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ちるちるユーザーの実態はいかに⁉ ライトオタク層との守備範囲を比較

2021/06/24 12:00

商業BL好きなのは既知の事実!では、他への関心は?



BL情報のチェックを日課としているちるちるユーザーの皆さま。
皆さまの作品レビューのクオリティは素晴らしく、素敵なキャッチや、作家さま・キャラクターへの愛がひしひしと伝わってくる文章など、いつも参考にさせていただいています!

そんなBLへの愛が底なしのユーザーの皆さまですが、オタク的守備範囲は、ライトオタク層とどう違うのでしょうか。
今回はちるちるユーザーとライトオタク層、それぞれに回答いただいたアンケートをもとに、ちるちるユーザーの実態を探っていきたいと思います!


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ライトオタク層
2021年5月にinfoQにて漫画、アニメを観ている方で、月に500円以上消費している方をスクリーニングして実施
回答人数:400人

BL好き層
2020年11月にちるちるサイト内にて実施
回答人数:1045人
***


商業マンガ以外への関心は?

 
┃二次創作にアニメ、BL要素を少しでも吸収できるものにはライトオタク層よりも敏感

pixivやツイッターにあふれる二次創作の数々。
原作が終了しても、その後も持続的に作品の世界観を楽しめるという特徴があります。
商業BLを網羅しているであろうユーザーの皆さまは、二次創作も読まれるのでしょうか。


「よく読む」の声が多数! なんといっても、二次創作はBLの宝庫♥
特に最近は、SNSで二次創作を見かけることも増えましたよね。ツイッターを見ていると、世の中BLファンで溢れていることがわかります。ありがたや……。
原作と二次創作、一粒で二度おいしい♥ を味わえるのが我々の特権でもありますよね。

また、ちるちるでは以前、商業BL好きと二次創作好きの違いを分析した記事をアップしたところ、とても大きな反響がありました。
気になる方はよければこちらも併せてチェックください♪


二次創作といえば、アニメ化されたのちに盛り上がりを見せることが多いですが、マンガは読むけど、アニメは見ない……なんて人もいますよね。
筆者もコロナ以前はそのタイプでしたが、『鬼滅の刃』の波に乗ってみたところ、ずっぽりと沼にハマり、そこからは怒涛の速さであらゆるアニメを視聴。
今では原作と二次創作を行き来する日々を過ごしています……。

コロナ禍でアニメの需要の高まりが目覚ましいですが、皆さんはどのようなアニメを見ているのでしょうか。


ライトオタク層には、『鬼滅の刃』が圧倒的な人気を誇っています。
2位以降は、『名探偵コナン』『呪術廻戦』『進撃の巨人』が続きました。

一方、ちるちるユーザーには、『鬼滅の刃』はもちろんのこと、『ユーリ!!!on ICE』や『BANANA FISH』といったメインのキャラクター同士のブロマンスが特徴的なニアBLともいうべき作品が好まれています。

男同士の熱い絆にグッとくるBLファンはやはり多いんですね…!
ヒットの裏には、BL好きのこうした盛り上がりがあるのでは……?と考えずにはいられません。

2次元、2.5次元、3次元ーーどこまで詳しい?


┃声優には敏感、アイドル・2.5次元俳優にはあまり興味なし

マンガ、アニメ、と順番にハマっていけば、次は必然的に声優では?
「この声、他のアニメでも聞いたことある!」「この声優さん、これにも出てるんだ!」 と思う瞬間がありますよね。

今や声優をテレビで見ない日はないといっても過言ではないほど、声優人気が盛んですが、ユーザーの皆さまの関心はどうなのでしょうか。

※ライトオタク層に関しては、ちるちるユーザーと質問系統が少し異なるため、回答は参考程度になります。

 
ライトオタク層は、ほとんどが「声優には興味がない」と回答。
声優に詳しくない人でもおそらく聞いたことがあるイケボの持ち主、津田健次郎さんや宮野真守さんが人気なのには納得です。

一方のちるちるユーザーの回答、グラフの横棒線がほぼ全選択肢から伸びに伸びております‼
この結果はやはり、若手男性声優の登竜門ともいわれるBLCDの影響が大きいのでは!
BL作品への出演が多い斉藤壮馬さんや森川智之さんの人気はさることながら、ライトオタク層にも人気の津田健次郎さんや宮野真守さんも人気なことには、BL/非BL作品両方への関心の高さ・守備範囲の広さがうかがえます。


こうした声優への関心の高さは、アニメやBLCDなど、ユーザーの皆さまが日頃からアンテナを張っている2次元のジャンルであることが大きな理由だと考えられます。

では、2.5次元・3次元はどうでしょうか。



原作マンガのアニメ化がヒットすれば、舞台化されることも多いですよね。
そこで原作のキャラクターを演じるのが舞台俳優いわゆる2.5次元俳優ですが、そこへの関心はちるちるユーザー・ライトオタク層ともに低い模様。

原作への愛が強いからこそ、2次元の実写化には抵抗のある人も多いはず。
ただ、2.5次元もハマれば沼も沼、底なし沼であることは間違いありません。
それを恐れて手を出せていない……なんて人もいるのでは?


続いては、3次元・アイドル編です。


こちらも2.5次元同様、ちるちるユーザー・ライトオタク層ともに関心は低め。
アイドル熱は10代で冷めた……という人もいれば、20代に入ってから再熱、もしくは目覚めた! という人もいると思います。
筆者は完全に前者で、今では2次元にしかときめかないんじゃないかと思うくらい、3次元に疎くなっています(笑)


非BL作品で重視するのは?

 
┃ドラマや少女漫画ではサバサバした強い女性主人公が人気

好きなアニメからは、BL好きらしい結果が見られたちるちるユーザーですが、ドラマや少女漫画の好みからは何が見えてくるのでしょうか。




ちるちるユーザー・ライトオタク層ともにドラマも少女漫画もまず「見ない」「読まない」という人も多いですが、人気のラインナップを見るとある共通点が見えてきました。
下記は、ドラマ・少女漫画それぞれの上位4作品です。

ドラマ:「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」「SPEC」「花ざかりの君たちへ」
少女漫画:「ヲタクに恋は難しい」「ちはやふる」「NANA」「となりの怪物くん」

これらの作品の主人公の女性・女の子はみんな、サバサバしているもしくは強気な性格
ストーリーの面白さはもちろんのこと、メインキャラクターにいかに感情移入できるかが重要なポイントですよね。
多くの人は、芯がしっかりしていて、自立しているヒロインに共感を覚えるのかもしれません。


好きなものにはどう向き合う?


┃出し惜しみはせず、後悔もしない。一途にスキを追い続ける

マンガもアニメも声優もアイドルも……オタクジャンルはハマれば沼。
ただ、沼れば沼るほどその分出費も多くなりますよね。
皆さんは1ヶ月平均で趣味にどのくらいお金を使っているのでしょうか。


ライトオタク層は1000円~5000円が圧倒的に多いですが、対するちるちるユーザーは5000円~5万円までの回答数が大差ないことに驚きです!
好きなことには出し惜しみはしない、そんな人が多いのかもしれません。


一度ハマれば容易には抜け出せないオタク沼ですが、いつかはその熱が冷める日が来るかも?
そんな時、それまで費やした時間とお金についてどう考えますか?


基本的に「なんとも思わない」人が多いですが、ライトオタク層との違いでいうと、ちるちるユーザーは「今までつぎ込んだことを誇りに思う」人が多いこと!
作品や推しがもたらしてくれた幸福感はもはやプライスレス⁉


ここまでで、ちるちるユーザーの実態がなんとなく見えてきたでしょうか。
では、ズバリ! どのタイプのオタクなのでしょうか?


一目瞭然! 何より作品を読むことが好きなことが分かります。
二番目に多かったのが、「好きなものについて他の人と語り合いたい」という回答。
BLというジャンルはなかなか身近な人と共有しずらい部分がありますが、素敵な作品と出会えた時はやっぱり誰かと共有したいですよね。
ちるちるがユーザーの皆さまにとって共有の場になっていれば嬉しいです♥


***


ライトオタク層との比較からちるちるユーザーのオタク的守備範囲を探ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
筆者個人的には、BL好きとしてとても共感できる結果で、ちるちるユーザーの皆さまのBL愛が再確認できました。
最近は、国内でもBLのドラマや映画が増えてきており、皆さまの守備範囲もさらに広がるのでは? と楽しみにしております。

担当記者:にく
一途攻め・健気受けへの感情移入が凄まじい涙腺ゆるゆるの夜明けの腐女子。 受けの涙が三度の飯より好きです!

 

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