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\受けの羞恥顔が見たいBLオタク集まれ/
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2021/06/27 12:00
今からちょうど10年前、2011年のBLコミックスと言えばみなさんはどの作品を思い浮かべますか? なにも思い浮かばなかった方はちるちるの詳細検索で発売日2011年を検索してみて下さい。ずらりと並んだ神作の数々に、懐かしさと萌えの記憶がよみがえり、あなたは五体投地で信仰告白することでしょう。え、私ですか?(検索中……)「好きい゛いぃぃぃ!!!」
……五体投地はともかく、読む機会を逃したまま10年経ってしまった名作、きっと誰にでも何作かはあるはず!! 筆者にも大量にあります。
「当時面白そうだと思ってたけどそういえば読んでなかったな」「最近BL作品にはまったから10年前の作品はなかなか読む機会が……」という方々、この機会にぜひ履修しましょう。
10年経っても本棚のレギュラーポジションを譲らない。そんな不朽の名作を読まないなんて勿体ない!
そんなわけで、今回は今年から10年前となる2011年発売の作品で、ちるちるレビューランキング上位の作品をいくつかピックアップしてご紹介致します♪ どれも言わずと知れた名作ばかりなので、既にお読みになった方も多いことでしょう! そんな方々は10年前に想いを巡らせ、存分に五体投地して頂ければと思います! 未読の方はぜひぜひこの機会に作品をチェックしてみてください♪
1位
ーSTORYー
大学の同級生でバイト先も一緒の友人・鮫島くんに告白され、足の指まで舐められた笹原くん。スルーを決め込めばちゃんと自覚しろなんて強気で攻められ、受け入れようとすればヘタレで逃げ出す鮫島くんに、もう笹原くんはイライラドキドキムラムラ……!?ドタバタな2人が賑やかに贈るハッピーラブコメディ、cabの人気連載作が待望のコミックスになって登場!
【おすすめコメント】
ラブコメが好きか? ならば腰乃先生の作品を読みなはれ。ラブコメ好きならみんな知ってる! 腰乃先生の『鮫島くんと笹原くん』が2011年のレビューランキング第一位でした~!!
スピンオフ『新庄君と笹原君』と併せて大人気の本作、腰乃先生節が炸裂です。登場人物たちがラブコメらしくてんやわんやするのみならず、軽快なギャグと精緻な心理描写に、読者も笑ったり萌えたりてんやわんや。
そしてこのカップル、攻めが押せ押せと見せかけて、受けが受け入れる態度を見せ始めた途端にビビり始めるほんわか設計! 鮫島ぁぁ! 君は小動物なのか? 身長高い系の小動物(概念)なのか?? 笹原君がせっかく作ってくれたアタックチャンスも、ヘタレに変貌した鮫島君の手によってクラッシュされてしまいます(笑)。恋愛のこそばゆさ、むずがゆくなるほどのトキメキを感じる一冊です!
4位
ーSTORYー
自宅がラブホテルの万(よろず)は、ある日AV撮影の為に やって来た監督の十亀(とがめ)と出会う。初日から男優と間違えられたりズボンを下ろされたり、とにかく印象は最悪! しかもゲイだと公言す十亀が弟の悟と仲良くなっていくのが気になってしょうがない。心配した万は十亀を弟に近付かせない為に、ある行動をとるのだが…。ラブホテルを舞台に、2人の物語が今動き出すーー!
【おすすめコメント】
「COLDシリーズ」や『檻の外』など、読者の心を打ち砕く数々の作品を輩出する木原音瀬先生と、『センチメンタルガーデンラバー』や、数々の小説の挿絵を担当されている小椋ムク先生の嬉しすぎるコラボ! 地球に生まれて良かった~(拝)!!
ラブホテル「キャッスルマンゴ―」を父親から受け継いだ高校生の万(よろず)と、そのホテルを撮影で使用することになったAV監督の十亀。出会い頭にズボンを下ろされた万の十亀に対する第一印象は最悪。しかし、十亀はなぜか弟に興味を持っているよう。そこで兄の万は、十亀を弟から遠ざけるために、嘘の告白をするのです……!!
嘘から始まった2人の奇妙な関係はいったいどこへ行くのでしょうか……。
無愛想で昔から弟に比べて可愛げがないと言われてきたしっかり者の万と、なにやらワケアリっぽい十亀。責任感が強すぎるがゆえにうまくいかない万をさりげなくフォローして甘やかしてくれる十亀の優しさが染みます! 不器用で危うい恋路に、じれキュンしてください♪
6位
ーSTORYー
松田夏樹・大学2年生…ゲイ。付き合っている男に突然結婚すると言われ、年下の男に唐突に「カレー部入んない?」と誘われた。寂しさも哀しみもカレーが大好きなアイツが現れてから少しずつ幸せへと形を変えていく---。すごく甘くてちょっぴり可笑しいコマノ&夏樹シリーズほか10年振りに訪ねてきた同級生とのひと夏を描いた『世界の終わりのなつもよう』を収録。コマノと夏樹のラブな描き下ろしも収めた極上の逸品?
【おすすめコメント】
台詞ナシのコマがとんでもなく饒舌な秀良子先生の作品。シリーズでは『STAYGOLD 』が有名ですが、『リンゴに蜂蜜』も例にもれず言葉にできない気持ちを、台詞ナシのコマでビシビシ伝えてくれます!! セリフなしのコマが饒舌すぎて、読者はテレパシー並みに登場人物の気持ちを受信することでしょう。
付き合っている男に結婚するけど別れたくないと告げられ、やりきれない気持ちの夏樹。そんな彼に、こともなげに真っすぐ告白するノンケのコマノの甘い青春の一幕を描いた表題作。やっとつかんだ愛を中途半端に砕かれて静かに泣く夏樹の悲しさもあいまって、軽々と壁を飛び越え愛を伝えるコマノが救世主に見えた人も多いのではないでしょうか……!!
2作目は、「世界が終わるまえに会いたい人」として、10年ぶりに同級生のを訪ねた会社員の、遠くて淡い想いのお話です。どちらも悲しさの中にさえ日差しを感じる読後感の暖かな作品です。作品の醸し出す雰囲気にどっぷりつかりたい方、ぜひお読みになってみて下さい。
8位
ーSTORYー
高校生の津田は、ある日、席替えで無口で無表情な遠藤と席が前後になった。ささいなきっかけから交流が生まれ、今までまったく知らなかった遠藤が見えてくる。ほくろ、首、髪、ちょっとした表情の変化。けれど、もともと他人への関心が薄かった津田は、近付く遠藤との距離に焦燥感を覚え……
【おすすめコメント】
『夜空のすみっこで、』『くらやみにストロボ』などでもおなじみのハヤカワノジコ先生! 本作でも、先生の水彩画のように淡くて繊細なタッチと、大胆に書かれた効果音がさく裂!! 男子高校生の何気ないやりとりなのに、どうしてこんなに幻想的なの……!? ページを開いたその瞬間、情緒的な物語の世界に浸ることができますよ♪
もさもさメガネの遠藤君は、無口で無表情。だから途中までは遠藤君が何を考えているのかわかりません。そして対する津田も、口数が少なく他人とあまり深くかかわらない性格。どこかおっかなびっくりな2人なので、ゆっくり繊細に関係性が進展していきます。このゆっくり手探り、急激に距離が縮まると戸惑うという関係の青さが胸キュンポイントです……!!
無口で無表情な遠藤君ですが、津田が絡むと段々色々な表情を見せてくれます! そして、不良で他人に深くかかわってこなかった津田もまた……。心を通わせてからの2人の表情・態度にはニヤニヤしてしまうこと間違いなしです!
11位
ーSTORYー
恋人のみいくんの元へ意を決して上京してきた、天然どさんこボーイの「恵ちゃん」。エセポルノ小説家でもある「みいくん」が管理人をする『またたび荘』が愛の巣になると思ったのに、個性的な住人たちに囲まれてなかなかラブラブ空気になれず。みいくんも恵ちゃんとのHの機会を狙うのだが・・・。
【おすすめコメント】
「1巻目2011年だったか~!」と調べつつ思わず呟いた本シリーズ、現在シリーズ合計7冊が出版されています。みいくんが管理人を務めるまたたび荘を拠点に、天然な恵ちゃんと、モテ男みいくん、そして個性豊かな住民たちが登場。愛を育んだり、邪魔されたり、ドタバタほっこりなお話です。
6年ぶりの再会でイチャイチャしたいはずなのに、いかんせんフレンドリーな住民が多くてなかなかうまくいかない2人。しかし、たまにお邪魔虫になる住民たちも、とても明るくて暖かい存在なんです♥
変わらず天然ピュアっ子な恵ちゃんと、6年間で恵ちゃんの知らない交友関係を広げているみいくん。ちょっぴり変わってしまった部分もありますが、2人のラブは変わりません!
ちょっぴりいじけたり、すれ違ったりしても、しっかり話し合える。そんな余裕を感じる2人の絆は伊達に6年遠距離恋愛していないなと感じさせてくれます。日常の小さな事件をぴょこぴょこ乗り越えていく2人をほのぼのと見守ってください♪
14位
ーSTORYー
「離せ…誰か来たら…」
「無理 これ以上中断すんの無理」
放課後の教室、それまでろくに話したことのなかったクラスメイトが2人きりになった。
陸上部の沢木と帰宅部の水谷。
誰もいない教室で、沢木が仕掛けた強烈なキスから関係は始まる。
密室の保健室、図書室、自宅、修学旅行……。
2人はおそるおそる、しかし濃密に恋を深めていった。
高校生男子による、心騒がす秘密のカップルストーリー!
担当記者:ふろまる |
コメント3
匿名2番さん(1/1)
ここらへんからマーブルコミックスが気になり始めたんじゃなかったかなぁ
当時なんとなく異質なレーベルってイメージがあったような…個人の感想ですが
匿名1番さん(1/1)
まだ10年かぁ…
腰乃先生の登場は何か転換期だった気がする
うーゆむさん
放課後の不純シリーズがBLにはまるきっかけでした!紙でシリーズ持ってます。
あ~っ読み返そう!