も出てきます。マジか。ガチのやつやん。男女の青春群像劇ならBLみは薄いのかな? と思いきや、グループの皆が好意を向けていたノンちゃんを巡ってちゃんと男の子同士の濡れ場もあり、むしろそのエッチシーンの切実さが切なくて胸が痛くなる。とにかく重いBLが読みたいという方にオススメです。

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いかがでしたでしょうか。今回は闇のBLファン向け名作5選をお届けしました!

ずっしりとした読後感の作品が多く、何だか読むのに覚悟が要りそうだなぁ……と思われるかもしれませんが、それだけ没入できる名作ばかりということ請け負い。いつもとはちょっと違ったBLが読みたい、キツ目のエロが読みたいなど、刺激を求めている方にもオススメです!

毎日の筋トレと、敢えて辛いBLを読んで精神に負荷を掛ける「心の筋トレ」で、身も心もムキムキになりましょう♪

担当記者:廣井無名
完全には幸せになれないCPが好きな漆黒の闇の腐女子。キーワードは死ネタ、愛のないSM、流血、狂気、宗教、叶わない恋など。

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