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過激な濡れ場、ハードな心理描写！闇の名作で心を虐めて鍛えよう

ところでみなさん、最近運動はしていますか？ あんまり家を出られず、運動はしていないなぁ……という方も多いかもしれません。
記者は家でもできる筋トレを日課にしています。やっている最中は「早くノルマ終われ〜！」と思うくらいキツいのですが、そのキツさが逆に気持ちよく、終わった後もスッキリとして充実感があるものです。

そんな「痛気持ち良さ」が筋トレの醍醐味の一つでもあるかと思いますが、BLでもそういった、「キツいけれどじっくり読んでしまう作品」というのがありますよね。読んだ後は充実感と共に、「筋肉痛」のように心の痛みが数日間後を引くことも。でもそれは心が成長している証(なのか？)！

今回はそんな「痛気持ち良さ」を持つコミックス5作をご紹介いたします！

◆目次◆
【闇名作5選】
・悪魔とハードなプレイ♥『MADK 1』
・監禁DV×不法侵入『キリング・ストーキング』
・記憶改ざん♪軟禁♪『依存の楔』
・色んな人にまわされて…輪姦BL『イノセント』
・禁断の果実…近親相姦『薫りの継承 上』

 
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STORY
人外、悪魔、異常性癖、カニバリズム。ここがBLの極地――。歪んだ性癖のせいで"異常者"と言われ、一人ずっと苦しんできたマコトは、ある日、半信半疑で手にした「悪魔を呼び出す本」を使い、召喚の儀を行った。すると、そこに出てきたのは威厳ある美しい容姿に、ペラペラとよく喋る魔界の大公爵・J。命と引き換えにマコトの秘めた願望を叶えてくれるというJと命の契約を交わし、マコトは悪魔として生まれ変わるが――!?

◆名作ポイント
商業BLにはなかなか無い雰囲気の表紙から想像される通りの、キレッキレな闇が序盤から展開されていきます。肉を食べたり首がもげたり…ご注意を！

自分の異常な性癖を自覚し、誰かを傷つけてしまう前に悪魔に命を奪ってもらいたい、だからせめてその前にやりたかったことを叶えようと、悪魔を召喚したマコト。

そうしてマコトは悪魔の肉体を食し、遂には自分自身も悪魔となってしまいます。本作に登場する悪魔は、BLテイストのカワイイ悪魔ではなくかなり本格的で線の細い、ガチ物の悪魔。リアル感増し増しのダークファンタジー……最高です。

喉を裂いてち◯こを突っ込み、口から精液を吐き出させるプレイや捕食セックスなど、なかなかハードなプレイだらけですが、決してグロい作画ではないのでこれを機にチャレンジしてみるのもいいかもしれません！

 
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STORY
「あなたのことが好きです」――その想いは、やがて歪な共依存に変わってしまった。ずっと想いを寄せてきたサンウの家に侵入したウジン。しかし、いつも明るく優しかったサンウはそこにはいなかった。ウジンが彼の家で見てしまったのは、底知れぬ深い闇。そして、ウジンの身に脅威が迫る――!

◆名作ポイント
狂い攻め×狂い受けという、救いようのないCPが繰り広げるサイコホラーBL。

ウジンは、以前から抱いていたサンウへの想いを抑えることができずに、サンウの家に不法侵入してしまいます。ようやく愛しい人の家に入れた嬉しさに舞い上がっていたところ、誰もいないはずの家から物音が……。

そこにいたのは全裸で監禁された女性。身体はアザだらけ…。いつも明るく誰からも愛される人柄のサンウが抱える心の闇とは……。

こちらはシリーズ6巻まで続く人気作。読んだ後は心がずっしり重くなるのでご自身のメンタルケアもしっかりしてくださいね！ 果たして2人は幸せになれるのか？

 

 
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STORY
目覚めたらそこには見知らぬ恋人(オトコ)がいた――「これは…愛なのか…?」ある朝、目が覚めたら記憶を失っていたとし。そばで手を握っていたまちという男に自分達は恋人同士で、同棲していたと教えられる。人懐っこいまちを愛らしいと感じるが同性と交際していた事実に、としは戸惑いを隠せない。さらに、まちに「絶対 部屋にいてくださいね」と言われ、外の世界と切り離されて生活をすることに。閉ざされた家の中で記憶を探すとしだが、何かがおかしいことに気づきはじめ――…。

◆名作ポイント
やはりakabeko先生の描く支配BLはイイな～～(泣)!!!!
以前の記憶がないとしが、恋人同士だったというまちと共に暮らし、記憶を取り戻していこうとするお話です。

といっても、そんな単純な話ではなく、そこにはとしを自分のものだけにしたいというまちの強い執着心や支配欲が渦巻いていて…。
さらにとしは、まちの背中に根性焼きの痕がたくさんあることを発見してしまいます。過去の自分は一体何をしたんだ!? という葛藤と闘うとし。2人の未来は一体どうなるのか……？

 

 
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STORY
教師に導かれ体育倉庫に足を踏み入れた板野。そこで待っていたのは、めくるめく快楽だった…。エロスの中で「純粋」と「美しさ」の本質を問う表題作ほか、集団痴漢プレイ、本当はエロいお伽話など、エロさも切なさも一級品の短編集。実力派作家、鮮烈デビュー!

◆名作ポイント
“教育的指導”と称して、備品倉庫で教師に無理やり強姦され、さらには自分の精子を舐めるように言われ……。その事実を知った生徒たちにも輪姦されるようになってしまい、実質性欲処理機として扱われるように。

跳び箱に括りつけられて後ろから突っ込まれちゃう描写は学生モノならでグッときました(※犯罪です)。

他には電車の中でさながらAV撮影のような集団レ〇プがあったりと、輪姦好きならたまらないシチュエーションが続々登場。
泣いて嫌がりながらもイキまくってしまうエッチな男の子が見たい！ という方は是非!!!!!

 

 
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STORY
比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。竹蔵は兄に欲情していた。ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。

◆名作ポイント
目隠しエッチがエロい！ 近親相姦という禁断のタブーに手を出してしまった兄弟の愛を描いたダークストーリー。上下巻セットになっているのですが、物語の終盤にいくにつれて、どんどん話の深みが増していきハラハラドキドキ、暗さに押しつぶされそうな展開が続きます。

単なる近親相姦だけではない、その裏に隠れた心情をストーリーの中に細かく巡らせる中村明日美子先生、流石です。今回ご紹介した作品の中では、一番ライトに読める作品だと思いますので、黄昏属性の方にもオススメです！

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いかがでしたでしょうか。今回は闇のBLファン向け名作5選をお届けしました！

ずっしりとした読後感の作品が多く、何だか読むのに覚悟が要りそうだなぁ……と思われるかもしれませんが、それだけ没入できる名作ばかりということ請け負い。いつもとはちょっと違ったBLが読みたい、キツ目のエロが読みたいなど、刺激を求めている方にもオススメです！

毎日の筋トレと、敢えて辛いBLを読んで精神に負荷を掛ける「心の筋トレ」で、身も心もムキムキになりましょう♪